2011年12月02日

最新版:エジプトが米国から催涙ガス21トン輸入、港湾職員が署名拒絶

Manar Ammar
2011年11月28日

カイロ:催涙ガス7.5トンのエジプト、スエズ港への到着は、港湾の責任部署が、それがエジプト人抗議者たちの弾圧に使用されるだろう恐れから、署名し受領するのを拒絶して、対立を引き起こした。

積荷は、厳密で秘密主義の安全措置のただ中、内務省により、そのカイロ保管施設に移動された。(略)

地元ニュース・サイトは、米国から479樽で届いた船荷が、内務省に輸送されると計画されたと示す、積荷に関する書類を掲載した。

報告はさらに、1週間で合計21トンとなる、催涙ガス14トンの別の出荷が予測される書類に言及した。

先週、衝突が、抗議者何千人もが集まったイコン的タハリール広場に近いカイロ都心で猛威をふるったとき、何千もの催涙ガスキャニスターが、エジプト人抗議者たちに発砲された後、催涙ガスの輸入は現れた。

(略)

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ジェームズタウン、ペンシルベニア州で作られたカイロで使用された催涙ガスキャニスター (CS) のひとつ。

エジプトのアッショルーク新聞は、積荷の到着に際し、従業員の間に大きな不同意が起こり、次から次に、従業員5人が積荷のための署名を拒絶したと報じた。

(略)

全文:Bikya Masr

「アラブの春」と呼ぶことに批判もあるけれど、「ニッポンの春」はまだまだ遠い。成田に保持された、市民に求められているガイガーカウンター4万を通そうとしないニッポン職員と、市民を弾圧するだろう催涙ガスを通すまいとするエジプト職員、エジプト内務省により通ってしまったのだけれど、その心意気は「真逆」だ。ニッポンに「春」は来るのだろうか、冬、冬、冬、なが〜い冬ばかり。
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イスラエル軍事法廷におけるパレスチナ人の有罪宣告率:99.74%

2011年11月29日火曜日
Noam Sheizaf

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アブドゥッラ・アブ・ラフメが、西岸都市、ラマッラ近くのオフェル軍刑務所の法廷に座る、2010年10月11日月曜日。 Photo: AP

ユダヤ人と異なり、西岸でイスラエル支配下にあるパレスチナ人は、軍事法廷で裁判に付される。被告の権利は最小限度で、検察は、低い立証責任と - 最も重要なことに - 判事同様、同じ制服 - イスラエル国防軍制服を着けることを享受する。軍事法廷で、パレスチナ人を逮捕した兵士の証言は、未成年者を刑務所に送るのに十分となりえる。結果は、呆然とさせる:パレスチナ人は、イスラエルの裁判から解放される見込みはない。

今日、Haaretzにより明かされた、新たなイスラエル国防軍内部資料は、2010年に、イスラエル軍事法廷でのパレスチナ人裁判の99.74パーセントが有罪判決に結果したと示す。それは、9,542件の判例のうち、25件の無罪放免だ。

(略)

2005年-2010年の間、パレスチナ人未成年者、835人が、イスラエル軍事法廷に、投石で告発された。1件が、無罪を宣告された。

Military justice is to justice as military music is to music(軍隊音楽が調べに対峙するごとく、軍事裁判は公正に対峙する、かしら、toほど厄介な前置詞はない、いえ、前置詞はどれも厄介だけど - mizya)、と、ことわざに言う。この殆ど半世紀、パレスチナ人を逮捕し、起訴し、処罰する、イスラエルが採用するシステムが、その最良の証拠だ。

全文:+972

アーカイヴ:EUがビリンのアブダッラ・アブ・ラフマに対する迫害に2度目の非難(2010年10月23日)
posted by mizya at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする