Joseph and Emiliano
2012年4月15日|国際連帯運動、西岸
パレスチナと国際サイクリストたちは、土曜日、ヨルダン渓谷を通って走る主要南北ハイウェイ、ルート90を北上するサイクリングを試みたとき、イスラエル占領軍に粗暴に攻撃された。サイクリストたちは、渓谷先住のベドゥイン・コミュニティに対する続く民族浄化キャンペーンの一部として、道路へのパレスチナ人アクセスを制限する、ヨルダン渓谷でのイスラエルのアパルトヘイト政策に反対するデモンストレーションをしていた。
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パレスチナ女性ひとりとデンマークとオランダの国際活動家ふたりが、M-16ライフルで頭部を殴られ、負傷して病院に運ばれ、また、国際活動家ひとりが手枷され、刑事告発なしに解放されるまで1時間以上、拘束された。
パレスチナと世界中の活動家、100人以上が、シャーレク青年フォーラムにより組織された自転車抗議に参加した。参加者たちは、ルート90の入口でイスラエル占領兵士・ジープにより阻止される前、およそ5キロメートル乗った。兵士らは、サイクリストたちに、「彼ら自身の安全のため」継続を認めないだろうと通知した。活動家たちが、彼らの道の継続を平穏に試みたとき、占領軍の地方指揮者は、活動家たち複数の頭部にライフル銃を振り回し、活動家3人の入院とスウェーデン人の拘束に帰着した。
ヨルダン渓谷の主要南北道、ルート90のパレスチナ人ドライバーは、イスラエルの入植者・兵士らからの日常的ハラスメントと攻撃に直面する。パレスチナ人ドライバーとサイクリストは、頻繁に車を片側に寄せさせられ、理由なく捜索され、また、いくつかの場所でパレスチナ人は、イスラエル人が自由アクセスする場所で、道を横切って回転することさえ妨げられる。
ヨルダン渓谷は、そこに住むパレスチナ人に向けた民族浄化のイスラエルのキャンペーンに直面する。家屋破壊が頻繁に生じ、イスラエル人は現在、渓谷の土地と水の大部分を盗んでいる。この盗まれた土地で生産された青果物の大半が、ヨーロッパや北アメリカに輸出される。自転車デモンストレーションは、村々への訪問、青年ダブケ(ダンス)上演、スピーチを含む、デモンストレーションと祭典の日の一部だった。イヴェントは、世界と占領勢力に、ヨルダン渓谷とパレスチナの民衆が、彼らの土地の不法占領への割譲を拒絶し、彼らの土地で、抵抗し留まり続けるとのメッセージを送ることを目指した。
原文:International Solidarity Movement