2011年10月08日

サルコジ:ユダヤ国家について話すなんて馬鹿げている

フランス指導者が「アッバスは政治家だ。ネタニアフは他方、我々をきっと失望させる」と語ったと報じられる

Lior Zilberstein
2011年10月06日

パリ - フランス大統領、ニコラ・サルコジは常に、イスラエルの真の友人と自称してきた。しかしながら、フランス誌、Le Canard Enchaîneで、彼に帰する常ならぬ陳述によれば、彼は明白にパレスチナの側につく。

レポートは、フランス指導者により、先月、国連総会から戻って開催された閣議でなされたコメントを引用すると、Yedioth Aharonothが報じた。

パレスチナがイスラエルをユダヤ国家と認めるようにとのイスラエルの要求に言及して、「ユダヤ国家について話すなど馬鹿げている」とサルコジは語った。「この卓を囲む人びとはカソリックだ、と言うようなものだ。イスラエルには200万のアラブ人がいる」。

(略)

全文;Ynet news.com

 イスラエルでユダヤ人と認められるのはユダヤ教徒の母親を持つ者、モロッコ人もインド人もエチオピア人もロシア人も中国人もイラク人もイエメン人も、母親がユダヤ教徒なら、ユダヤ人としてイスラエルに「帰還」できる。つまり「ユダヤ」は民族でなく「ユダヤ教徒」を意味する。サルコジの発言、「この卓を囲む人びとはカソリックだ、と言うようなものだ」の前提。
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イスラエルコメンテータらが「今年の人」としてホスニ・ムバラクに言及

2011年10月05日(水)
AL ARABIYA
ドバイ

イスラエルは、彼を、称号にノミネートされるアラブ初、非-イスラエル初の人物とした、国の「今年の人」賞に、エジプトの倒された大統領、ホスニ・ムバラクを指名した。

月曜日放映の報道で、イスラエルのChannel Twoは、様々な政治・報道界が、彼の和平への関わりのため、ムバラクをノミネートしたと語った:ムバラクは、1981年以来エジプトを支配した。

(略)

全文:AL ARABIYA

 倒されて初めて、イスラエルは、ホスニ・ムバラクがどれほどイスラエルに「親切」だったか、もう少し彼の意見を受け入れておけば、これほど突然倒されることはなかったかもしれないと、気づき始めているのかもしれない。もう、すべては手遅れなのだけれど... いや、ムバラクは嬉しくないと思う。やはり倒されて当然と証明されたようなものだから。そのように、「シオニスト指向」(下の記事)芸術賞を喜ぶ人などいないと思う。審査員と受賞者の関係(翻訳をはしょったので記事原文参照)を云々するより、受賞を断られる場合のことを考えておくべきと思う、老婆心ながら。
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イスラエル文化省が「シオニスト指向」芸術のための賞を提案

2011年10月06日

5万シェケル(100万円)の賞は、西岸のアリエル入植地の文化センターボイコットに関する嵐に続いて、「シオニストの価値と歴史の反映」を目論まれた。
Nir Hasson

(本文翻訳省略)

全文:Haaretz.com

 このような賞が新設されたとして、受賞を喜ぶアーティストがいるのだろうか? 体制を肯定するなら表現とは何か? 戦勝を記す歴史画となる筈だった戦争画を描いた藤田嗣治は、敗戦直後、所在なくフランスに戻った。
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パレスチナ自治政府:FIDICがパレスチナ加盟承認

2011年10月06日

ラマッラ (Ma'an) -- 国際コンサルティングエンジニア連盟 (FIDIC) が、水曜日、パレスチナを正会員として承認したと、職員は、ラマッラのパレスチナ自治政府の通信社に伝えた。

(略)

全文:Ma'an News Agency

 こちらは国連機関でないから、米国から資金提供受けていないに違いない。
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クリントン:ユネスコはパレスチナ加盟を再考すべき

2011年10月06日

米国国務長官、クリントンが、国連文化機関に、パレスチナ加盟承認が米国の機関への資金提供カットを招くだろうと警告。
The Associated Press, Reuters and Danna Harman

米国国務長官、ヒラリー・クリントンは、水曜日、そうした動きが、合衆国の機関への資金カットを招き得ると言及し、国連文化機関、ユネスコがパレスチナ加盟採決計画を「再考」すべきと語った。

(略:上記で言い尽くされているので)

全文:Haaretz.com

 要求を通すために資金カットを持ち出すなど何とも「見上げた」こころ映え、落ちるところまで落ちたのか、あるいは底なしに落ちていくのか...
posted by mizya at 18:29| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする