2011年10月19日

解放された拘束者すべてが今ガザとラマッラ

2011年10月18日(火)
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies

イスラエルとハマース運動間の囚人交換取り引き第1段階で解放されたパレスチナ人拘束者すべては、エジプトに送られた者たちを除き、今、安全にガザとラマッラにいる。この記事は、ラマッラのマフムード・アッバス大統領と、彼の隣りに立つ、ハマース指導者、ハサン・ユーセフのスピーチを含む。

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ガザ回廊 - 拘束者歓迎祝賀 - Still from Al Jazeera

マフムード・アッバス大統領に率いられるラマッラのパレスチナ自治政府は、拘束者の帰宅を歓迎する会議を開催し、彼らを「神と国の自由戦士」と表現した。

アッバスは、イスラエル刑務所の拘束者すべてが解放され、帰宅できるだろうことを望むと語った。

大統領はさらに、拘束者の苦痛と不屈は決して無駄にされないだろうと述べた。

(略)

アッバスの隣りに立って、ハマース指導者、ハサン・ユーセフは、アッバスのスピーチに続き、「まだイスラエル刑務所に収監される兄弟姉妹がいるので、拘束者の解放の幸福と同じだけ、わたしたちは苦しんでもいる」と述べ、パレスチナ人民は、拘束者すべての解放のため常に行動するだろうと付け加えた。

(略)

ガザで、ハマースのイスマイル・ハニーエと、運動と他の党派の政治・軍事指導者それぞれは、ガザに送られた拘束者たちを歓迎し、人民解放のための抵抗闘争と勝利達成を断言した。

一方カイロは、イスラエルが解放合意で要求したので、解放された拘束者40人が、トルコ、カタール、シリアに運ばれるため、カイロ国際空港で非常事態を宣言した。

ラマッラに繋がるBetunia検問所で、イスラエル軍が検問所を封鎖した後、住民何千人もが拘束者の帰宅を歓迎してそこに集まり、衝突が報告されたことは、言及する価値がある。

軍は、赤十字を現場から追い出した直後、住民を立ち去らせるため、廃水砲と催涙ガスを使用した。

イスラエルによりまだ拘束されるおよそ5000人の拘束者がいる;20年かそれ以上拘束されてきた何十人もがいる。

全文:International Middle East Media Center
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2011年10月18日

クルトゥバ校の教師たちは抗議を継続

2011年10月17日(月)
Mais Azza - IMEMC & Agencies

クルトゥバ校の教師たちは、西岸都市、ヘブロンの中央、受難者通り入り口の軍事検問所の前で、まだ抗議していると、Palestine News & Info Agency (WAFA) が月曜日、報じた。

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学校へのアクセスを拒否されての野外授業 - Image from mjdislam.com

教職員は、市民の誰も、アッダボヤ正門の金属探知器とレントゲンを含む通電ゲートで、品位を貶める肉体検査を受けることなしに、その領域に入ることが許されないとするイスラエル軍決定に反対して、抗議している。

校長、イブティサム・アル-ジュナイーディは、イスラエル軍が、上述の決定により、主要道を通って学校に入る教師や生徒たちを妨げていると述べた。

彼女は、教師5人が、検問所前の歩道で授業を開始したと付け加えた。

WAFAはまた、多くの国際活動家たちや生徒の親たちが、教師たちへの連帯で抗議していると報じた。しかしながら、軍が、イスラエル軍連絡事務所から得ることができる抗議を許可する公式書類を持ってくるよう要求して、現場から消え失せるよう彼らに強いた。

原文:International Middle East Media Center

 学校の閉鎖は珍しくない。ことさらユダヤ化を急ぐ東エルサレムでの学校閉鎖は深刻で、通学できない生徒たちが激増している。
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工場主:イスラエル軍が閉鎖のための石塊強奪

2011年10月16日日曜

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(MaanImages/Charlotte de Bellabre, File)

ベツレヘム (Ma'an) -- イスラエル軍が、土曜日遅く、ベイトウマルの石工場を襲撃したと、所有者はMa'anに伝えた。

ブルドーザを伴った兵士らは、ヘブロン地区の村の入り口を遮断するため、大きな石塊10個を没収したと、イッサーム・アブアヤシュはMa'anに伝えた。

彼が介入しようと試みると、イスラエル軍は彼を脅したと、アブアヤシュは語った。

(略)

全文:Ma'an News Agency
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イスラエルが違法入植地計画のためパレスチナの土地950エーカー略奪

2011年10月17日月曜日

パレスチ専門家は、最近発表された西岸南部の違法入植地計画を実施するため、イスラエル政府がエルサレム南部とベツレヘムの土地ほぼ1000エーカーを略奪するつもりと、警告してきた。オリエント・ハウス学会の地図製作者でイスラエル入植地の専門家、ハリール・アットゥフカジは、日曜日、「エルサレム南部にユダヤ人地区を建設する、 [イスラエル] 占領(当局)により発表された入植地計画は、『不在者財産および国有地』として指定された土地と、正教会に属する他の土地を含み、その領域のパレスチナの土地、950エーカーを奪うだろう」と語った。

イスラエル計画は、「ジャバル・アブグネイム入植地を、ベツレヘム統治のワラジャ町の領域で持続されるだろう入植地に達する、Jafat Hamtos、Gilo両入植地に繋げるだろう」と、彼は語った。アットゥフカジ氏は、イスラエルが「ベツレヘム、ベイトサフール・べイトジャッラの都市を、ベイトサファーファ、アッシュアファト、アイン・テューバ、スル・バヘルといったエルサレムの町村から分断するこの土地に、住宅5000戸を建設するだろう」と説明した。彼は、住宅1,700戸が、ベイトサファーファのパレスチナ人に割り当てられるだろうとのイスラエル政府の主張を、「虚偽で欺く」と呼び、嘲笑した。

