2012年02月12日

エチオピア系イスラエル人が高まる差別に直面

2012年02月09日木曜日
ELENA VIOLA FOR THE ALTERNATIVE INFORMATION CENTER

人種差別が、イスラエルで上昇しており、それは時々、彼らの皮膚の色に基づき、差別に直面し拒絶される国家の市民、エチオピア系ユダヤ人に向けられる。

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イスラエルの編入センターのエチオピア系ユダヤ人少年 (photo: flickr/Vadim Lavrusik)

エチオピア起源のイスラエル人1500人が、最近、エルサレムの議会前で、イスラエルの人種主義と差別に反対してデモンストレーションした。多くのエチオピア系イスラエル人住民の家庭である、Kiryat Malachiの家主何人かが、エチオピア系ユダヤ人に賃貸を拒絶して、抗議は起こった。

「イスラエル人は、まわりにエチオピア人にいて欲しくない」と、ハイファでエチオピアの若者にカウンセリングを提供するイスラエル婦人、Shokoは語る。「エチオピア人にアパートを貸さない彼らの言い訳は、彼らが騒々しい...そして彼らは、「悪臭を放つ」パン、インジェラを食べ、その強い臭いが近隣中に広がるということだ。実際は、イスラエル人が、エチオピア人を好きでない、彼らが黒いから...」

エチオピア系ユダヤ人イスラエル協会 (IAEJ) 資金調達者、Chava Weissは述べる、「これは、まったく遺憾な差別と類型化の事案だ...」

およそ130,000人のエチオピア系ユダヤ人がイスラエルにいる。国家の市民、彼らは、ユダヤ人大多数を支えるため、イスラエルにエチオピア人を運ぶ目論見の、2つのイスラエル隠密軍事作戦 - 1984年と1991年 - で、国に入った。

「しかし、ここに住むエチオピア人の大部分がユダヤ人だとしても、ラビや普通のイスラエル人居住者何人かが、彼らを差別する、といのも、彼らのユダヤ・ルーツが、東ヨーロッパのユダヤ・ルーツに似ていないから」と、エルサレムに住むエチオピア人青年、Mujuは説明する。エチオピア人は異なる神聖な祭りいくつかを祝い、タルムードを祝わない。Mujuは、「ユダヤ人のあるものは、ぼくたちエチオピア人が、イスラエルに入るためにユダヤ集団をつくったとさえ主張する」。

(略:長い)

全文:ALTERNATIVE INFORMATION CENTER

アーカイヴ:最新のハズバラ・メメ(?):ブラックウォシング(01月23日)


 パレスチナ人への弾圧、土地没収や家屋破壊、追い立て、真夜中の襲撃での子どもたち(大人はもちろんのこと)の逮捕、尋問での拷問や虐待、「行政拘留」、入植地拡張と入植者による暴力、オリーヴの引き抜き、ガザ封鎖による医薬品の不足と電力や水の危機、非暴力抗議デモへの弾圧、国際活動家も含む死傷者、国際社会の無能ぶりなど、ニュースが届かない日はないので、実はユダヤ社会内の差別まではとても手が回らない。アーカイヴ記事、イスラエルのプロパガンダ、ブラックウォシングを取り上げたので、今日の記事はその「続編」ということで。エチオピア系イスラエル人も、日々の生活、住まいからも教育現場からもはじき出され、生活の糧を得る職業からさえはじき出されているのに、徴兵制からはじき出されることはない。確か去年、初めてのエチオピア系ユダヤ人の兵役拒否者の記事を読んだような記憶はあるけれど、この記事に徴兵の言及はない。
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2012年02月11日

イスラエルの病院:ハデル・アドナーンが死の危機

2012年02月09日木曜日
Jihan Abdalla

ラマッラ (Reuters) -- イスラエルによる裁判なしでの拘留に対する抗議で、55日間のハンガーストライキのパレスチナ囚は、医療を拒否し、彼の命が危険な状態にあると、木曜日、病院報道官は語った。

