2012年03月30日金曜日
パレスチナ人が、ガザ回廊北部での葬儀で、20歳、マフムード・ザコトの遺体の隣で悼む、3月30日。(Reuters/Mohammed Salem)ガザ市 (Ma'an) -- イスラエルの発砲が、ガザ回廊のふたつの場所での衝突で、若いパレスチナ男性ひとりを殺戮し、他の30人以上を負傷させたと、金曜日夜、パレスチナ医療関係者は語った。
アドゥハム・アブサルミーヤは、被害者をマフムード・ザコト、20歳と確認した。彼は、エレツ検問所付近で射殺されたと、職員は語った。
エレツ地区で、他の31人が負傷し、カマル・アドワン病院に運ばれた。ハーンユーニスで、6人が入院した。
3人が、深刻に負傷したと、アブサルミーヤは付け加えた。
医療関係者は、イスラエル軍が、小さな沿岸領域の境界障壁に接近する抗議者たちを妨げようと実弾を使用したと語った。
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ハマース部隊が、境界地域への抗議者の到達を阻むため検問所を設けたが、活動家の多くがそれらを回避したと、ベイト・ハヌーンで抗議に加わった活動家は語った。
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一方、ベツレヘムの若いパレスチナ人抗議者が、金曜日午後、催涙ガス弾により顔を撃たれて重傷を負ったと、Ma'an記者は語った。
ムハマド・アラファ、20歳は、ヘブロンの病院に運ばれた。「土地の日」記念集会で、検問所に石を投げたパレスチナ人に、イスラエル軍が、催涙ガス弾とスタン擲弾を発砲し、彼は負傷した。
他のふたりも深刻に負傷したと、ベツレヘムの赤三日月の長は報告した。イスラエル検問所の外でのデモンストレーションで、合計11人が入院した。
活動家たちは、1976年の土地没収に抗議するパレスチナ人6人のイスラエルによる殺害の例年の「土地の日」を記念する「エルサレム世界行進」を呼びかけてきた。何千人もが、エルサレム周辺の検問所で、ガザで、レバノンやヨルダンで結集した。
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全文:
Ma'an News Agency
「土地の日」が金曜日に重なると、イスラエル軍が凶暴になるのか(いつも凶暴とはいえ)、今までも死者を出してきた。だから、1976年の土地没収抗議集会で殺戮されたアラブ・イスラエル人は6人でも、例年となった「土地の日」記念集会で殺戮された死者数を加えると、13人目か14人目となるだろう。毎年数えているわけではないけれど...
posted by mizya at 12:54|
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