2012年04月26日木曜日
Saed Bannoura - IMEMC & Agencies
パレスチナ政治犯、タエル・ハラフラは、ラムレ刑務所病院でハンガーストライキの58日目に入り、身体がその免疫系を失っており、臓器が働かなくなるかもしれないと、刑務所の医師が警告した一方、まだストライキを継続すると決意している。
マンデラ研究所の弁護士、アンワル・アブラフィは、ハラフラを訪ね、最近の彼の肝臓と腎臓のCTスキャンが、彼の身体が機能できず、彼の生命は重大な危険にあると明らかにすると述べた。
アブラフィは、ハラフラ、34歳が、歩くことも立つことも出来ず、鋭い胸痛、胃痛を被り、彼の右眼は殆ど見えないと述べた。
ハラフラは、体重24キロを失い、低血圧、非常な低血糖、脈拍増大、脱毛、口と歯肉からの出血、筋肉虚弱を被っている。
健康状態の悪化にも拘らず、ハラフラは、弁護士に、イスラエルが彼に対する行政拘留命令を無効にするまで、ストライキを継続すると決意しており、人権集団に、病気の拘留者たちが、ラムレ刑務所病院で服従させられる悲惨な状況に注意を払うよう求めたと語った。
ハラフラは、西岸南部の都市、ヘブロンに近いハラス村出身;彼は、2010年6月、軍により拉致され、刑事告発もないまま、繰り返し更新される行政拘留下に捕らえられてきた。
(略)
全文:International Middle East Media Center
ハンガーストライカーの家族が生命を心配
2012年04月25日
ナブルス、(PIC) -- イスラエル占領刑務所でハンガーストライキの50日目にあるオマル・アブシラールの家族は、イスラエル刑務所業務 (IPS) が彼への訪問を禁止して、彼の健康への懸念を表明した。
オマルの姉妹、ウム・オバダは、2012年3月27日、彼女の兄弟を訪ねるため IPS に要請を提出したが、その要請は拒絶されたと、PIC記者に語った。
彼女は、職員ひとりも、わざわざ家族に電話することもなく、あるいは連帯を示すこともないと語り、彼女の兄弟の事例を無視していると、PA(パレスチナ自治政府)を非難した。
ウム・オバダは、彼が、糖尿病、高血圧、脈拍低下、潰瘍、背中の痛みを被ると指摘し、イスラエル占領当局がオマルの生命に完全に責任を負うとした。
(略)
全文:The Palestinian Information Center
パレスチナ自治政府にイスラエルから圧力がかかっている可能性もある。少なくてもファタハが、イスラエルに拘留されるファタハ系政治囚にハンガーストライキに加わらないよう呼びかけたとする記事を読んだ記憶がある。だから、パレスチナ自治政府はハンガーストライカーの家族誰にも、連帯を表明することはないだろう。