イスラミック・ジハードメンバー、ハデル・アドナーン、33歳は、被占領西岸の彼の逮捕の直後、12月半ば以来、食べることを拒絶し、それ以来、水分のみを摂取してきた。

「彼の状態は良くない。50日以上もハンガーストライキする人びとは、実際危険だ。医師団は非常に懸念する」と、アドナーンが運ばれた、イスラエル北部の町、サフェドのSieff病院の報道官、Yael Shavitは語った。

「彼は、どんな治療も受けることを拒絶する。彼は、IVにつながれることに同意しない」と、彼女は、静脈点滴に言及して語った。

パレスチナ政府関係者は、パレスチナ囚により、これまで試みられた最長のハンガーストライキで、アドナーンが死ぬなら、西岸とガザ回廊での大きな抗議が予測されると語る。

アドナーンの妻、ランダは、彼を、イスラエルの破壊を約束し、イスラエルの標的への多くの攻撃に関係した、イスラミック・ジハード指導者とするメディア報道を否定した。

彼は、イスラエル当局に、裁判も刑事告訴もなく容疑者を無期限に拘留するのを可能とする、いわゆる「行政拘留」下で捕らえられている。地元人権集団、アルハクは、パレスチナ人315人が、その命令下で捕らえられていると語った。

ランダは、火曜日に夫を訪ねたこと、彼が病院のベッドに手枷(あるいは足枷)され、35kg(77ポンド)失ったことをReutersに語った。彼の皮膚は色あせ、髪は抜け落ち、口のまわりに傷があったと、彼女は語った。

「わたしたちの娘を乗せることができなかった。彼の腕に力がなくて」と、彼女は語り、彼が血液を吐き始めたと付け加えた。

危険で

(略)

PHRは、アドナーンが、彼の拘束と「尋問の屈辱的で残酷な状況」に対する抗議でハンガーストライキしていると語った。彼は「危険な」状態にあり、無所属の医師へのアクセスを否定されてきたと、PHRは付け加えた。

「部屋に常に看守がいて、これが大きな問題だ」と、PHR活動家、アナト・リトヴィンは語った。

リトヴィンは、アドナーンが、彼ら (PHR) の医師にプライヴェートに診察してもらうと頼んだが、看守は、残ることを拒絶し、医師は、手枷されていたので彼を診察できなかったと語った。「これを正当化できない」と、彼女は語った。

イスラエル軍は、木曜日、「地域的安全を脅かす活動により」アドナーンが逮捕され、「この令状は、裁判再審理で認可された」と声明で述べた。

それは更なる詳細を示さなかったが、アドナーンの上告が再審理中と述べた。

(略)

「わたしの息子は、食べ物に餓えているのでも水に飢えているのでもなく、しかし、彼の自由、彼の人びとと拘留者すべての自由を必要とする」と、彼の父親、ムーサ・アドナーンは、語った。

全文:Ma'an News Agency
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2012年02月10日

写真:入植者とイスラエル軍がクフル・カッドゥームで暴力的に土地を盗む

2012年02月07日

2012年2月6日|国際連帯運動 (ISM)、西岸

2月5日、クフル・カッドゥームの住民は、村からどのように違法に土地を強奪するか画策する何人かの兵士と違法入植者らが彼らの土地にいることに気づいた。到着して、国際連帯運動は、確かに、植民者らが今日、土地強奪行動を計画しているとの言葉を受け取った。

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シオニストがクフル・カッドゥームのパレスチナの土地を盗むために攻撃

今朝早く、イスラエル兵士とシオニスト入植者20人以上が、クフル・カッドゥームの土地に押し掛け、地元住人、アブアシュラフを逮捕し、引きずって行った。入植者らが、ブルドーザと軍事プレゼンスの中、土地を耕すのが見えた。

(略)


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全文(原文の画像クリックで27点の写真):International Solidarity Movement


 開拓時代の西部劇を彷彿させる。もっとも西部劇では、入植者たるカウボーイが善人で、先住民、インディアンが悪役を押しつけられていたが、土地を私有しなかったインディアンの土地に杭を立てて「俺の土地」とばかり、盗んでいったのはヨーロッパからやってきた白人入植者らだったのだから、「善人」な筈がない。常にアジアが蹂躙される。上記ヴィデオは、西部劇の現代版、ただし、ハリウッドでつくられたものではないので、入植者はどう見ても土地盗みの入植者にしか見えない。これが米国開拓時代の真実で、入植者らは、ペスト菌を注入した毛布を配ってインディアンを殺し、生活を破壊するためバッファロウを絶滅させた。土地を奪い、水を奪い、家屋を破壊する現在のイスラエルにぴったり重なる。
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イスラエル:ジャハリン・ベドゥイン・コミュニティの強制的追い立て計画を取り消せ:アムネスティ・インターナショナル

2012年02月08日

イスラエル国防大臣、エフード・バラクは、西岸のベドゥイン住民2,300人ほどを、エルサレム自治体ごみ処理場の傍の地区に、強制的に追い立てる軍事計画をキャンセルすべきと、アムネスティ・インターナショナルは今日、新趣旨説明書で述べた。

「移送を止めよ:イスラエルが入植地拡張のため今にもベドゥインを住居から追放」で、組織は、イスラエル軍に、計画により影響する20のコミュニティの破壊すべての即刻停止を命じるよう要請した。

アムネスティ・インターナショナルは、被占領西岸、エルサレム地方の追い立ての標的となっているベドゥイン・コミュニティのひとつ、ハーン・アルアフマルの留保の破壊命令を実行しないとの、先週のイスラエル軍当局によりなされた口約束が、不十分と述べた。

「イスラエル当局は、被占領西岸を通したパレスチナ人と共に、20のコミュニティすべての住民の適切な住宅の権利を保証しなければならない。これは、立ち退きを強制される彼らの保護と、コミュニティすべてとの偽りない協議会運営を意図する」。

2011年7月、イスラエル(占領軍)民事行政職員らは、国連機関に、エルサレム地方の20のベドゥイン・コミュニティの住民2,300人ほどを、エルサレム自治体ごみ処理場からおよそ300メートルの用地に追い立てる計画を最初告げた。

コミュニティはすべて、現在、マアレ・アドミン入植地圏の違法入植地近くに位置し、地区に住む多くが、入植地拡張の標的とされる。

(略:長いので)

全文:Amnesty International


 この記事は後半で、ごみ処理場の環境破壊に言及している。被占領西岸に捨てられるのは、ごみばかりでない。カルキリヤ近くで放射線量が高い地点があり、汚染物質の投棄の場所にもなっているらしいのだ。被占領西岸の都市を孤立させるように入植地は配置されているから、当然カルキリヤ近くにも入植地がいくつかある。領土拡張を支持する極右が入植者となるわけだから、環境汚染をものともしない、らしい、領土拡張の方が大事、というわけだ、おそらく自身の命より。そのようなわけだから、彼らが命をなくしたとしても、追悼する気分にはならないが、元来の住民、パレスチナ人にとっては大きな問題となっている。明日は「さようなら原発」デモ。
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アブニマがボイコット会議の「転機」強調

Philip Weiss
2012年02月06日



ぼくは、ペンシルバニア大学の不買-脱資BDS会議から戻ったばかりで、この数日、それに関する多くの情報を記入しなければならないだろう。ぼくは、アリ・アブニマの、会議の多様性と肯定的調子を強調した、土曜日の基調講演から始めなければならない。彼は、無数の異なる背景をもつ300人以上で溢れるホールに話しかけた。ホールには自由の強い感覚があった。アブニマの報告はここ

(略)

全文:Mondoweiss

アーカイヴ:世界がペンBDS会議を待つとき、卒業生寄付者の脅迫とさらにナチへの類推(02月06日)


 アブニマの基調講演と質問応答は1時間30分に及ぶ。
 アブニマの報告で、反-パレスチナ映画製作者がCBC「記者」を騙って、インタヴュを申し込んできたときのことを読むと(上記記事「報告はここ」をクリック)、これが結構笑える。カナダのCBCが来るだろうかとアブニマも驚いたと書いている。脱原発デモンストレーションでも、外国メディアに混じってNHKと記したカメラも見かけるけれど、放映されないことの方が多いから、まあ、そんなこともあろうかとアブニマも思ったらしい。マイクをつけられてインタヴュが始まると「質問」がおかしい、とてもプロフェッショナルな記者とも思えない。マイクを外し、撮影の使用許可に署名しないで部屋をでた。この明らかにおかしな「質問」が抱腹絶倒させる。
「さようなら原発」デモは明日。
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2012年02月09日

