2011年08月25日

大使:イスラエル-エジプト関係はまだ緊張

2011年08月24日

ベツレヘム (Ma’an) -- ラマッラのパレスチナ自治政府駐在エジプト大使、ヤセル・オスマンは、水曜日、先週のエジプト兵士5人の殺害後、エジプト-イスラエル関係に、まだ緊張が存在すると語った。

「わたしたちは、明確で堅固な謝罪と、将来にそのような行動を繰り返さないという保証を望む」と、彼は語った。

イスラエル国防相、エフード・バラクとシモン・ペレス大統領が、事件に遺憾を表明しただけでは充分でないと、エジプト内閣は語った。

エイラートの攻撃は、エジプトと関係なく、調査は両サイドで進行中と、オスマンは語った。

エジプトが、ガザ回廊で大規模作戦に着手することを、イスラエルに「禁じた」と、彼は付け加えた。

「エジプト側は、エイラート作戦後、イスラエルが報復する意図を感じ」たので、エジプトは、作戦遂行は許しがたいとの強いメッセージをイスラエルに送った。

(略)

全文:Ma'an News Agency
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アッザッハル:「ガザ攻撃の口実として使われた」エイラートの攻撃

2011年08月24日

ベツレヘム (Ma'an) -- 木曜日の南イスラエルでの一連の発砲攻撃が、ガザ回廊を攻撃する口実として使う「あいまいな作戦」の部分だったと、ハマース上級指導者、マフムード・アッザッハルは、水曜日、語った。

イスラエルは、ガザの闘士たちが、イスラエル人8人を殺したエイラート近くの攻撃に責任があると語った。

イスラエル軍用機は、即刻、2歳の幼児と、暴力の陰にあると言われた集団 -- 民衆抵抗委員会闘士5人を含む、6人を殺したガザ南部の標的を攻撃して、応答した。

(略)

イスラエル軍が、エイラートで攻撃者5人を殺したと言うが、彼らのアイデンティティを明かしていない、のは、通常ではないとアッザッハルは言及した。

「今までのところ、彼らが誰でどこから来たのか、わたしたちは知らない。イスラエルは彼らの写真も、あるいは、彼らがそうした作戦で通常するように、殺されたイスラエル人の写真も発表していない。

(略)

全文:Ma'an News Agency

 つまりこういうことだろうか、ガザからネゲヴに打ち込まれるロケットには、反政府デモを鎮めるだけのインパクトがないから、イスラエルが「自作自演」した。外部からの攻撃者などいなかったと知っていたかもしれないエジプト軍高官を、イスラエル軍が、攻撃者追跡を装って殺した。
 民衆抵抗委員会も、「見事な手際で讃えたいけれど、残念ながら、ぼくたちの仕事じゃない」といったニュアンスの、エイラート攻撃否認だった。屋外刑務所、ガザにいて、エイラートの、イスラエル軍兵士を運ぶバスのルートや時間まで知っている筈はないと思ったけれど...
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エジプトがエイラート攻撃の陰にあると考えられる3人を特定し、ガザとの休戦開始

2011年08月23日火曜日
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies

エジプト当局が、沿岸都市、エイラートの木曜日の攻撃の陰にいたと考えられる男3人が特定され、彼らのひとりは、シナイで弾薬工場を所有する逃亡者と述べたと、カタール拠点のアルジャジーラは報じた。エジプト調停の休戦は、月曜日に発効。

拘束された3人が、非合法活動と攻撃で、エジプト公安部隊により指名手配中の逃亡者と、アルジャジーラは付け加えた。

イスラエル人8人の死につながった攻撃に続き、イスラエルヘリコプターは、エジプトとの国境を越え、エジプト人兵士5人を殺す、ミサイル2発を発射した。

イスラエルは、ヘリコプターが、攻撃に責任あるものを殺す試みで、エジプト領土に入ったと主張した。

イスラエルの攻撃は、エジプト政府が、テルアヴィヴ駐在大使を撤退させると迫る一方、カイロでの、ことさらイスラエル大使館前での大規模抗議につながった。

しかし、イスラエル日刊誌、Haaretzによれば、イスラエル防衛省筋は「イスラエルが、テロ攻撃で、エジプトを失うべきでない」と述べ、「これら攻撃が、エジプトとの関係を害するのに成功するなら、それはテロリスト集団の勝ちとなる」と付け加えた。

一方、エジプトは、イスラエルとガザのパレスチナ党派の間の休戦を調停し、民衆抵抗委員会が、停戦を引き受ける旨を宣言した後、月曜日真夜中に発効する。

(略)

全文:International Middle East Media Center

 つまり、民衆抵抗委員会は、エイラート攻撃に関与していなかった! まあ、イスラエルはどんな証拠も持ってはおらず、米国が、証拠もないまま、9.11で、オサマ・ビン・ラディンが「犯人」と言い続けたことと似ている。
 ところで、ビン・ラディンが、2001年、ドバイの病院で亡くなったとのかなり信憑性の高い証言があるらしい。CIAの「オトモダチ」もドバイの病院に見舞ったとか... とすると、ホワイトハウスで、オバマやクリントン、軍高官たちが見ていたとされるビン・ラディン暗殺の現場映像は、実際、ディズニーのアニメーションだったかもしれない。あまり退屈なフィルムで、クリントンはあくびをかみ殺すのに、口元に手をやった。ビン・ラディン暗殺の証拠写真が、「その映像」でなく、「その映像」を見ている人たちというお粗末さ。劣化した世界に生きているね、わたしたち。
 ところで、をもうひとつ、停戦協定発効後、既にイスラエルはガザを攻撃している。まあ、いつものことと、言われればそれはそう。停戦協定などあるのかないのか...
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