2012年01月07日

イスラエルがガザのリンに関し国連に苦情提出

2012年01月05日木曜日

イスラエル南部の地方議会議長は、ガザから発砲された迫撃砲に、禁止物質、白リンが含まれると分かった後、国連に苦情を提出した。

13,000人の人口を有するエシュコル地方議会に着弾した迫撃砲2発に、人口密集地での使用を国際法により禁止する白リンが含まれていた。リンは、激しい火傷や他の負傷を引き起こし得る。

伝えられるところによれば、ガザからイスラエルに発砲された迫撃砲に白リンが見つかったのは、4回目とのこと。- jta

原文:Jweekly.com

アーカイヴ:イスラエル軍:我々はガザ軍事作戦を新兵器実験に使用(2011年05月09日)


 イスラエルはともかく、エシュコル地方議会議長は、白リンの人口密集地での使用を国際法が禁止していることを知っていたらしい。2008年から2009年のガザへの攻撃で、イスラエルが、市街地に数限りない白リン弾を投下したことを、この議長は覚えているだろうか。あろうことか、国連、UNRWAが運営する学校にまで白リン弾を投下し、学校に避難していた多くの市民が殺戮された。ガザからの迫撃砲が、誰をも殺戮せず誰をも負傷させなかったことを喜びたい。
posted by mizya at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年1月5日:アマル・アッサムーニ

2012年01月05日
パレスチナ人権センター

「わたしはいつも、頭と眼と耳が痛い。過去3年間、鼻血が出る。わたしはまだ、脳髄で榴散弾が動くのを感じる」

05-01-n-400x264.jpg
ゼイトゥーン地区の自宅前に座るアマル・アッサムーニ(11) (Photo: Palestinian Center for Human Rights)

2009年1月4日、6:00ごろ、イスラエル軍は、ガザ市の東、ゼイトゥーン地区のアマル・アッサムーニ(11)とその拡大家族メンバー18人が避難していた家を取り囲んだ。イスラエル兵士らは、家の所有者、アマルの父親、アッティア・アッサムーニ(37)に、手を挙げて出てくるよう命じた。扉を開けると、彼は、頭と胸を撃たれ即座に殺された。兵士らはそして、家の中に弾丸発砲を開始し、アマルの4歳の弟、アフマド・アッサムーニを殺し、ふたりは子どもの少なくとも他の4人を負傷させた。

続く時間、兵士らは、アッサムーニ拡大家族の他のメンバー100人以上に、アマルの叔父、ワエル・ファレス・ハムディ・アッサムーニの家に入るよう命じた。2009年1月5日、イスラエル軍は、直接その家屋と周辺を標的とし、21人を殺し、他の多くを負傷させた。中に居たアマルは、頭に受けた榴散弾で負傷し、負傷し死にかけあるいは死去した近親者たちの間で瓦礫の下に埋められた。1月7日、それまでその地区に立ち入ることを妨げられていた救急隊員が、彼女を病院に運んだ。

2009年1月4日から7日までで、サムーニ家のメンバー、子ども11人、女6人を含む27人が殺され、アマルの双子の弟、アブダッラを含む他の35人が負傷した。

(略)

全文:International Solidarity Movement

アーカイヴ:サムーニー通り(2011年12月30日)

関連記事:「2009年1月6日:アッダヤ家」International Solidarity Movement

2012年01月06日
パレスチナ人権センター

「妻と子どもたちの遺体を含む、殺された9人の遺体はみつからなかった。わたしは、彼らの遺体をみつけるため、市民防衛隊員と最善を尽くした。わたしたちが見つけたのはすべて、誰か特定できない肉のかけらだった。」

2009年1月6日、およそ05:45、イスラエル航空機は、ガザ市のゼイトゥーン地区にあるアッダヤ家を爆撃した。子ども12人と妊婦を含む22人が殺された。攻撃のとき、家の中に居た家族のたったひとり、アメル・アッダヤ(31)が生き残った。アメル、近くのモスクでの早祷からまだ帰宅していなかった兄弟ふたり、夫や子どもと別の場所に住む姉妹ふたりが、アッダヤ家で生き残る数少ないメンバーだ。

