ベツレヘム (Ma'an) -- イスラエル当局が、エルサレムのパレスチナNGO4組織の閉鎖をもう1年延長したと、金曜日、パレスチナ自治政府は語った。
パレスチナ市民社会の役割を支配し侵害する政策を反映する行為として、警察が、水曜日、NGO4組織の入口を封鎖したと、声明は述べた。
NGOはエルサレムのパレスチナ社会に業務を提供すると、パレスチナ自治政府は語る。
声明は、Shua'a婦人協会、アルクッズ開発財団、国境なき作業、サイード教育センターを、閉鎖された機関としてリストした。
「NGO4組織の閉鎖は、東エルサレムの社会文化抑圧の孤立する事件でない」と、声明は付け加えた。2001年以来、イスラエルは、パレスチナ社会に仕える28組織ばかりを閉鎖してきた。
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全文:Ma'an News Agency
何年前だろう、カナダの空港で、「荷物を路上に放置しなかったか」と訊かれて絶句したことがある。イスラエルの出入国管理お定まりの、しかし、居合わせる人びとの間に失笑を呼び起こす質問だったから(「荷物を路上に放置して」なくしたら困るのボクだよ)。このことを友人に話すと「ニッポンの空港でも同じ質問をしている」と言う。わたしがニッポンジンで、怪しげに見えるところがないから、ニッポンの空港で、たまたまその質問に遭遇することがなかっただけらしい。明らかなことは、有効とは思えないこのイスラエルの出入国管理メソッドが、世界各地に輸出されていることだ。
出入国管理メソッドばかりでない。西岸での非暴力デモに襲いかかる口実に、イスラエル占領軍はデモ参加者の中に暴力誘発部隊を仕込む。このようなイスラエルの手法は世界各地に伝播し、ニッポンの「脱原発」を求めて行進するあなたの隣を「私服」が歩く。
だから、イスラエルの暴虐を止めることは、世界市民すべてにとって重要なのだ。このような暴虐を看過するなら、わたしたちは民主主義そのものを破壊することになる。