原文:Middle East Monitor
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権利集団:囚人追放は「戦争犯罪」

2011年10月17日

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囚人、ユーセフ・アブアディの父親、ディーブがラマッラ近くのカフル・ニマの自宅で息子の写真を持つ 2011年10月16日 (Reuters/Mohamad Torokman)

ラマッラ (Ma'an) -- イスラエルによる囚人たちのガザ回廊と外国への追放は重大な戦争犯罪と、権利集団は、月曜日に語った。

イスラエルとハマースは、ガザで拘束された兵士と交換で、イスラエル刑務所の拘束者1,027人を解放する取り引きの一部として、囚人200人以上の追放を合意した。

火曜日に行われると予測される交換の第1段階で、囚人166人ばかりがガザに、40人が第三国に追放されるだろう。

月曜日の共同声明で、囚人の権利集団、Addameerと、法的権利組織、Al-Haqは、取り引きが、1,028家族の祝賀を引き出す一方、交換の様相は「基本的に国際法に歯向かう」と強調した。

違法の追放あるいは移送が、第4ジュネーヴ条約を侵害し「最も重大な戦争犯罪のひとつと看做される」と、集団は語った。

例え囚人が追放に同意しても、例えハマースが取り引きを交渉したとしても、第4ジュネーヴ条約の保護は不可侵であると声明は述べ、パレスチナ・イスラエル党派間の「際立つ力の不均衡」を指摘した。

Addameer所長、サハル・フランシスは、イスラエルが、西岸からガザを密閉して封印してきており、封鎖された沿岸飛び地への追放を、「多くの場合で、別の実刑判決と見なし得る」と言及した。

女性拘束者すべてが解放されるとのイスラエルの合意にも拘らず、少なくとも、女囚8人が取り引きから取り除かれたと、集団は付け加えた。

Al-Haq所長、シャワン・ジャバリンは、「(囚人)解放の前途は、ちょうど囚人1,027人の運命が、その捕獲が、ガザ回廊でイスラエルの封鎖下で暮らす無数のパレスチナ人の権利にさらに逆に影響を及ぼした、イスラエル兵ひとりの釈放に賭けられたように、イスラエルの政治的利益により規定され続ける」と語った。

集団は、「占領に反対するいかなる形態をも有罪とする、イスラエル軍令に基づいて逮捕された;国際的正当手順基準に従わない、イスラエル軍事裁判所により試みられた、あるいは起訴も裁判もないまま行政拘留で保持された;そして、厳しい違法な監禁状態に拘留された」政治犯の苦境への「公平で永続する解決」を要求した。

原文:Ma'an News Agency

 1,027人なのか、1,028人なのかなどと訊かないで、原文通りということで。どの数字が正しいのかなんて調べ始めると翻訳の時間がなくなるので...
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世論調査:「ウォール街を占拠せよ」はオバマやティーパーティよりはるかにポピュラー

Stephen C. Webster
2011年10月13日木曜日

バラク・オバマ大統領の職務遂行、ティーパーティの影響力、「ウォール街を占拠せよ」についての見解に関する、参加者の意見を尋ねた、木曜日、Timeにより発表の世論調査は、全国紙がまだ全くつなぎ合わせていなかった驚くべき新事実を含む:「ウォール街占拠」抗議者たちは、オバマ大統領より高い支持率を持っている。

世論調査の数は、オバマ大統領が、50パーセントの支持しない、6パーセントのどちらともいえないで、僅か44パーセントの支持を持つと示す。それは、「ウォール街占拠」に関するその見解に、「非常に賛成」(25パーセント)あるいは「ある程度賛成」(29パーセント)と述べる54パーセントと対照をなす。

基本的に共和党のポピュリスト運動の試みとなったティーパーティを比較すると、「非常に賛成」が8パーセントのみ、「ある程度賛成」が19パーセントで、27パーセントの支持率に過ぎない。

(略)

全文:The Raw Story
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2011年10月17日

カルキリヤの農夫たちは土地を耕作しようともがき分離壁を通り抜ける

2011年10月15日土曜日
Mikaela Levin
the Alternative Information Center (AIC)

ライラ・タヘル・カドゥーミは、内気で優しい微笑みで、彼女の57年と疲労を隠す。過去2年間、彼女は、カルキリヤ市郊外、分離壁の反対側に位置する家の温室ふたつと農地4ドゥナムで、すべてひとりで働いてきた。

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収穫期、彼女は、温室からトマトとキュウリを100箱以上集めるのに10時間ばかり過ごす。彼女には、その土地に依存する若い息子4人と2家族がいるが、彼女は、毎朝午前6時にゲートを越え、その土地で働き続けるイスラエルの許可を受け取った唯一のひとだ。彼女の夫もまた、越えて働く許可を得る特権を持つが、イスラエル当局が知るように、過去7年間、弱って病気で歩けない。

今年、少なくともオリーヴ収穫期、状況はライラにとって少しよいように見える。彼女の18歳の息子が、母親を手伝う最初の許可を受け取り、イスラエル兵らが、彼女の土地に続くゲート開閉の彼ら自身の行程表をより尊重するようになったように見える。「以前、彼らは、毎日時間を変更しました。時々彼らは、6時か7時、時々は7時半、万一の場合に備えそこで待たなければなりませんでした。彼らは、午前に1回だけ、30分だけゲートを開きます」と、通電フェンス、有刺鉄線とイスラエル軍用ジープからわずか数メートルのオリーヴ畑の真中で、大きなスプーンでお茶をかき混ぜながら、6人の(子の)母親は説明した。

(略:長い)

全文:The Alternative Information Center
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