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イスラエル国防軍は、ヘブロンの学校教師たちを、彼らの健康を危険にさらす、検問所の金属探知器を通らせると突然決定した。入植者らや軍のハラスメントに慣れた学校の子どもたちは、56検問所での彼らの抗議に加わってきた。
Ben Lorber
ほぼ2週間、ヘブロンのクルトゥバ校の幼い生徒と女教師の集団は、検問所での増殖する警備措置に抗議して、毎朝、56検問所の外で授業してきた。
過去7年間、クルトゥバ校教師たちは、検問所の通常の金属探知器を回避し、学校に到達するのに、攻撃的イスラエル入植地、Tel RumeidaとAdmot Yishaiの間の危険な区域にある別の門を通ることを許されてきた。10月11日火曜日、明白な理由なしに、軍は、この手順を保留し、教師たちが金属探知器を通り抜けなければならず、毎日検査のためバッグを提出しなければならないと発表した。同時に軍は、以前にやはり金属探知器を回避した、妊婦、心臓装置や他の併発症をもつ人びとも、もはやそうできないだろうと、今や、日常ベースで、肉体的健康を危険に晒さなければならないと、発表した。
その同じ火曜日、教師たちは、検問所で検査に従うことを拒絶し、その代り、パレスチナ側で即興的に沈黙のデモンストレーションを行った。午前9時、彼らの生徒たち、今教育を奪われた6歳から13歳までの少年と少女たちが、掲示を掲げスローガンを繰り返して、検問所に行進した。イスラエル兵士らは、彼らを石壁に放り投げ、蹴ったり、ライフル銃の台じりで殴り、強制的に引きずって検問所を通し、そして入植者ひとりは、彼女が運転していた車で、彼らを道路に押し出そうと試みた;子ども9人が負傷して病院に搬送された。
ヘブロンの生徒と教師たちの抗議、2011年10月 (Photo: Ben Lorber)
ヘブロンの生徒と教師たちの抗議、2011年10月 (Photo: Ben Lorber)
(略:興味深いけれど長い)
全文:+972
アーカイヴ:クルトゥバ校の教師たちは抗議を継続(10月18日)
避けようもなく放射線を浴び続けるニッポンの状況に照らして、エックス線を毎日浴びる、イスラエルの検問所のありようは問題がありすぎる。ニッポン政府の真似をして「緩慢な死」、いや、毎日エックス線を浴びていたら「緩慢」ではないかもしれない死を量産しようとしているのかもしれない。