David Arnold
国連難民救済事業機関 (UNRWA) は、西岸、ガザ、近隣アラブ3ヵ国を通して広がる難民キャンプに住む、およそ500万人の故国を追い出されたパレスチナ人のため、700の学校、137の診療所を運営する。
しかしながら、米国下院議員らが審議中の法案は、パレスチナと、パレスチナ自治政府による国家としての承認要請努力を支援するあらゆる国連組織への援助を断つだろう。仮に議会とホワイトハウスにより承認されるなら、法案は、UNRWAの年間資金を概算で25パーセント削減するだろう。
第三者幾人かによれば、それは、パレスチナ自治政府最強の反対者、イスラエルさえもが取らない措置である。
「それは、イスラエル国にもまた、非常に有害だろう」と、UNRWAアメリカ友好議長でエルサレム駐在米国大使館(?:米国大使館はテルアヴィヴ、領事館も大使館の管轄下といった意味かもしれないし、エルサレムをイスラエルの代名詞として使っているなら、紛らわしすぎる表現)使節の元チーフ、フィリップ・ウィルコックスは語った。西岸の占領軍として、例えば、イスラエルが「国際法下、これら事業を提供」しなければならないだろうと、ウィルコックスは語った。
予算削減はまた、現在キャンプが建設された国各々に重い負担を課すだろう。ヨルダンだけで、およそ200万人のパレスチナ難民が現在、UNRWAによる事業を受けている。
議会の多くが、承認増加を求めるパレスチナの訴えへの不承認を言葉にしたが、ニューヨークタイムズは、木曜日、承認を支持する下院議員、キース・エリソンによる特別記事を掲載した。
エリソンは、彼の見解記事発表直後、VOA(Voice of America)に「資金切断は、まったくのところ狂気の沙汰としか思えない」と告げた。
(略)
全文:Voice of America