2012年02月15日

報告:イスラエルがMigron前哨基地のための新入植地承認

2012年02月13日月曜日

テルアヴィヴ、イスラエル (Ma'an) -- 違法Migron前哨基地の入植者らは、月曜日、被占領西岸内に彼らの住居を再配置する、イスラエル政府との取り引きに到達したと語った。

イスラエル高等裁判所は、パレスチナ地主7人とイスラエル圧力団体、ピースナウにより提出された2006年の訴状に応じ、西岸都市、ラマッラ近くのMigron前哨基地のイスラエル人入植者らに、3月31日までに立ち去るよう命じた。

2011年8月2日の裁判所裁決によれば、前哨基地は、民間所有のパレスチナの土地にある。

入植者らは、月曜日、イスラエル政府が所有する用地、と彼らが言う近くの丘にMigronを再配置する、イスラエル政府との取り引きを確定したと語ったと、イスラエル日刊紙、Ynetは報じた。

被占領パレスチナ領土に建設された入植地すべてが、国際法下、違法である。

現在の前哨基地構造物は、18ヵ月のスケジュールを明記する合意で、家族らすべてが引っ越すまで破壊されないだろう。合意は、イスラエル高等裁判所に提出される前、イスラエル政府と入植者らにより署名されなければならないと、Ynetは述べた。

しかしピースナウ所長、Yariv Oppenhemierは、Ynet報道によれば、取り引きが「「3月末日までにMigron撤退を命じる裁判所命令に直接違反する」と語った。

(略)

前哨基地は、公式のイスラエル政府の授けなしで、概して、1990年代半ば以降、建設された入植地だ。現在まで、およそ100の前哨基地があり、それらの多くがイスラエル政府により支援された。

西岸の入植地拡張は、2011年に加速した。(東エルサレムを除いて)新たに「建設開始」の住宅1,850戸があり、2010年に、殆ど20パーセント増加したと、国連人道業務調整事務所 (OCHA) は述べる。

2011年のイスラエル政府による様々なイニシアティヴは、個人のパレスチナの土地に建設された、無許可の入植地前哨基地「合法化」を目論んだと、OCHAは報告する。

国連の評価によれば、被占領パレスチナ領土に、イスラエル人入植者、500,000人程が住む。これらのうち、4,000人〜5,000人の入植者が、ピースナウによれば、前哨基地に住む。

全文:Ma'an News Agency

アーカイヴ:イスラエル当局が違法入植地前哨に「合法」地位を与える(01月05日)
     :イスラエル大臣が西岸前哨基地合法化目的の法案を量る(2011年12月17日)
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イスラエルがパレスチナ人ハンガーストライカーに手錠(あるいは足鎖)

2ヵ月間、刑事告発なしで拘留されるハデル・アドナーンは、死に瀕していると人権集団(複数)は語る

Harriet Sherwood in Jerusalem
guardian.co.uk
2012年02月12日日曜日

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ハデル・アドナーンの顔が、ガザ市の赤十字本部前のパレスチナ人による抗議で、ポスターに現れる。Photograph: Mohammed Abed/AFP/Getty Images

8週間以上もハンガーストライキしてきたパレスチナ囚人は、死に瀕していると警告されるにも拘らず、イスラエル当局により、病院のベッドに手錠(あるいは足鎖)されている。

ハデル・アドナーン、33歳は、12月半ば以来、刑事告発もなく「行政拘留」の下捕らえられてきた。イスラエル軍当局は、彼が何の責任を問われているのかも、彼に対するいかなる証拠の提示も、彼の弁護士に告げるのを拒絶してきた。

ヒューマン・ライツ・ウォッチ (HRW/人権監視) は、イスラエルに、アドナーンを刑事告発するか、解放するか、いずれかを要求した。「彼は、ハンガーストライキで死に瀕しており、しかしイスラエルは、いかなる犯罪でも彼を告訴することさえなく、思い悩むこともなく病院のベッドに彼を鎖でつなぐ」と、HRWの中東責任者、Sarah Leah Watsonは語った。

HRWは、共和主義囚人10人が、彼ら自身を餓死させた、1980年と1981年の北アイルランド・ハンガーストライキの調査に基づく英国医師会 (BMA) による2006年の調査に言及した。「死は一般に、55日〜75日の間に引き起こされる」と、BMAは述べた。ストライキの間、英国議会議員に選挙されたBobby Sandsは、66日目に死んだ。

(略:既に掲載済み情報に重複)

全文:guardian.co.uk


 国際社会には、国際法に反するイスラエルの「行政勾留」を即刻停止させる責任がある。無辜の市民の命をかけた闘いに沈黙する、このありようは到底受け入れがたい。ハンガーストライキの結果、既に歩行もできず車椅子で移動させられるアドナーンを、ベッドに鎖でつなぐ必要は何だろう。アーカイヴ:「パレスチナ人ハンガーストライカー救出を求める署名」の記事中、オンライン請願の「請願」をクリックすると、署名サイトにアクセスする。大企業のため民主主義を弾圧したい国家のことはさておき、市民個人の良心が問われている。
あるいは、署名サイト:
http://signon.org/sign/khader-adnans-life-at-1?source=c.fwd&r_by=2447156
要求される項目は:*マークのみ;氏名、メールアドレス、国(スクロールして選択)、郵便番号の4項目。
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2012年02月14日

ガザの燃料危機 - 3題

ガザ市:電力危機が水汲み上げを止める
2012年02月12日日曜日

ガザ市 (Ma'an) -- ガザ市の市議会は、日曜日、電力危機が、どんな高さであれ汲み上げを妨げるので、住民に、水タンクを床の高さに移動するよう求めた。

ガザ唯一の発電所が燃料を使い果たし、停電が、地上階より上に水を汲む上げるのを止めたと、市は語った。市は、水を倹約するよう住民に求めた。

原文:Ma'an News Agency

ガザの燃料不足で環境災害の恐れ
2012年02月13日月曜日

独占写真(7点、Middle East Monitorクリックで、なにしろ独占なので)

ガザ市自治体は、継続的イスラエルによる封鎖と、部門を脅かす常に悪化する燃料不足の結果、未処理汚水をガザ沿岸に汲み上げ始めた。

確実な種類の燃料は、もはやガザ回廊に供給されず、それ自体、市自治体の浄水場が、環境災害を脅かし、機能を止めた。最近の記者会見で、市自治体により公表された情報によれば、燃料不足は、廃棄物処理トラックが、市東部のごみ処理場に廃物を輸送することができず、何トンものごみの蓄積をもたらした。

(略)

全文:Middle East Monitor

職員:ガザが18時間の停電に直面
2012年02月13日

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ガザ唯一の発電所 (MaanImages/Hatem Omar, File)

ガザ市 (Ma'an) -- ガザは間もなく、封鎖回廊にさらなる燃料が届けられなければ、1日あたり6時間のみの電力(供給)しかなくなるだろうと、月曜日、エネルギー職員は語った。

(略)

全文:Ma'an News Agency
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ガザへのイスラエル空爆がひとりを殺戮、3人負傷

2012年02月12日日曜日

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ガザ市東部へのイスラエル空爆で動物飼育場の損害を調査するパレスチナ人、2012年2月12日。ガザ回廊へのイスラエル空爆が、日曜日、69歳の市民を殺戮したと、病院関係者は語り、また軍は、作戦が境界越えロケット発射への報復と述べた。(REUTERS/Ibraheem Abu Mustafa)

ガザ市 (Ma'an) -- イスラエル軍用機が、ガザ回廊中央の年配の男を殺戮し、土曜日夜通しのガザを横切った一連の空爆で、他の3人を負傷させた。

(略)

全文:Ma'an News Agency
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ハンガーストライカーのための抗議で兵士らが4人拘束、16人を負傷させる

2012年02月11日土曜日

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(Reuters/Amar Awad, file)

ラマッラ (Ma'an) -- 西岸のイスラエル拘置所近くでの、ハンガーストライキの囚人、ハデル・アドナーンを支持するデモンストレーションは、土曜日、イスラエル軍により、TV記者を含むパレスチナ人16人を負傷させ、閉じられた。

(アドナーンの記事はしばしば掲載しているので、重複を省いた部分のみ)

兵士らは、パレスチナ人ふたりとイスラエル人ふたりを、アドナーンの拘留継続に反対する別個の抗議で拘束した。

何十人かが、ベイトゥニヤに近いオフェル軍事基地 -- 1月8日に、アドナーンが、刑事告発なしに4ヵ月の拘留命令を受けた刑務所と軍事法廷の敷地に集まった。

イスラエル軍は、群衆に催涙ガスを発砲し、若者は兵士らに石を投げた。パレスチナTV、サラールアスラ特派員を含む4人が、ゴム皮膜(金属)弾で負傷した。

イスラエル軍報道官は、語った:「パレスチナ人100人が(基地近くで)暴動を起こし、暴動分散手段で応答した治安部隊に石を投げた」。

ベイトウンマルでは、パレスチナ人、イスラエル人、国際活動家たちが、アドナーンとイスラエルにより投獄された他のパレスチナ人すべての解放を要求して集まった。

軍は、抗議者たちに音響弾と催涙ガスを発砲、パレスチナ人ふたりとイスラエル人ふたりを拘束した。

ユーセフ・アブマリア、38歳は、兵士らが彼を殴って頭部に負傷を被り、サケル・アブマリヤ、41歳は、唐辛子スプレーを吹きかけられ、どちらも拘束されたと、民衆委員会会長、アフマド・アブハシェメは語った。

(略)

全文:Ma'an News Agency
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2012年02月13日

パレスチナ人ハンガーストライカー救出を求める署名

2012年02月10日金曜日

オンライン請願は、赤十字国際委員会 (ICRC) に、56日間ハンガーストライキしてきたパレスチナ人拘留者を解放するよう、イスラエルに圧力をかけるよう要求した。

(略:アーカイヴ記事参照)

