2012年01月31日

パレスチナ政治囚拘留

2012年01月29日

Shazia Arshad
Middle East Monitor

事実概要

候補者たちが、2006年のパレスチナ立法議会 (PLC) の選挙の準備をすると、イスラエル当局は、被占領パレスチナ領土の民主主義に向けた増大する動きを妨害するため、拘留・監禁キャンペーンを開始した。イスラエル当局は、ハマースメンバー逮捕を開始した:翌年の選挙への彼らの参加を妨げるため、2005年に450人が拘留され;多くが、裁判も告発もない行政拘留に囚われた。これにも拘らず、選挙は開催され、刑務所の候補者の多くが、PLCに選ばれた。

2006年のパレスチナ選挙は、自由で公正(2004年のジョージ・W・ブッシュ再選より、より開かれていたと言われた)だったと宣言した、国際監視員たちに監視された。ハマースが、最後に民主的に選挙されたパレスチナ政府となって終わった。「変革と是正」リスト(ハマースメンバーと支持者を含む)下のPLCメンバーの多くが、有権者により選ばれ、そしてイスラエル当局の不断の逮捕・拘留キャンペーンの標的となった。

今のところ、PLCメンバー27人と大臣ふたりが、イスラエル当局により拘留されている。

事実概要(Fact Sheet)ダウンロード

原文:International Solidarity Movement
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家屋破壊と土地強奪:西岸でもイスラエルでもパレスチナ人所有のものは

イスラエル占領当局がベツレヘム地方の村でパレスチナ家屋2棟破壊
2012年01月28日

ベツレヘム、(PIC)-- イスラエル占領当局 (IOA) が、ベツレヘムの南、マサラ村のパレスチナ家屋2棟に、破壊告知を送付したと、地元情報筋は語った。

村議会議長、サミール・ブレイジーヤは、土曜日、Quds Pressに、イスラエル占領軍に護衛された、いわゆる(占領軍)民事行政の従業員らが、家屋が許可なく建設されたとの口実で、通知2通を渡したと語った。

彼は、家屋2棟が、村の南東で、まだ建築中と語った。

原文:The Palestinian Information Center

イスラエルがネゲヴのパレスチナ家屋30棟の破壊計画
2012年01月28日

ネゲヴ (PIC)-- イスラエル軍が、パレスチナ未承認村、Mukaimenの土地に、ネゲヴ諜報機関のバラック建設を計画していると、アラブ1948年被占領パレスチナ代替計画センターは語った。

プレス・リリースで、村のパレスチナの家屋と建物30棟以上が、軍キャンプに道をあけるため破壊されるだろうと、センターは述べた。(略)

センターは、住民が、イスラエル建国以前からそこに住んできたにも拘らず、違法に居住していたとの口実で、全域から追放されるだろうと指摘した。

全文:The Palestinian Information Center

ユダヤ人入植者らがアル-ハリールで30ドゥナムを盗む
2012年01月27日

アル-ハリール、(PIC) -- ユダヤ人入植者らが、彼らの所有だから植えていると主張して、その強奪を目論み、西岸南部、アル-ハリール(ヘブロン)の北、サイル村に属する土地に、植樹した。

土地調査センターの調査官、ラジェ・タラメは、村の東、カヌーブ地区の盗まれたパレスチナの土地に建設されたAsfer入植地の入植者らが、村の畑に植えていたと語った。

彼はまた、畑は、木曜日朝、入植地フェンスの外にある畑全面に、入植者らが木を植え、苗木を保護しているのを見いだして驚いた、サラデ家の所有と語った。

原文:The Palestinian Information Center

イスラエルが破壊命令なしに家屋2棟をブルドーザでならす
2012年01月26日木曜日
OPERATION DOVE FOR THE ALTERNATIVE INFORMATION CENTER (AIC)

1月25日午前、イスラエル軍は、ベドゥイン村、ウンム・エルヘイルで、家屋2棟を破壊し、ハーレト・エルマイヤ村のトラクタを押収した。

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イスラエルがウンム・エルヘイルで家屋破壊、昨日、1月25日 (photo: Operation Dove)

水曜日朝、午前9:00ごろ、軍用ジープとイスラエル軍のDCO(地区調整事務所)により護衛されたブルドーザ2台が、ウンム・エルヘイル村を襲撃した。20件の破壊命令は、昨年もたらされていたが、破壊された家屋の2棟は、破壊命令下になかった。建物のひとつは老夫婦の所有、もうひとつは9人の子どもをもつ女の所有だ。

(略)

破壊を終えて、イスラエル軍は、先週、DCOから作業停止命令を受けた住宅を建設するパレスチナ作業員たちが使用するトレーラ付きトラクタを没収するため、パレスチナ村、ハーレト・エルマイヤに行った。作戦中、村民たちは、トラクタとDCOの間に分け入った。ひとりのパレスチナ人が、車輌の押収を避けるため、そして負傷や逮捕のリスクをかけて、トレーラの下に入った。DCOは、トレーラを外し、トラクタだけを持ち去った。