(略)

アーカイヴ:2008年12月31日:アブアリーダ一家(01月05日)
posted by mizya at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「プライスタグ」攻撃のユダヤ人過激派の刑務所はない

JewishExtremists_05012012.jpg
2012年1月3日、ユダヤ人過激派らが、パレスチナ人や軍を標的とする憎悪犯罪の進行するうねりに関連して、イスラエル当局に逮捕された仲間の釈放を要求し、エルサレムの行政裁判所前のデモンストレーションで笛を吹く。(Photo: AFP - Menahem Kahana)

2012年01月05日木曜日

この数週間、パレスチナ人への「プライスタグ」放火事件に関与するユダヤ人過激派12人が、服役を回避したが、その代り、1年を最大として西岸から締め出されるだろうと、イスラエル軍は火曜日、声明で明かした。

男たちを「活動家」と呼び、声明は、他の者が3ヵ月から9ヵ月のそれぞれの期間、被占領パレスチナ領域に入ることができない一方、男ひとりは1年間禁止されるだろうと述べた。

(略)

先立つ何週間かで、モスク、家屋、車輌を含む、パレスチナ資産の多くが攻撃されてきた。

最新の「プライスタグ」攻撃は、ユダヤ人過激派が、パレスチナの車(複数)を燃やし、ヘブライ語で、反-アラブの落書きを殴り書きした、たった昨日起こった。

イスラエル治安部隊がしばしば見て見ぬ振りするので、犯罪はめったに罰せられず、イスラエル入植者らは、常に西岸のパレスチナ人に嫌がらせし攻撃する。

対照的に、パレスチナ人は頻繁に拘留され、イスラエル占領軍により課される厳しい日々の制限に苦しむ。

火曜日、イスラエル諜報部隊は、エルサレムの6歳のパレスチナ人少年を誘拐し、しばらく拘留した。

イスラエル軍は、投石のパレスチナ人の若者の名前を明かすだろうことを期待して子どもを尋問した。

(略)

全文:alakhbar

アーカイヴ:イスラエル軍がエルサレムで「6歳を拘束」(01月06日)
posted by mizya at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

報告:「イスラエルのユダヤ人は2015年までにマジョリティを失うだろう」

2012年01月03日火曜日
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies

イスラエル紙、Haaretzは、最近のイスラエルとパレスチナの統計が、2015年までに、国の人口統計が著しく変わり、ユダヤ人マジョリティは急激に減退し、アラブ人とパレスチナ人の数は、ユダヤ人の数を超えるだろうと明らかにしたと報じた。

新聞は、パレスチナ国勢調査局により行われたパレスチナ統計によれば、パレスチナ領域のパレスチナ人数は、現在420万人;その260万人が西岸に住み、160万人がガザ回廊に住むと、述べた。1948年領域(イスラエル)に住む140万人に加えて、見積もられる合計は560万人のパレスチナ人をもたらす。

イスラエル統計は、イスラエル人口が、現在780万人;ユダヤ人590万人、パレスチナ人160万人、異なる国籍の325,000人と明らかにした。

人口の自然増加に関する統計は、2015年までに、ユダヤ人人口が、人口統計的にパレスチナ人数と等しくなる(ユダヤ人630万人、パレスチナ人630万人)と明らかにした。

統計によれば、ユダヤ人数が680万人に増加すると予測される一方、パレスチナ人数が720万人に増加すると予測されるので、2020年までに、土地(国土)にはパレスチナマジョリティがあるだろう。

原文:International Middle East Media Center

アーカイヴ:世界のパレスチナ人口が1122万人とPCBS(2011年12月27日)


 イスラエルの入植地拡張の口実、「自然増加」、実際、人口増加より入植地拡張は何倍ものスピードでなされている。パレスチナ人の人口増加は考慮されないばかりか、入植地拡張のため、家屋を破壊され土地が奪われる。
posted by mizya at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。