アッダミールの弁護士がハンガーストライキ中の拘留者を訪ねる

2012年02月07日火曜日
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies

アッダミール囚人支援・人権協会の弁護士、サメル・サマーンは、苦しむハンガーストライキ中の拘留者、彼の健康状態の急激な悪化にも拘らず、51日間ハンガーストライキをしてきたアドナーン・ハデルを訪ねることができた。ハデルは現在、サファドのイスラエルの病院にいる。

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File blogs.amin.org

アッダミールは、イスラエル刑務所行政が、緊急に必要とされる医療を実際には提供せず、ひとつの病院から別の病院へとハデルを移動してきたと述べた。

アッダミールは、ハデルの命の責任はイスラエルが担うものとし、刑務所行政が、前提条件なしに、即刻彼を解放するよう要求した。

サマーンは、ハデルが、ハンガーストライキ継続を主張しており、彼の悪化する状況にも拘らず、ビタミンや塩分を拒否し続けていると述べた。

イスラエル軍事法廷が、ハデルに対する行政拘留命令を更新するかどうか、まだ裁決していないと言及する価値がある。

西岸北部都市、ジェニンのハデルは、軍により彼が逮捕された1日後、12月18日にハンガーストライキを始めた。彼は容疑を科せられておらず、違法投獄に抗議してストライキすると決めた。

告訴なく、これら拘留期間が6ヵ月の、その時点でイスラエル職員が、囚人を解放するか、彼/彼女をさらに6ヵ月拘留するかどうか決める、イスラエルが呼ぶところの「行政拘留」でイスラエル拘留キャンプに捕らえられている、彼は、パレスチナ人300人近くのひとりだ。

これら延長は何年 - 最長の行政拘留者は8年以上も捕らえられてきた - にも及び得るし、告訴なく囚人を無期限に拘留するのを禁止する、第4ジュネーヴ条約違反である。

原文:International Middle East Media Center

関連記事:「イスラエル裁判所がジハード指導者の拘留命令を裁可」Ma'an News Agency

ラマッラ (Ma'an) -- イスラエルのオフェル軍事法廷は、火曜日、イスラミック・ジハード指導者、ハデル・アドナーンの行政拘留命令を有効と語った。パレスチナ囚人社会は、月曜日、命令に関する最終裁決を得るため、法廷と連絡をとった。軍事法廷は、火曜日、1月8日発行の4ヵ月行政拘留命令が満たされると認めた。

link to www.maannews.net


 関連記事「イスラエル裁判所がジハード指導者の拘留命令を裁可」は、アクセスが集中しているのか、サイトが攻撃を受けているのか、アクセスしても警告マークに読めないアラビア語の説明が2行、確認できていないけれど、送られてきた記事の紹介文のみ掲載。行政拘留の理由が秘密なのだから、そのような裁判に正当性はなく、ハデル・アドナーンが死亡するようなことがあれば、勝手放題をイスラエルに許す、米国、ヨーロッパ、非植民者根性丸出しで植民者におもねっているようにみえるニッポンも含む、国際社会も無罪とは言えない。
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イスラエルが「催涙ガス発砲調査を閉ざす」

2012年02月06日月曜日

ベツレヘム (Ma'an) -- イスラエル当局が、日曜日、西岸村、ナビ・サレで催涙ガスキャニスターでイスラエル人活動家が撃たれた調査を閉じたと、民衆闘争調整委員会は報告した。

ベン・ローネンが、5月13日、近距離で撃たれて手に複雑骨折を被ったと、委員会は述べた。

彼は、事件が証拠不十分で閉ざされたと、イスラエル国内業務部門により通知されたと、報告は付け加えた。

民衆委員会は、ラマッラ地区の土地没収に対する毎週抗議で、イスラエル国境警官が、ローネンに向け射弾を発砲する映像を発表した。


PopularStruggleCC

(略)

全文:Ma'an News Agency
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