2012年04月29日

ニリンの土地に新入植地

2012年04月24日

20120411095931-300x225.jpg

若い入植者グループが、4月10日、ニリンの私有される土地に新前哨基地の建設を始めた。前哨基地は、聖書からの引用、ヘブライ語で「新しい光」を意味する「Or Hadash」と名付けられるだろう。イスラエル兵士らは現場に来て、建設道具いくつかを押収したが、およそ100人の入植者が前哨基地の基礎を設置するのを止めなかった。私有されるパレスチナの土地での入植地建設は、イスラエル法同様、国際法により違法と考えられてきた。

「我々は、イスラエルの土地が、イスラエル民衆のためにあると宣言する」と、土地略奪イヴェントで話した入植者リーダー、Kedumim入植地の元市長、Daniella Weissは語った。Weissはまた、西岸の入植地拡張に専心的国際組織、受託者基金Nachalaから、入植者エンタプライズが受け取る支援について話した。

若い男たち・女たちの中心は、現場に留まる準備をした。「我々は、2,000年間我々を待っていた我々の伝承財産を取り戻す」と、若い入植者のひとりが、明らかに最後の2000年の間、土地を手入れしてきた民衆にそれほど考慮を払うことなく、彼らの土地窃盗に関するコメントで語った。

土地のパレスチナ人所有者は、何年も、2008年に「安全理由」で建設された併合壁工事のため、その地域に到達できないできた。1967年に開始した西岸占領以来、ニリン村は、元来の58.000ドゥナム(5,800ヘクタール)のうち50.000ドゥナムを失ってきた。この土地の43.000ドゥナムは、村の東、西、北を取り囲む5入植地の違法拡張で失われた。 土地のこの窃盗のため、村民7000人ほどが、その土地が盗まれたので、よりよい生活を求め立ち去った。ニリンの人びとは農民で、その土地へのアクセスなしで、経済的に自活する手段を持たない。

ニリンは、入植者エンタプライズが、引き続き妨害されず許されるなら、いかに効果的にパレスチナ住民を追いやるかの明確な例である。これら最近のイヴェントもまた、併合壁とイスラエル軍が、その土地からパレスチナ人を物理的に隔てることにより、また入植者らが法律に違反するとき保護することにより、この方程式にいかに組み込まれたかを示す。

原文と画像4点:Ni'lin Village
posted by mizya at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「60 Minutes」放送延期にネタニアフ関与;官僚がCBSストーリをイスラエル外交に関わる「戦略的テロ攻撃」になぞらえる

Adam Horowitz
2012年04月24日

イスラエルは、パレスチナ・クリスチャンの苦境に関する、ボブ・サイモンの爆弾ストーリの降灰の中を這い回り続けている。ストーリを葬るイスラエルの目論みに関する真相が現われ始め、それらはまっすぐトップまで行く。

Haaretzから:

イスラエルと西岸のクリスチャン・コミュニティに関する「60 Minutes」調査報告の放送を止めるための、イスラエル大使、Michael Orenによる企ては、ベンヤミン・ネタニアフ首相と彼の政治顧問、Ron Dermerとの一連の協議後、実施された。

放送を妨げる企てで、Orenが直接CBSの社長に話しかけることを、ネタニアフかDermerが指導、あるいは提案した者かどうか定かでないが、ふたりは、殆どその最初から、その問題を完全に知らされていた。

ストーリへの先制応答の一部は、Orenが、パレスチナ・クリスチャンのイスラエルの扱い売り込みを書いた、ウォール・ストリート・ジャーナル論評だった。再びのHaaretz:

Orenが、ネタニアフ、Dermer、他の外務省官僚と実行した協議の結果が、彼が直後、アラブ世界の至る所でクリスチャンが迫害の被害者である一方、イスラエルのクリスチャン・コミュニティは実際増えていると強調した、ウォール・ストリート・ジャーナルに発表した論評だった。

論評と平行して、Orenは、米国のクリスチャン・メディアへのいくつかのインタヴュに応じ、ネタニアフは、3月、エルサレムで開催された福音主義組織「イスラエルのクリスチャン」の前で話した。

そして予測できたごとく、CBSに圧力を加えるキャンペーンは、期待に反する結果を招いたとしか見えなかった:

それにも拘らず、報告の放送を妨害する企ては、そのクリスチャン・コミュニティのイスラエルの扱いの問題を、なおさら強く曝すことになった。外務省筋は、報告に対する先制のキャンペーンがあるレベルで、「60 Minutes」リポータたちの放映への決意をまさに強めたと語りさえした。

「我々は死者を起こした - 問題をもみ消す代わりに我々は、それへの関心をまさしく高めた」と、情報筋は語った。


The Forwardもまた、それが元来、昨年のクリスマスに放映することになっていたことを含む、ストーリを葬るイスラエルのキャンペーンの詳細を付け加える:(The Forwardからの引用略:面白いけれど長い)

全文:Mondoweiss

アーカイヴ:「60 Minutes」がパレスチナ・クリスチャンを描き、Michael Orenのぶざま(04月26日)
     :イースターに向け Michael Orenへの公開書簡(03月31日)
posted by mizya at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする