2012年01月26日

砲火の下でのベイト・ハヌーンのデモンストレーション

2012年01月25日

Nathan Stuckey
International Solidarity Movement、ガザ回廊

ガザは今日、新奇な光景に、実際新しくはないが、長い間、ガザでは見られなかった何か:催涙ガスで待遇された。ガザでの抗議は、西岸でのように、催涙ガスとこん棒で粉砕されるのでなく、実弾に遭遇する。ガザから西岸を分断するイスラエル政策の継続で、何も見過ごされない。ガザの人びとのこととなると、世界の意識に固定したいと彼ら(イスラエル)が望む半-人間地位は、残忍なまでに執着される。エレツ近くで、デモンストレータ、100人以上が撃たれた2011年5月15日、催涙ガス1発だけが発射された。その前、抗議者たちは、実弾と戦車砲撃に直面した。ベイト・ハヌーンの地元のイニシアティヴで、エレツ近くで実行されたいつものデモンストレーションの3年間で、常連たちはわたしに、これが、彼らが催涙ガスを見た初めてだったと告げる。

デモンストレーションは、他のすべてと同様始まった。わたしたちは、半分破壊されたベイト・ハヌーン農業大学の近くに集まり、立入禁止区域に向かって行進した。わたしたちは、男と女あわせて40人ほどだった。いつものように、抗議者たちは、メガホンと声のみで武装した。今日、わたしたちは、エレツから、先週、若者ふたりが立入禁止区域近くで鳥を捕まえ、瓦礫を集めていて、殺害された現場近く、ベイト・ハヌーン東部にハイキングすると計画した。かつて繁茂する果樹園地区だった立入禁止区域は、コンクリートに再利用する瓦礫の産地に変えられた。

イスラエルは、ガザへのコンクリート輸入を禁止する。人間のみが、イスラエルが、ガザで遂行した2008-2009年の大虐殺で破壊した住宅何千棟をも再建するため、コンクリートを必要とするだろう。イスラエルの目に、ガザ人は本当の完全な民衆でない;彼らは、立入禁止区域近くに来ることを考えさえする、意のままに殺害される半-民衆だ。

これが、わたしたちが行進する理由で、わたしたちは、立入禁止区域を拒絶し、占領を拒絶する。ナクバでその家から放り出されたガザの難民は、その家に戻ることを望む。


mahde1988

わたしたちは、立入禁止区域に通じる泥だらけの道を歩いた。わたしたちが、立入禁止区域近くに行ったとき、砲撃は始まった。砲撃は、予期しなかったわけでない;弾丸は、占領の言語であり、少なくとも聞こえる言語だ。民族浄化、弾圧、拷問もまた、占領が話す言語だが、占領の最大の声は、弾丸と爆弾だ。弾丸が、わたしたちの頭の上をかすめ;それらは、わたしたちの前の土に打ち当たった。そして、予期しなかったことが起こった;催涙ガスが降り始めた。催涙ガスの煙は、わたしが西岸の抗議で覚えているものより小さかった。恐らく、砲弾が古い、ガザで滅多に使用されないので多分、在庫が古い。

(略:長い)

初め、抗議の継続は明確でなかった。人びとは、新たな武器の使用に衝撃を受けた。しかしながらすぐ、決定はなされた:わたしたちは続ける。わたしたちは、緩衝地帯の端に沿って東を歩いた。何百メートルか離れたコンクリート・タワーの兵士らが、これら抗議者たちが民族浄化された土地に建てられたコンクリート・タワーの中の兵士らが、彼ら自身の土地を歩く非武装の抗議者たちに実弾を発砲した。

(略:やはり長い)

全文:International Solidarity Movement


 砂漠を森に変えたという「イスラエル神話」(もちろん嘘だ。砂漠はのシーンはシナイ半島で撮られたのだから)とは裏腹に、ヴィデオで見る限り、ガザの方が緑豊かだ。パレスチナは肥沃な三日月地帯、美しい丘の森を剥ぎ取って、入植砂漠にしてきたのはイスラエルだ。
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イスラエルが3週間で被占領エルサレムの350エーカーを没収

2012年01月24日火曜日

イスラエル占領当局は、過去3週間に、被占領都市、エルサレムとその周辺地域の350エーカー(東京ドームがほぼ11.6エーカー、およそ30個分)の土地を没収した。土地強奪の詳細は、パレスチナ解放機構 (PLO) の国際関係局により準備された、東エルサレムでの違法入植地活動を「戦争犯罪」であり「国家テロリズム」と看做す報告の中で与えられた。パレスチナ国土の進行中の窃盗が、「都市のユダヤ化とその併合を意図し、いかなる可能な政治的解決も実施するよう、イスラエルの右翼過激派政府により企てられた」と、PLOは主張する。

PLO報告は、イスラエルが、2012年の始め以来、(エルサレム)市で、入植者住宅734戸の建設を承認してきたと、指摘した。組織は、これが、その軍事力によりバックアップされる化粧板張りの合法性を与える一方的法令を含む、イスラエルの植民地化計画の一部と考えている。「国際社会がまだ、エルサレムでのイスラエルの違法な実践と入植を見て見ぬ振りしている」と、報告は続けた。これが、入植地建設の進行と、その家屋破壊、身分証明書の没収、併合壁建設を通し、地元パレスチナ人の人口減少を加速する更なる奨励を、イスラエル政府に与えると、報告は付け加える。

国際社会と国連安全保障理事会に、「占領勢力として、イスラエルを拘束する決定を行うよう」要請し、「入植地を犯罪とし、それらを違法で不道徳と看做す国際的に合法な決議同様、国際・人道法にも反するこれら(イスラエルの)政策を止める」あらゆる努力がなされるべきとPLOは語った。

原文:Middle East Monitor


 全部翻訳するつもりはなかったけれど、あまりに尤もなので、全文翻訳してしまった。イスラエルは声高に「イランの核開発」(パネッタが認める通り、核開発ではなく原発なのだが)に注意をそらし、その間にも勤勉にパレスチナの土地を奪い続ける。それにしても、なぜニッポンのメディアは「核開発」としか報道しないのだろう?
posted by mizya at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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