オンライン請願は、イスラエル軍事法廷に、アドナーンを解放するよう要請し、そしてICRCに、イスラエル政府が譲歩するよう圧力をかけることを訴える。

「わたしたちは、2011年12月17日以来、ハンガーストライキしてきたパレスチナ人拘留者、ハデル・アドナーン氏に関する、あなた (ICRC) の鈍い行動へのフラストレーションを示すため書いている」と、請願は述べる。

「彼の拘留は、裁判も刑事告発もなく継続している。国際人道法によれば、イスラエル政府に彼を解放するよう圧力をかけることにより、彼の命を救う意欲的措置を取ることが、ICRCの責任である」。

請願署名は、金曜日に開始され、現在の目標が300人で、200人の署名が集まっている(現時点で目標人数、3000人、署名数2400人ほど - mizya)。

(略)

全文:alakhbar

アーカイヴ:イスラエルの病院:ハデル・アドナーンが死の危機(02月11日)
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パレスチナ土地の日記念:2012年3月30日のBDS地球行動の日に加わってください!

2012年02月11日土曜日

下記は昨日、BDSmovement.netに掲載された:

土地の日を記念し、パレスチナBDS全国委員会 (BNC) は、自由、公正、平等と、国際法下のその義務を完全に満たすまでイスラエルに対する不買・脱資・制裁 (BDS) のためのパレスチナ民衆闘争への連帯で、2012年3月30日のBDS地球行動の日に結束するよう、世界中の良心の人びとにお願いします。

創造的行動とメディア努力を通し、わたしたちのBDS成功を陳列し、2012年11月の世界社会フォーラム「パレスチナ解放」に向け動員しましょう。
2009年の世界社会フォーラムで最初に開始した、3月30日のBDS地球行動の日は、イスラエル治安部隊が、パレスチナ人所有地の続く窃盗に対する民衆抗議を弾圧する企てで、パレスチナ系イスラエル市民6人を射殺し、多くを負傷させた1976年に口火を切った「パレスチナ土地の日」に一致します。36年を経て、イスラエルは、占領、植民地化、アパルトヘイトの体制を囲い込み、占領下に生きるものであれ、イスラエルの市民としてであれ、パレスチナ人の大多数、難民であろうと、どこであれパレスチナ人の基本的権利への重大な違反を強め続けています。

(略:アラブ民衆の闘いと世界に広がる「占拠」運動)

この共有される闘争の精神で、わたしたちは、パレスチナ連帯活動家と、世界中の社会正義と人権問題で活動するすべての人びとに、来たる2012年11月、ブラジル、ポルトアレグレで開催される世界社会フォーラム「パレスチナ解放」に向けた動員の大きな到達努力を開始するためこの行動の日を使うよう、そしてわたしたちの地球的活動の主要なキャンペーンに光を当て進展させるため行動するよう、お願いします。

フォーラムは、自決権を含むパレスチナ民衆の不可譲の権利を支持し、また国際法へのイスラエルの違反を終わらせるため、一体となった世界戦略の議論のユニークな空間を提供するでしょう。

行動のための理解

「BDS地球行動の日」は、可視的・創造的行動を通じて、わたしたちの種々な世界的運動業績を示す機会です。BNCは、パレスチナの権利の支持者たちに、運動の運営原則3つ:脈絡の感度、漸進性、持続性に基づく、BDSキャンペーンの徹底的に調査され、広く基づく戦略的展開に集中するよう要請します。そのような長期的ヴィジョンの開発は、運動の成長と持続的成功にとり不可欠です。

これら基準を念頭におき、BNCは、「BDS地球行動の日」の以下の行動形態を提案します:

1. 新しい聴衆に既存の長期的運動を促進する、可視的・創造的抗議、フラッシュ・モブや行動を組織し;

2. 新しい聴衆に BDSをもたらすことを模索する、広げる会合かイヴェント、あるいはメディア・イニシアティヴを準備し;

3. ブラジル、ポルトアレグレで11月後半に開催される、WSF「パレスチナ解放」動員イニシアティヴを開始してください。全国的、地域的、あるいは分野的動員委員会の編成発表を考慮し、社会とメディアに広めることを開始してください。(略:この項目はニッポンではできなそうだから)更なる情報はここ

4. 可能なところであれば、「BDS地球行動の日」を、新たなBDS運動イニシアティヴの発射台として使用し;

5. 政府に、イスラエルに対する増加する制裁を実行するよう要請し(以下略:ニッポン政府は米国に媚び諂うあまり、米国以上にイスラエルに対し好意を示すのを旨としているから、これも労多くして益なし);

6. 「(イスラエル)入植活動を支援する金融取引」の差し止めと反対を要求する、被占領エルサレム使節EU代表団により発行の最近公表された報告を公表、促進、利用してください。これは、植民地的入植地産品が、EU市場に入るのを禁止し、東エルサレムと他の被占領パレスチナ領域のイスラエルの植民地化に関係する行為者すべてに対する有効な措置を要求すると、正確に解釈することができます。

2012年3月30日「BDS地球行動の日」に参加してください!

(略)

全文:End the Occupation

アーカイヴ:世界社会フォーラムがパレスチナ連帯を実行に移す(2011年03月07日)
posted by mizya at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | action | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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