2012年02月18日

パレスチナ人生徒たちが西岸でのスクールバス衝突で死亡

2012年02月16日

少なくともパレスチナの子ども8人と教師ひとりが西岸でのスクールバスとトラックの衝突で死亡した。

バスは、4歳ほどの幼い子どもたちを乗せ、エルサレムの北隣、ラマッラに向かっていた。
車輌は衝撃で倒れ火を噴いた。子ども30人以上が負傷し、死亡者数が上昇する恐れがある。
パレスチナ大統領、マフムード・アッバスは、3日間の追悼を宣言した。
イスラエル首相、ベンヤミン・ネタニアフは哀悼を表明し支援を申し出た。

「国家的大惨事」

バスは、込み合う道路合流点で衝突が起こったとき、子どもたち多くて50人を乗せていたと考えられる。
放送で、アッバース氏は、事故を恐ろしい国家的大惨事と評し、すべての国旗を半旗とするよう語った。
彼は、負傷した多くがまだ、西岸中の医療機関で治療を受けていると語った。
トラック運転手、アラブ系イスラエル人も負傷した。

ラマッラ病院院長、アフマド・ビタウィ博士が、病院で、子ども5人と教師ひとりの死亡が確認され、一方、衝突で負傷したさらに54人が、そこで治療されていると語ったと、Reuters通信社は報じた。
生存者の何人かがまた、エルサレムのハダッサ大学病院に運ばれた。

(略)

危険な条件

パレスチナ警察報道官、ユーシフ・オスラエルは、子どもたちが、遠足でラマッラを発ったが、大雨と嵐の天候のため戻ったと語ったと、Associated Pressは報じた。
オスラエル氏は、死亡した子どもたちは4歳から6歳の間と語った。

エルサレムのBBCのJon Donnisonは、その地域の道路が、雨に続き、かなり危険だったと語った。

(略)

全文とニュース映像(病院のシーン:56秒):BBC
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「報道における公正と正確」より2題 - ハデル・アドナーンと沖縄

パレスチナのガンジーを待っていたメディアのお偉方は? ハデル・アドナーンは?
2012年02月17日
ピーター・ハート

何年も、著名な組織メディアお偉方は、世界 - そしてメディア - が、劇的、非暴力パレスチナ抵抗運動に応じるだろうとわたしたちに告げてきた。仮にそのような運動が - 恐らくガンジーのような人物に指導され - 最終的に出現したなら、メディア報道は現れ、世界中からの共鳴が、パレスチナ問題支援を強化するだろうと、わたしたちは告げられる。

これは無意味だ - 非暴力パレスチナ抵抗は何年もあった。(略:タイムズのジョー・クライン、ニューヨークタイムズのコラムニスト、トム・フリードマンの記事の例、あるいは「ガンジーを待って」と題するニューヨークタイムズ・コラムニスト、ニコラス・クリストフの記事の例)

しかし、たった今、イスラエルの拘留慣例に抵抗している誰かはどうか? そのハンガーストライキが世界中の注意を引きつけている人は? それはハデル・アドナーン。アリ・アブニマが彼のストーリを告げる:(略)

劇的、非暴力のパレスチナの語りを渇望するとわたしたちに告げたお偉方は、著名なアイルランドのハンガーストライカー、ボビー・サンズに比較されるハデル・アドナーンのストーリを書くことができる。

しかし彼らは、彼のストーリを書いていない。彼の苦境は、米国組織メディアでの報道はまばらで、彼のようなストーリを告げることを熱望するこれらお偉方により、言及されないことになったとしかみえない。

フリードマンやその同族が書くことを実際には意味しないと、ひとは考えざるを得ない。

全文:FAIR (Fairness & Accuracy In Reporting)

NYT:沖縄県民の「真実の見解」は彼らが言うことでない
2012年02月15日
ピーター・ハート

沖縄の島に住む大多数が、米国海兵隊が去ることを望むのは、既定の事実と見える。島の異なる場所、辺野古の町に、新たな飛行場を建設する計画は、さらに不人気だ。最近の世論調査のひとつが、新基地に84パーセントが反対すると見いだした。

