2012年04月11日
2012年4月11日| パレスチナ情報センター
アルハリール、(PIC)- パレスチナ女性が、アルハリール(ヘブロン)の南、ヤッタ村近くでユダヤ人入植者集団に攻撃され、頭部に重傷を負って入院した。
目撃者は、40歳、サミーハ・ナワジャが、近くのスシヤ入植地の覆面のユダヤ人入植者集団に攻撃されたと語った。
彼は、パレスチナ市民たちが、女の叫び声を聞きつけてやって来た後、イスラエル占領兵士らが、事件現場から入植者らを入植地に護衛したと語った。
パレスチナ赤三日月社で働くマレク・ガナムは、女性がヤッタの医院に連れて行かれた後、負傷の深刻なことを考慮して、アルハリールの病院に運ばれたと語った。
ユダヤ人入植者らは最近、ヤッタ東部地区の住民への、彼らをその土地から追い出す恐怖を起こさせる企てで、攻撃をエスカレートしてきた。それら攻撃のある部分はカメラに記録された。
原文:International Solidarity Movement
アクサー警備員がユダヤ人入植者らとの口論で負傷
2012年04月11日
被占領エルサレム、(PIC) -- アクサーモスク警備員、ハーレド・アブニジュメは、水曜日朝、聖域に入ろうとしたユダヤ人入植者らとの口論で負傷した。
Safa通信社は、警備員たちが、アクサー広場に入ろうとした入植者30人の集団に立ちはだかり、アブニジュメが負傷した殴り合いに結びついたと述べた。
それ(Safa通信社)は、その後イスラエル占領警察が介入し、「外国観光」の口実の下、入植者らに、アクサー広場に入りぶらつくのを許したと付け加えた。
ユダヤ人入植者らと外国人観光客は、イスラエル警察・境界警備の保護の下、日常的に、聖域複合施設に入るのを許される。
原文:The Palestinian Information Center
ユダヤ人入植者らのパレスチナ人に対する暴力を伝えるニュースは毎日のことで枚挙に暇ない。上記ふたつは、一方はイスラエル軍、もう一方はイスラエル占領警察により、通常の国家なら逮捕される入植者ギャングが、丁重に保護される図だ。逮捕どころか保護されるのだから、入植者の暴力がエスカレートするのは当然で、ギャングの放し飼いはいわば「国策」と言っていい。