2012年01月21日

ハリト・アッダルの家屋8棟に破壊命令

2012年01月18日
Jack English
International Solidarity Movement、西岸

1月4日、イスラエル軍司令官は、ヘブロンとしても知られるアルハリール市のすぐ南、ハリト・アッダルの町の8棟に、破壊命令を送達した。

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ハリト・アッダルのスレイマン・アブスニナは彼が受け取った破壊命令を見せる。

家族への破壊命令発行に述べられる理由は、イスラエルの建築許可なしに、彼らの家屋に増築したというものだった。1994年のオスロ合意に従えば、町での建築許可は、家族への必要な許可を発行したアルハリール自治体により発行される。しかしながらイスラエル当局は、許可は、西岸のイスラエル占領が始まった1967年以来、1980年、町にとり僅か1件の建築許可が発行されたのみの、イスラエル政府によってのみ発行するものとすると主張する。

(略)

ハリト・アッダル住民への圧力は、同様に他の方法でも現われる。町の大きな水収集ため池は、イスラエル政府が西岸すべての井戸の建設を許可しないので、15年後も未完のままだ。これは、パレスチナ人すべてを、その水供給全体で、イスラエル水道企業、Macarotに、殺傷与奪の権利を握らせる状況に置く。

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ハリト・アッダル眺望

建築許可発行の拒絶により、町は拡張できず、家族が拡大するとき、住居の拡張なしで、生活空間は更に更に小さくなる。

ハリト・アッダルは、6つの近隣違法イスラエル入植地、Hagai、Kyriat Arba、Carmel、Arsina、Susya、Ma'onに囲まれている。ハリト・アッダル住民たちが、ひとたび離れるならば、占領の締め付けを固める作業、さらに入植地が建設され、既存入植地は繋がり、さらにイスラエルの「地上の現実」を造り出す。

全文:International Solidarity Movement


 思い出すのは、NHKの番組、「クローズアップ現代」、一ヵ月ほど前だったろうか、「中東のゆくえ」といった内容だったと思う、3日間のうちの2日目、イスラエルのペレス大統領にインタヴュしていた。被占領西岸での入植地建設を質問したところまでは、ニッポンのメディアとしては上出来だったと思う。ペレスは「新しく入植地は建設していない、(入植者人口の)自然増加を収容するためにしか建設していない」と、応えたのだった。これは正しくない。入植住宅建設戸数は、人口増加率を上回っているし、パレスチナの土地を没収しても、入植地を拡張するなら入植地の新規建設にならないというのは詭弁に過ぎない。イスラエル人より高いパレスチナ人の人口増加を無視しているのだから、本来ならユダヤ人の自然増加に言及などできない筈だ。パレスチナ人の土地を奪うことに変わりはないし、国際法違反にも変わりない。ニッポンのメディアが、そのようなペレスの発言の無意味、欺瞞を指摘できるようになるのはいつだろう。
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土地没収2題

ベツレヘムで土地76エーカー没収
2012年01月19日木曜日
Mais Azza - IMEMC & Agencies

木曜日、パレスチナの家族は、エルサレム市当局の利益となる土地76エーカーを没収する決定により衝撃を受けた。土地は、西岸都市、ベツレヘム東部、アルハッス村の併合壁の陰にあると、パレスチナ通信社、Ma'anは報じた。

イスラエル裁判所は、これらの土地が不在者財産監視の保護下にあるので、その決定がなされると主張した。

村議会議長、ハデル・ハムダンは、議会が、入植地業務省との調整で、問題を解決し、違法な決定を上訴するため、その件を、省の弁護士に委任したと述べた。

没収された土地が非常に肥沃で、それらが、壁のためにそこへの到達を妨げられる村民たちが所有すると言及する価値がある。

原文:International Middle East Media Center

イスラエル占領当局がエルサレム住民の土地117ドゥナム 没収
2012年01月17日

被占領エルサレム、(PIC) -- イスラエル占領当局 (IOA) が、被占領エルサレムのシュアファトとベイトハニーナのパレスチナ人の土地、117ドゥナムを没収したと、火曜日、地元情報筋は語った。

イスラエル占領当局支配のエルサレム自治体が、その117ドゥナムは、Ramat Shlomo入植地に便宜を与える21号高速道に併合されると語ったと、彼らは語った。

(略)

全文:The Palestinian Information Center
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