しかしニューヨークタイムズは今日、それ (NYT) がよりよく知っていると読者に告げる。マーティン・ファクラーによる記事の表題は、それら世論調査が - 基地に対する大規模デモンストレーションに言及せず - 信じるべきでないとあなたに告げるのみだ:「米国基地への怒りのイメージのただ中、沖縄県民の真実の見解は異なる」

「真実の見解」が、見たところ米国基地支持であることに驚かない。(略)

なぜそれほどまでに、事実が彼らが見えているものでないと、読者に告げようと努力するのか? 率直に、これは理解しがたい。(略)

(略)

最新版:沖縄の世論調査データのニューヨークタイムズの却下は、イラクの世論調査への扱いに酷似する - (記事参照:略、原文で)

全文:FAIR (Fairness & Accuracy In Reporting)


 米国マスメディア監視サイトから届いた記事の項目に、たまたまハデル・アドナーンと沖縄が含まれていた。NHKはABC、TV朝日はCNN、といったように、国際ニュースを米国メディアに負うところは少なくない。ABCやNYTは、FAIRが取上げる常連、つまり、ワースト・ニュース・ソースといって過言でない。実際、NYTが、何故読者に、沖縄県民が米軍基地に反対していないなどと信じ込ませたいのだろう?
 米国メディアの「パレスチナのガンジーはどこにいるのか?」の問いに、パレスチナは「イスラエル刑務所に」と応じたものである。ハデル・アドナーンはそれを証明することになった。
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ハデル・アドナーンの尊厳

Claire
2012年02月15日

彼のハンガーストライキの60日目にわたしがこれを書くととき、わたしが知る限り、ハデル・アドナーンはまだ生きている。彼が昏睡状態に陥ったとの断言が伝わるものの、彼の状態について、今日はまだニュースがない。イスラエルが彼の拘留を維持し、彼を解放しないのを、わたしたちは憤慨してよいが、どのようになし得るだろう? アドナーンは彼自身のことばで、彼の抗議が、彼自身のためばかりでなく、違法に拘留された囚人すべてのためでもあると明確にした。イスラエルがアドナーンを解放することは、その拘留が違法だったと認めることを意味し、そして次に、ことによったら、トランプの家全体 -- 違法監禁、不法逮捕、違法占領、違法土地没収、違法併合... が崩れ去り得る。

アドナーンが、二国家解決交渉で生じると思われる、独立パレスチナ国家の基礎と推測される、パレスチナ自治政府支配下と想像されるエリア Aで、イスラエルによりどのように逮捕されたのか言及がなかったことは驚くべきことだ。(略)

(略)収監する側は力のすべてを有することになっている。尊厳を保持するため、力を持つ方法を見つけることに、アドナーンはよくも挑んだものだ。彼らの支配すべて、拷問、尋問、秘密証拠にも拘らず、アドナーンは、食べるかどうかをまだ支配できる。彼は、食べないと決めることができる。彼の獄吏が、彼へのすべての種類の支配を握ろうと試みたとしても、彼はこの自制を行使した。

アドナーンは、その避けがたい結果を承知の上で食べないと決定した。ここに、信じがたい勇気と非暴力抵抗の彼の力はある。わたしたちは、アドナーンの選んだ死が、チュニジアでモハメド・ブーアジジの選んだ死に帰したものと同種の変化をもたらすだろうと望むことができる。しかし、それがならなくても、少なくともアドナーンは、重要な不正、弾圧、残酷に直面する中で、彼が自制と尊厳を保持してきたと知っている。わたしは、この認識が、彼の家族に慰めと慰安を提供するだろうことを望む。さらにそれは、わたしたちの残りを鼓舞し謙虚にしないだろうか。詩も、芸術作品も、式辞も、根気よく持続して悲痛なまでに彼自身の命をかける男ほどに、感動させることはできない。

全文:Mondoweiss
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2012年02月17日

イスラエル人権集団がエフード・バラクに:ハデル・アドナーンを裁判に処すかさもなければ即刻解放せよ

Adam Horowitz
2012年02月15日

イスラエル市民権協会は、昨日、エフード・バラクに以下の書簡を送った:

