2011年10月07日

西岸で入植者何十人もがイスラエル国防軍パトロールを取り囲み兵士らを攻撃

2011年10月06日

Shilo近くのイスラエル国防軍 (IDF) パトロール車輌がバリケードに閉じこめられる:高官が「一線を踏み越えた」と呼ぶ入植者らと兵士らの衝突。
Anshel Pfeffer

水曜夜、Shilo入植地近くで、ユダヤ人入植者何十人もが、バリケードを設置し、IDF車輌を取り囲み、肉体的にIDF兵士らを攻撃した。

事件は、Gal Yosef違法前哨基地が撤退させられるらしいとの噂が広められた後、始まった。およそ午後9時、入植者らはバリケードを組み立て、彼らの車で前哨基地入口を塞いだ。

現場に到着したIDFパトロール車輌は、入植者らに通過を妨害された。兵士らは戻ろうとしたが、他のバリケードに止められた。

車輌はその後、近くの入植地の若者数十人に取り囲まれた。兵士らが車輌を通過させるよう頼むと、兵士のひとりは、顔にパンチを食らい、両方の間での暴力的衝突に駆り立てた。現場に呼ばれた兵士らは、攻撃者のひとりを拘束したが、彼は逃げ失せた。

IDF上級司令官は「軍は、この事件を一線を越えたと看做し、兵士らに対する暴力に関わった入植者らは、警察により、すぐ逮捕されるだろう」と語った。

(略)

全文:Haaretz.com
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2011年10月06日

AIPAC取り巻きがパレスチナ援助切断を要求

2011年10月03日
MJ Rosenberg

下院のAIPAC取り巻き連は、現在、合衆国のパレスチナへの援助切断を要求している。その理由:パレスチナが、イスラエル首相、ベンヤミン・ネタニアフとの実りない交渉の継続より、国連に頼ることで、イスラエルに対して、彼らの不当に対する不満を正すよう求めたから。

Haaretzによれば、有力な国会議員2人が実際、「君のスープはない」とパレスチナに伝えるため、国連に行進した。

(略:議員発言のHaaretz記事からの引用)

(Gary) Ackerman(ニューヨーク州選出民主党議員)は、対外援助を扱う歳出小委員会の地位にある民主党員、Nita Lowey下院議員(ニューヨーク州選出)を同伴した。再びHaaretzから:

(略:これも下院議員の寝言のような発言に関する記事、クリントンがいつも言っているようなこと)

パレスチナは現在、合衆国から、パレスチナ自治政府が、増大するテロとの闘いの能力、政府の給与支払い、人々の扶養と医療提供を含む多数のプログラムに使用する5億ドルを受け取る。次の米国政府の表は、わたしたちが提供する援助がどのように費やされるか正確に示す(言うまでもなく、すべてのダイム(10セント硬貨:訳注)は徹底的米国政府監査下に入る):

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しかし、Ackerman、Lowey、そして多数の民主党同僚らは、金の切断を望む。(明らかに、殆どの共和党員もそうだが、彼らは一般に殆どの対外援助に反対で、彼らは偽善の罪でなく、強欲の罪でのみ有罪である。)

国連に行くなとの我々の要請を無視したので、パレスチナ民衆を罰したい民主党員らが、イスラエルへの援助のわたしたちの35億ドルを、1ドルでさえ削減しようと脅したことがないことは言うまでもない。

イスラエルは繰り返し、入植凍結、ガザ封鎖緩和、入植者らによるパレスチナ人虐待の停止といった米国の要請を拒絶してきたが、抗議の言葉をささやく議会もない。

(略:長いので)

ここに、Ackerman/Loweyイニシアティヴの最たる狂気がある。援助切断が、国防長官、レオン・パネッタにより反対されたばかりでなく、イスラエル政府によっても反対される。実際、アビグドル・リーベルマンのイスラエル外務省は、9月18日、報告書を発表して曰く:(報告書引用省略)

そうすると、援助切断を支援するのは誰か? Ackerman/Lowey努力の背後にいるのは誰か?

答えは簡単:AIPAC。(略:長い)

(大幅に省略して、以下、結論)

それは、ロビーがサウジアラビアについて言うのを好むことをわたしに思い起こさせる:「油が尽きた時、彼らは何をするのだろう?」新世代が全面に移り、金が他のどこかに向うとき、AIPACは何をするのだろう?