ウンム・エルヘイルは、エリアC(イスラエル民事・軍行政下)にある、1948年に建設されたベドゥイン村だ。それは、80年代始めに設立され、この何年かで拡張されたイスラエル入植地、Karmel近くに位置する。村は、イスラエル入植者らと軍から、日常的にハラスメントを受ける。

(略)

全文:ALTERNATIVE INFORMATION CENTER (AIC)
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2012年01月30日

世界劇場が物議をかもすイスラエル劇団をホストすることを弁護

運動家たちは、劇団のイスラエル入植地での公演記録に関し、ハビマの「ヴェニスの商人」をプログラムに入れたことを批判する

Matt Trueman
guardian.co.uk
2012年01月17日火曜日

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争議の劇場 … シェークスピアの世界での「ヘンリー8世」公演。Photograph: Linda Nylind for the Guardian

シェークスピアの世界(Shakespeare's Globe)は、西岸入植地で「独占的イスラエル聴衆」に公演して批判に直面するイスラエル劇団をプログラムに入れたことを弁護した。

ヘブライ語でイスラエルで上演する希望表明で、1913年にモスクワで設立されたハビマ劇団は、「世界シェークスピア祭と文化オリンピック」の一部 - 「地球祭への劇場世界」の一部として、その公演が予定されている。

1926年以来、初めての英国公演で、ハビマは、それぞれが異なるシェークスピア演劇を異なる言語で演じる世界の劇団による37のうちのひとつとして、「ヴェニスの商人」のヘブライ語版を公演する。

しかしながら、計画の公演は、西岸のイスラエル入植地2ヵ所で公演した劇団記録に対する懸念を示す、「内部からのボイコット(Boycott from Within)」運動集団による公開書簡の対象となった。書簡は、明確な態度のイスラエル劇団関係者の多くが、中でもスティーブン・ソンダイムとトニー・クシュナーの支持を受け、そこ(入植地)での公演招待を拒絶してきたと主張する。

(略)

書簡は続ける:「ハビマをロンドン公演に招待することにより、あなたたちは、入植地公演での論争でその統治側に並び、入植地での講演を拒絶してきた良心的なイスラエル人俳優や脚本家に反する歩みをとっている」。

(略:主催者側の弁解)

全文:guardian.co.uk


 名称から判ると思うけれど「内部からのボイコット(Boycott from Within)」は、イスラエル内のイスラエルに対するボイコット集団である。念のため...

アーカイヴ:米国俳優たちがイスラエル人の西岸劇場ボイコットを支持(2010年09月07日)
     :学術人・アーティスト150人が俳優の入植地アートセンターボイコットを支持(2010年09月01日)
     :イスラエル舞台俳優が西岸の新文化センターでの公演を拒絶(2010年08月28日)
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パレスチナの十代が検問所でイスラエルの車に衝突される

2012年01月28日土曜日

エルサレム (Ma'an) -- パレスチナのティーンエイジャが、土曜日朝、東エルサレムの検問所近くで、イスラエル人ドライバに衝突され負傷したと、目撃者はMa'anに語った。

スレイマン・アブマハミド、18歳は、民間の車が彼に衝突し現場から逃げ去ったとき、西岸とエルサレムの間、アッザイーム検問所近くでバスを待っていた。

見物人たちは、攻撃者が、パレスチナ人立ち入り禁止の西岸への道路を使うイスラエル人入植者だったと語った。近くの東エルサレム、イッサウィヤ地区の目撃者たちが、車のナンバーと事故の写真を撮ったと、彼らは語った。

(略)

全文:Ma'an News Agency


 この犯人を特定する証拠は充分揃っているとしても、この犯人が逮捕されることはないだろう。被占領ヨルダン西岸で、ユダヤ人入植者による犯罪が断罪されるとすれば、それは被害者がユダヤ人の場合に限られるだろう。尤も、入植者保護のため、パレスチナ人を犯人としてでっち上げるかもしれない。少なくても、被害者がパレスチナ人である限り、犯罪が殺人でさえ、犯人は捕らえられない:「イスラエル入植者らに殺されたもの静かな少年、ユーセフのための正義を要求する」Bekah Wolf The Electronic Intifada 27 January 2012 長い記事で翻訳はしていないが、ユーセフが殺された現場に、すぐ、イスラエル人を含むインタナショナルズが駆けつけ、イスラエルはたむろしていた入植者らを拘束せざるを得なかったが、その日のうちに釈放された。

アーカイヴ:十代が入植者らに撃たれ病院で死亡(2011年01月31日)

     :イスラエル入植者らを引きつける険悪な運転流行でパレスチナ人が苦しむ(01月14日)
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イスラエル・テロリズム写真:破壊を止めようとした男を軍が轢く

被占領パレスチナ

2012年01月25日

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AFP PHOTO / HAZEM BADER

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AFP PHOTO / HAZEM BADER

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AFP PHOTO / HAZEM BADER

全文(画像説明)と画像33点:uruknet.info
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2012年01月29日

入植者前哨基地に関しクネセトメンバー:家屋を破壊する文明国はない

2012年01月27日金曜日
Mairav Zonszein

西岸の違法入植者前哨基地が、法の裏をかき、拡張のみを続けるとき、より長く数十年間もあったパレスチナの家屋は、何度も繰り返し破壊される。

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ウンム・エルヘイルの破壊の向こうにCarmel入植地が見える (Photo: Operation Dove)

今週、国民宗教のクネセトメンバー(議員)、Zevulun Orlev(ユダヤ人祖国党)は、「ロンドン&キルシェンバウム」と呼ばれるイスラエルのニュースショーで、西岸での違法入植者前哨基地を合法化する(ええ、あなたは正確に読んでいる - 違法なものを合法とする)彼の法案提案についてインタヴュを受けた。首相の反対により棚上げされた個人的法案は、4年ほどあり、少なくても20家族がそれらに住む、西岸での入植者前哨基地の破壊と撤退を、国に禁じるだろう。

そのような前哨基地のひとつが、政府がまたしてもその入植者支持アジェンダを実証し、最近、ニュースの論議の中心であり続けたMigronだ。最高裁判所は、2012年3月までに前哨基地を破壊しなければならないと裁決したが、ネタニアフ首相は、入植者らと、彼らの違法前哨基地を2キロメートル上方に移動し、彼らが現在住む場所を農場に転換するとの合意に達し、裁決の裏をかいた。ピースナウは、Migron状況に関する有益な報告を有する(ここ)。

それでOrlev議員に戻ると:インタヴュで彼は、(ヘブライ語から意訳すると):善意で、政府の支持を受けて、西岸に移動した家族たちを、その住居から撤退させることはできない、というのも、家屋破壊を政策とする文明国は世界にない、との言い分で、法案を防御した。

Orlev議員はしたがって、2011年だけで、西岸と東エルサレムに起こった家屋破壊200棟を含む、同様に水曜日、ウンム・エルヘイルで起こった、その1日前、アナタで起こった家屋破壊の、彼の政府の根深い政策をご存じないに違いない。

(略)

全文と画像5点:+972
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アラビア語は本当にイスラエルの公用語か?

2012年01月26日木曜日
+972blog

国有のイスラエル鉄道CEO(最高経営責任者)は、ヘブライ語と英語に加え、アラビア語での、駅のアナウンス要請を拒絶した

Issa Edward Boursheh

遺憾にも、イスラエル鉄道CEOは、「乗車をうるさくする」と主張して、アラビア語での駅アナウンスの要請を無視すると決めた。現在、アナウンスはヘブライ語と、時々英語でなされる。

乗客にもっぱら駅と電車内のサインに依存することを強い、アナウンスが全くないなら、騒がしいと称するCEOの主張は、意味をなしただろう。それがそうでない:駅それぞれに接近するとき、会話をかき消すに足るほど大きく、PAシステム経由で、駅すべてがアナウンスされる。イスラエル鉄道は、ちょうど官庁すべてが、そうするよう義務づけられるように、イスラエル公用語すべてでの情報提供が義務とされることを意味する国有会社だ。CEOによる他のいかなる決定も、運輸大臣事務所の即刻の反応を求める。

わたしは、いずれかの営利企業が、顧客サービスと高収益のための、アラビア語を話す顧客にその母国語でのサーヴィス提供をなぜ拒絶するのか理解し損なう。(略)

2009年12月、言語学者でヘブライ語文法・語義論の専門家、Avshalom Kor博士は、軽鉄道プロジェクトを監督する政府-地方自治体共同専門調査団に、これらアラブ地区を含むエルサレムの19駅にヘブライ語名を付ける報告を提出した。2011年3月、イスラエル鉄道CEOの上役、運輸大臣、Katzは、アラビア語名を、見合うヘブライ語ヴァージョンに変更するよう提案した;例えば、ナザレ(Nazareth/英語)アンナスラ(Al-Nasra/アラビア語)は、ナツェレト(かな? Natzeret/ヘブライ語)となるだろう。2011年11月、Avi Dichterの「基本法:ユダヤ人民の民族国家としてのイスラエル」は、アラビア語地位を、公用語から「特別」地位に再定義するよう提案した。これらは、イスラエルの公的領域からアラビア語への、挑戦し、修正し、廃止さえする繰り返される攻撃の小さな例に過ぎない。

(略)

全文:+972

アーカイヴ:エルサレム鉄道会社が乗客に尋ねる:「あなたはアラブ人と乗り合わせるのを気にしますか?」(2010年08月22日)
posted by mizya at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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