2012年2月14日
エフード・バラク殿
国防大臣
ハデル・アドナーン・モハマド・ムーサの解放あるいは裁判の緊急要請に関して

拝啓、大臣殿:

わたしは、60日間ハンガーストライキしてきた、現在行政勾留にあるハデル・アドナーンの即刻の解放か;あるいはもうひとつの選択 - 仮に証拠がそれほど正当なら - 裁判に処すことを確実にするよう、あなたの緊急介入を求めるため、書いています。

アドナーン氏は、2011年12月17日に逮捕され、2012年1月8日以来;今日まで、彼に対する刑事告訴もなされず、公正な裁判で、いかなる主張にも取り組む機会も与えられず、行政拘留されてきました。逮捕と尋問で経験したとアドナーン氏が語る、虐待と残忍な扱いに抗議して、また裁判なき継続的拘留に抗議して、アドナーン氏はハンガーストライキを始めました。イスラエル人権集団、「人権医師団 - イスラエル (PHR-Israel)」によれば、アドナーン氏の健康は、ハンガーストライキの結果、深刻なまでに悪化しており、その継続は、彼の命を危険にさらすでしょう。これら状況の下で、アドナーン氏に、裁判なく彼の自由を否定することは、ことさら重大で、彼を解放するか、彼に公正な裁判を与えるための緊急措置が取られるべきです。

(略:行政拘留の欺瞞とその利用、長い)

2012年2月13日の訴えの軍事法廷による判決によれば、アドナーン氏に対する拘留命令は、イスラミック・ジハード組織で彼に帰する「組織活動」のゆえ発行されました。明白に、テロリスト活動は完全に承諾しがたく、それ自体、生命の権利を含む最も基本的人権への壊滅的打撃です。しかしながら、アドナーン氏が何か非合法活動に関わったとする訴えがなされるなら、彼に対する特定の罪状の性格を彼に通知し、彼の罪の調査を認める公正な進行を管理する、基本的義務があります。

この事件は、アドナーン氏の拘留状態の衝撃的報告に照らして特に重大です。公的場所での拘留者の束縛に関する手続き、医学倫理、道理に反して - そのように乏しい身体状況の誰かの逃亡を防ぐ必要のないとき、人権医師団によれば、サフェドのSieff病院で、彼はベッドの両側に手錠されています。

上記に照らし、そしてアドナーン氏の健康状態の悪化を考慮して、わたしは、アドナーン氏の行政勾留からの即時解放か、彼が裁判に処せられることを保証するよう、あなたに緊急に要請します。人間のモラル、理性的思考、イスラエルの民主主義の特性への配慮が、わたしたちに、この恐ろしい事柄を終わらせるよう義務づけます。

Sami Michael、会長
イスラエル市民権協会 (ACRI)

全文:Mondoweiss

アーカイヴ:アムネスティ・インターナショナル緊急アクション呼びかけ:パレスチナ人ハンガーストライカーの命の危機:ハデル・アドナーン(02月04日)


 アーカイヴの記事で、アムネスティ・インターナショナルは、イスラエルの関係部局(以下)に書簡を送るよう要請している。イスラエル市民権協会 (ACRI) の書簡から、誰でも利用できるよう、最小限、必要な部分だけを抜き出すと(新たに書く手数を省いて):

I am writing to ask for your urgent intervention to ensure the immediate release of Khader Adnan, currently in administrative detention, who has been on a hunger strike for 60 days; or alternatively – if the evidence so warrants – to put him on trial. Considering the deteriorating state of Mr. Adnan’s health, human morality obligate us to bring this terrible affair to an end.
--
わたしは、60日間ハンガーストライキしてきた、現在行政勾留にあるハデル・アドナーンの即刻の解放か;あるいはもうひとつの選択 - 仮に証拠がそれほど正当なら - 裁判に処すことを確実にするよう、あなたの緊急介入を求めるため、書いています。アドナーン氏の健康状態の悪化を考慮して、人間のモラルが、わたしたちに、この恐ろしい事柄を終わらせるよう義務づけます。
--

以下は、アムネスティ・インターナショナルが要請する送り先:

2012年3月14日以前に訴えを以下に送ってください:

Military Judge Advocate General
Brigadier General Danny Efroni
6 David Elazar Street
Hakirya, Tel Aviv, Israel
Fax: +972 3 569 4526
Email: avimn@idf.gov.il
Salutation: Dear Judge Advocate General

Commander of the IDF – West Bank
Major-General Avi Mizrahi
GOC Central Command
Military Post 01149
Battalion 877
Israel Defense Forces, Israel
Fax: +972 2 530 5724
Salutation: Dear Major-General Avi Mizrahi

そしてコピーを:

Deputy Prime Minister and Minister of Defence
Ehud Barak
Ministry of Defence
37 Kaplan Street, Hakirya
Tel Aviv 61909, Israel
Fax: +972 3 69 16940 / 62757
Salutation: Dear Minister

また、あなたの国に派遣された外交代表(イスラエル大使館)にもコピーを送ってください。下の地元外交アドレスを入れてください:

駐日イスラエル国大使館:
領事部:
E-mail:adm.ast@tokyo.mfa.gov.il


 イスラエル国防大臣、エフード・バラクが来日しているが、ニッポンメディアは、このイスラエルの闇を報じることはない。何しにきたのだろう、彼は。
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2012年02月16日

イスラエルの公園のためパレスチナ人家屋88棟が破壊される

2012年02月12日

2012年02月11日 | Al Haq

Al-Bustan-area-jerusalem-600x425.jpg

東エルサレムのパレスチナ住民たちは、増大する家屋破壊と追い立て強制の脅威に直面し続ける。エルサレム旧市街の南に位置し、50,000人以上のパレスチナ人口を抱えるシルワン地区は、特別の危機にさらされている。東エルサレムが違法に併合された1967年にイスラエルにより設立された(エルサレム)市自治体は、一方的に境界を引き、ダビデ王ガーデンとして知られる、いわゆる考古学公園開発に道を開くため、シルワン中央、アルブスタン(地図参照)のパレスチナ人家屋88棟の破壊を計画する。計画が進むなら、パレスチナ人1,500人以上が、家を失い、強制的に移送されるだろう。

原文:International Solidarity Movement
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ヴィデオ:アイルランドのハンガーストライカー、故フランシス・ヒュー家族からのハデル・アドナーンへの連帯

アリ・アブニマ
2012年02月15日水曜日


GazaTVNews

フランシス・ヒューは、1981年5月12日、ハンガーストライキの59日後、ベルファストのMaze刑務所で死んだ。彼の兄弟、オリヴァー・ヒューは、イスラエル刑務所で60日間ハンガーストライキをしてきたハデル・アドナーンへの、この連帯ヴィデオメッセージを送った。

アドナーンは、刑事告訴も裁判もなく、イスラエルにより捕らえられている。今日早く、重病のアドナーンが、ベッドに繋がれて捕らえられている病院前での抗議で、彼の父親、ジハード・アドナーンは、国際的介入を求め、彼の息子の精神は強いと語った。

フランシス・ヒューは、ハンガーストライキで死んだアイルランド共和主義囚人10人のうちのひとりだった。他は、ボビー・サンズ、レイモンド・マクリーシュ、パツィ・オハラ、ジョー・マクドネル、マーティン・ハーソン、ケヴィン・リンチ、キーラン・ドハーティ、トーマス・マケルウィー、マイケル・デヴィンだった。

原文:The Electronic Intifada

アーカイヴ:パレスチナ人ハンガーストライカー救出を求める署名(02月13日)
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ガザの電力がないため..患者の80%に死の危機

2012年02月15日

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ガザ、(Alresalah.ps) 独占 -- ガザの保健省は、封鎖されたガザ回廊の病院の電力不足のため、ガザの患者の健康状態が悪化していると警告した。

省の広報・情報局局長、アシュラフ・アル-キドゥラ博士は、AlResalah新聞への声明で「ガザ回廊の患者、80%以上が、電力不足のため、厳しい健康状態と死の可能性に脅かされる」と述べた。

アルキドゥラは、透析患者404人ほどが、完全に電力に基づく治療のため、死の危険にあり、一方、特別治療にある子ども100人が死を脅かされると述べた。

(略)

全文:AlResalah
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