Associated Press
2012年01月15日
イスラエルが、パレスチナ大統領、マフムード・アッバスからVIP地位を剥奪し、彼に、たった2か月有効の希薄な旅行許可を与えたと、日曜日、パレスチナ政府関係者は主張した。
アッバスが、先週、彼のファタハ党内会議で、許可について不平を口にしたと、政府関係者は語った。
演説で、アッバスは、イスラエルに入るパレスチナ労働者に必要とされるものに似通った新たな許可証が、パレスチナに対するイスラエルの継続的支配を反映し、国連にパレスチナ加盟を申請した彼への懲罰を企てると示すと語った。
記者団への説明を許可されておらず、日曜日、匿名を条件に政府関係者は話した。
パレスチナ人へのトラヴェル・ドキュメントを発行するイスラエル機関の報道官、Guy Inbar少佐は、政策に変更ないと語った。彼は、許可証が、すぐ解決されるべき技術的故障の結果と語った。
「移動の自由は... そうであったと正確に同じままだ」と、Inbarは語った。
「パレスチナ自治政府に対する圧力」
VIP許可証は、アッバスに、彼が望むいつであれ、どこであれ、旅することを可能とした。パレスチナ政府関係者は、新たな許可証が、世界の都市への頻繁な旅びと、アッバスを、西岸出入から妨げていないと認めた。日曜日、アッバスは、英国指導者たちとの会談のため、ロンドンに飛んだ。
何十人もの地元Facebookユーザは、アッバスの旅行許可証コピーと思しきものを、多くの場合、アッバスの弱さに関する皮肉なコメントと共に広めた。「検問所で会おう」と書いたユーザは、ニダル・アフメドと確認された。
パレスチナ公安部隊報道官、アドナン・ドゥミリは、パレスチナ政府関係者、何十人もが、昨年半ば以来 - 9月にアッバスが国連に訴えた直前に、VIPカードを失ったと語った。イスラエルは、パレスチナが交渉による和平合意の一部としてのみ、国連に受け入れられるべきと語り、国連への指し手に痛烈に反対した。
「わたしたちは、イスラエルが、国際社会に訴える政治的進路から歩み去るよう、パレスチナ自治政府を圧迫する手段すべてを使用していると考えている」と、ドゥミリは語った。
原文:Ynet news.com