全文:Political Correction
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2011年10月05日

投獄の立法府(国会)議員は追放司法取引を拒絶

2011年10月04日(火)
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies

拘留のエルサレムの立法府議員、アフマド・アットゥーンは、彼の解放と交換にエルサレムから追放するイスラエル裁判所の申し出を拒絶した。彼はまた、(エルサレム)市に戻らないと述べる文書への署名も拒絶した。

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アフマド・アットゥーン立法府議員

Safa通信社によれば、アットゥーンの事件での弁護団のひとり、ファディ・アルカワスミ弁護士は、イスラエル検察当局が、裁判手続すべての終了まで、アットゥーンの拘留延長を要求したと述べた。イスラエル検察当局は、エルサレム住民、アットゥーンが「違法にイスラエルに入った」と主張する。

アルカワスミは、弁護と検察の論争公聴後、イスラエル裁判所が、アットゥーン釈放を決定し、50.000シェケル(100万円)の保釈金を命じたと付け加えた。

裁判所はまた、アットゥーンが、イスラエルの許可なしに、あるいは高等裁判所が都市への入域を許すと決定するまで、エルサレムに入らないと述べる宣誓供述書に署名しなければならないと裁決した。彼はエルサレム出身であり、そこにいる法的権利を主張し、この条件を拒絶した。

(略)

全文:International Middle East Media Center

アーカイヴ:アットゥーン議員が誘拐で心不全を被った(10月01日)
     :軍がパレスチナ議員のエルサレムの家屋に乱入(02月18日)

 国際法違反の、イスラエルによるエルサレム併合以前から住んでいるのに、イスラエルに違法に「入った」なんて言われても困るけど、言う方も言う方、含羞がない。わたしにはとても言えない、赤面しちゃって... パレスチナ立法府議員に居住されていては、イスラエル併合の「正当性」が疑われるということだろうけれど、そもそも正当性のないことをイスラエルは一貫して進めてきたのだから。
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パレスチナ自治政府:入植者暴力は「行き当たりばったりでない」

2011年10月03日

ベツレヘム (Ma'an) -- パレスチナ農地に対するイスラエル入植者攻撃は「イスラエル政府により大目に見られ支持される」と、パレスチナ自治政府報道官、ガッサーン・ハティブは、日曜日、語った。

土曜夜、ナブルスとヘブロンに近い村々への入植者攻撃で、オリーヴ樹500本以上が燃やされ根こそぎにされたと、政府声明は述べた。

ハティブは、事件が、パレスチナ人たちへのイスラエル入植者らによる暴力の激化増大に続いたと語り、イスラエル政府の「行動の機能不全が、入植者らに法支配を適用することの無視を示す」と付け加えた。

「これら犯罪で責任を問われるイスラエル入植者の報告された判例はこれまでなかった」とハティブは語り、9月に、西岸の農地で、オリーヴ樹とブドウ、3000本、83ドゥナムが燃やされ、40ドゥナムが(汚水で - 訳注)氾濫させられたと、入植者の破壊をリストにした。

パレスチナ農夫たちが、やってくるオリーヴ収穫の季節のため準備に入ったとき、「入植者らの破壊の季節が、その前に始まった」と、ハティブは語った。

「これらは行き当たりばったりの事件でない」と彼は、彼らがパレスチナの土地を破壊している一方、イスラエル政府の入植者らへの完全な刑罰免除と軍隊による保護の提供を非難して付け加えた。

原文:Ma'an News Agency
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2011年10月04日

警官は活動家たちを攻撃した入植者の間で確認された

2011年10月03日月曜日
Yossi Gurvitz

Anatotの攻撃者らのひとりが、入植地に住む警察取調官、Yossi Ben Arushと確認された。警察:誰か訴えるなら、国内業務が調査するだろう

入植者大集団が、2つのケースで、パレスチナ・イスラエルの平和活動家を攻撃する、異常に暴力的事件が、先週末、Anatot入植地で起こった。暴力は、活動家たちにより、十分に記録された。最初の攻撃は日中、後のは、活動家たちが抗議のため入植地に戻った夜に起こった。二番目の攻撃で、この人は顕著だった:

(画像は原文で:転載禁止がかかっているのか掲載できない)
警官で入植者、Yossi Ben Arushが抗議者を攻撃する。 (Photo: Activestills)

(略)

全文:+972
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入植者らがヘブロン近くで「羊150頭を盗む」

2011年10月01日

ヘブロン (Ma'an) -- 武装したイスラエル入植者らが、西岸南部、ヘブロンの南の羊飼いたちから、羊150頭を強奪したと、民衆委員会指導者は語った。

民衆委員会事務局長、アズミ・ソユーヒは、Ma'anに、アッダヒリーヤの東の入植地、Shimaの居住者たちが、ファリス・サマムラ所有の羊を盗んだと伝えた。

彼らは、羊飼い何人かを攻撃し、その領域に再び来るなら撃つと脅した後、羊をShima入植地に持っていったと、地域職員は語った。

一方、同じ入植地の他の居住者らが、ムーサ・サマムラ所有のオリーヴ樹10本を切り倒したと、ソユーヒは語り、入植者らが、木曜日、同じ現場で樹木45本を破壊したと付け加えた。

ソユーヒは、地元住民が、パレスチナ自治政府農務省南ヘブロン事務所所長、マジディ・アムルの参加を得て、羊の窃盗に抗議する集会を開催したと語った。

国際・イスラエル活動家たちが、集会に参加し、羊が盗まれたエリアに座り込みし、パレスチナ旗を振り、反-入植スローガンを繰り返した。抗議者たちは、その領域に入植者らにより敷設された水パイプラインを傷つけた(土地を盗むために入植者らは何を栽培するつもりだったのだろう - mizya)。

イスラエル警察と民事行政職員らが到着し、赤十字代表が介入した後、羊が解放されたとソユーヒは語った。

(略)

全文:Ma'an News Agency

 赤十字代表の介入がなければ、「イスラエル警察と民事行政職員」が到着しただけでは羊は返ってこなかっただろう。被占領領域でこのような場合、逮捕されるのは加害者でなく被害者だ。

 先週、「報道ステーション」で「パレスチナのパレスチナとイスラエルを取材してきた」と、西岸の難民キャンプと入植地の映像を放映していた。難民キャンプの貧しさ、打って変わって入植地の縫製工場とそこで労働するパレスチナ人たち。入植地に依存して生きるパレスチナ人たち、と、視聴者の目には映ったのではないかと思う。その取材に決定的に欠けていたのは、入植地が、パレスチナ人からの強奪で建設されていることだ。にも拘らずご丁寧に、「我々がやって来たのでパレスチナ人たちも文化的になってきた」との、入植地に移り住んで30年ほどになるという入植者の、使い古されて垢染みた言葉を紹介していた。報道するなら問題を掘り下げて欲しいし、表面的報道しかできないなら、報道しない方がいい、と、わたしは思う。

 入植者らの文化というのは「盗み」の文化なのだ。
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OCHA報告:「家屋倒壊が2011年2倍になった」

2011年10月01日(土)
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies

被占領地国連人道問題調整事務所 (OCHA) は、パレスチナ家屋のイスラエルによる破壊が、2010年の数に比べ、2011年に2倍になったと報告した。

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OCHAは、2010年の290棟に比べ、イスラエルが今年、パレスチナ家屋と構造物409棟を破壊した一方、去年の374人と比べ、今年、パレスチナ人804人が強制退去させられたと報告した。

報告書はさらに、昨年、入植者らにより遂行された同様の攻撃で、パレスチナ人74人が負傷させられたのに引き換え、今年始めからこの報告までに、イスラエル人入植者らにより遂行された別々の攻撃で、パレスチナ人139人が負傷させられたと指摘した。

また報告書は、昨年遂行された202件の攻撃と比べ、今年始めからこの報告日付までに、武装イスラエル人入植者らが、別々の負傷者と資産破壊に結びつく326件の攻撃を遂行したと明らかにした。

報告は、今年の始め以来、イスラエル軍により負傷させられたパレスチナ人の数が、昨年と同じ時間枠で負傷させられた194人と比べ、417人に達したと付け加えた。

2010年の最初の9か月で、パレスチナ人53人が殺された一方、イスラエル軍は、今年の始めからこの報告日付までに、パレスチナ人85人を撃ち殺した。

原文:International Middle East Media Center
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