2012年05月01日

カランディア空港を入植地工業地帯に転換

パレスチナ草の根反-アパルトヘイト壁キャンペーン
2012年04月28日土曜日

2012年4月22日、イスラエル軍ブルドーザが、土地を均し始め、壁の新ルート建設のため、カランディア村の土地、400ドゥナム(40ヘクタール)の没収を発表した。エルサレムの北11kmに位置し、総面積、3948ドゥナムを覆うパレスチナ村は、既に、三方を困惑の壁により囲い込まれ、これら壁により隔てられたふたつの部分に分断され、今、カランディア空港地区での新イスラエル入植地工業地帯建設を促進するために、さらに土地を失うだろう。

2012年2月22日、エルサレム市当局は、公式国有地として空港が建設される区画を登録する、イスラエル空港当局の申請を承認した。僅か1日後、運輸大臣、Yisrael Katzは、カランディア空港をエルサレム市当局に移し、既存のAtarot入植地工業地帯拡張に土地を使用するための特別委員会を作った。

(略:英国委任統治時代に遡る村の土地の最初の没収)

1970年、イスラエル政府は、パレスチナ界隈により近く、相対的に汚染排出工業施設を転嫁する彼らの計画の一部として、エルサレムの北、カランディア村の土地に工業地帯を設立した。この目的達成のため、ベイトハニーナとカランディア村の土地両方から1200ドゥナム(120ヘクタール)が没収されて、Atarot工業地帯は建設された。今日、Atarotは、1378ドゥナムの地域を覆い、店舗と工場200以上を含み、西岸の三大工業地帯のひとつと看做され、すべてEU諸国で契約・業務する - Israeli Airspace Industries、Ashtrom、HeidelbergZement、Housing and Construction Holdingといった企業を含む。

(略:土地没収の記録で、気が滅入る)

全文:Stop the Wall

アーカイヴ:イスラエルの有毒化学物質工場が西岸住民を癌にする(2010年11月22日)
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主要なオリーヴ生産の村に5月1日までに樹木1,400本の根こそぎ命令

Allison Deger
2012年04月28日

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デイルイスティーヤでくつろぐ村人、2009年。(Photo: Genevieve Long)

今週の初め、イスラエルは、主要な西岸のオリーヴ生産の村、デイルイスティーヤのパレスチナ人農夫たちに、今月末までに、1,400本の樹木を根こそぎにするよう命令した。比較するとこの命令は、2011年全体で引き抜かれた総数よりさらに400本多い。

「これは、ワディ・カナの農夫たちが今まで受けた樹木根絶命令の最大のもの」と、International Women's Peace Service (IWPS/国際婦人和平業務) は語った。デイルイスティーヤ出身ではあるけれど、今、セントルイスに住むアマル・サレム、63歳は、オリーヴ樹の掘り出しが村の誰にも影響すると語る、「わたしが昨年訪ねたとき、わたしが行った家のすべてに、引き抜かれた樹木があった」。

アマルの家族は、5世代、オリーヴを栽培してきた。それが彼らの生計で、彼女をカイロの学校に通わせた。「わたしは、オリーヴのおかげで学校に行った。樹々のおかげで、わたしはカイロの学校に行った。父は、オリーヴの他、収入がなかった」。アマルの家族の中で、イスラエル当局は、83歳のおじの土地の樹木300本を根こそぎにした。アマルは、それらをローマ時代に由来する「樹齢1,000年」の古代樹と評した。ブルドーザが到着した日、彼女のいとこは、樹木に抱きついて抗議したが、ともかくもそれらは根絶された。(略)

全文:Mondoweiss
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