PCHR(パレスチナ人権センター)
2011年8月16日、火曜日夜、イスラエル占領軍 (IOF) は、ガザ回廊中部、デイル・アル-バラの東、ガザ回廊とイスラエルの間の境界から400メートルにいたアンヌセイラト難民キャンプのパレスチナの子どもを殺した。
遺族は、PCHR実地調査官に、彼らの子どもが精神障害を持っていたと語った。被害者は、禁止を明確に宣言されていない領域にいた。
PCHRにより行われた調査によると、2011年8月16日、火曜日、18:00頃、デイル・アル-バラ北東境界に配置されたイスラエル兵士らは、境界からおよそ400メートルにいたパレスチナ人に発砲を開始した。その結果、彼は頭と胸に10発の弾丸を受け負傷した。
彼は、いかなる応急処置も提供されず、負傷したまま放置された。イスラエル国防軍との調整がなされた19:20頃、医療クルーは、遺体を回収することができ、デイル・アル-バラのアル・アクサー受難者病院に運ばれた。
4時間後、子どもは、アンヌセイラト難民キャンプのサド・アブダル・ラヒム・マフムード・アル-マジュダルウェイ、17歳と特定された。彼は、10発の実弾で、ほとんど頭を撃たれていた。PCHRへの証言で、被害者の父親は、彼の息子が精神障害と発語障害を被っていたと語った。
(略)
PCHRは、この犯罪を非難し懸念を表明し、そして:
1. これら犯罪が、パレスチナ民間人の命の完全な軽視を反映する、被占領パレスチナ領域でイスラエル占領軍により犯された一連の戦争犯罪の部分と断言する。
2. 国際社会に、そのような犯罪を終わらせるため即刻行動を起こすよう求める。(略)
全文:International Middle East Media Center