パレスチナのガンジーを待っていたメディアのお偉方は? ハデル・アドナーンは?2012年02月17日
ピーター・ハート
何年も、著名な組織メディアお偉方は、世界 - そしてメディア - が、劇的、非暴力パレスチナ抵抗運動に応じるだろうとわたしたちに告げてきた。仮にそのような運動が - 恐らくガンジーのような人物に指導され - 最終的に出現したなら、メディア報道は現れ、世界中からの共鳴が、パレスチナ問題支援を強化するだろうと、わたしたちは告げられる。
これは無意味だ - 非暴力パレスチナ抵抗は何年もあった。(略:タイムズのジョー・クライン、ニューヨークタイムズのコラムニスト、トム・フリードマンの記事の例、あるいは「ガンジーを待って」と題するニューヨークタイムズ・コラムニスト、ニコラス・クリストフの記事の例)
しかし、たった今、イスラエルの拘留慣例に抵抗している誰かはどうか? そのハンガーストライキが世界中の注意を引きつけている人は? それはハデル・アドナーン。アリ・アブニマが彼のストーリを告げる:(略)
劇的、非暴力のパレスチナの語りを渇望するとわたしたちに告げたお偉方は、著名なアイルランドのハンガーストライカー、ボビー・サンズに比較されるハデル・アドナーンのストーリを書くことができる。
しかし彼らは、彼のストーリを書いていない。彼の苦境は、米国組織メディアでの報道はまばらで、彼のようなストーリを告げることを熱望するこれらお偉方により、言及されないことになったとしかみえない。
フリードマンやその同族が書くことを実際には意味しないと、ひとは考えざるを得ない。
全文:
FAIR (Fairness & Accuracy In Reporting)NYT:沖縄県民の「真実の見解」は彼らが言うことでない2012年02月15日
ピーター・ハート
沖縄の島に住む大多数が、米国海兵隊が去ることを望むのは、既定の事実と見える。島の異なる場所、辺野古の町に、新たな飛行場を建設する計画は、さらに不人気だ。最近の世論調査のひとつが、新基地に84パーセントが反対すると見いだした。
しかしニューヨークタイムズは今日、それ (NYT) がよりよく知っていると読者に告げる。マーティン・ファクラーによる記事の表題は、それら世論調査が - 基地に対する大規模デモンストレーションに言及せず - 信じるべきでないとあなたに告げるのみだ:「米国基地への怒りのイメージのただ中、沖縄県民の真実の見解は異なる」
「真実の見解」が、見たところ米国基地支持であることに驚かない。(略)
なぜそれほどまでに、事実が彼らが見えているものでないと、読者に告げようと努力するのか? 率直に、これは理解しがたい。(略)
(略)
最新版:沖縄の世論調査データのニューヨークタイムズの却下は、イラクの世論調査への扱いに酷似する - (記事参照:略、原文で)
全文:
FAIR (Fairness & Accuracy In Reporting)
米国マスメディア監視サイトから届いた記事の項目に、たまたまハデル・アドナーンと沖縄が含まれていた。NHKはABC、TV朝日はCNN、といったように、国際ニュースを米国メディアに負うところは少なくない。ABCやNYTは、FAIRが取上げる常連、つまり、ワースト・ニュース・ソースといって過言でない。実際、NYTが、何故読者に、沖縄県民が米軍基地に反対していないなどと信じ込ませたいのだろう?
米国メディアの「パレスチナのガンジーはどこにいるのか?」の問いに、パレスチナは「イスラエル刑務所に」と応じたものである。ハデル・アドナーンはそれを証明することになった。
posted by mizya at 16:21|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
article
|
|