2012年05月10日

「隠密イスラエル戦闘員が西岸のIDF兵士に石を投げる」

2012年05月07日

イスラエル刑務所業務エリート、「マサダ」部隊指揮官による証言が、障壁に対するデモンストレーションに反撃するIDF手法を明確にする。
Chaim Levinson

隠密兵士らが、パレスチナ村、ビリンでの毎週のデモンストレーションに反撃するその活動の部分として、IDF(イスラエル防衛軍)兵士らの「全般的方角」に石を投げたと、イスラエル刑務所業務エリート、「マサダ」部隊指揮官は、モハメド・バラケ(ハダシュ/平和平等民主戦線)MK(クネセトメンバー/イスラエル国会議員)の裁判での最近の証言で明かした。

バラケは、デモンストレータ逮捕を試みていたビリンの国境警備員攻撃で告発された。

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2005年、ビリンでIDF兵士らに立ち向かうモハメド・バラケ議員
Photo by: Reuters

2005年以来、住民の土地の多くから村を切り離す、ビリンの分離壁に反対する毎週の抗議は、イスラエルと国際活動家の参加同様、国際的注目を引きつけてきた。

「マサダ」戦闘員何人かが、テルアヴィヴ簡易裁判所でのバラケの裁判で2週間前に証言した。戦闘員らはカーテンの陰から証言し、彼らの身元は秘密のままだ。中心的証人は、「マサダ」の士官、「戦闘員102」で、法廷に「我々は、ビリンの分離壁での混乱反撃のため派遣された。わたしが隠密活動に従事する初めてのことだった。ふたりが逮捕され、彼らはパレスチナ人だった」と語った。

被告側弁護士、Orna Kohnに、隠密兵士らが石を投げたか質問されて、「102」は、投げたと答えた。IDF兵士らに向け石を投げたか尋ねられ、彼は「全般的方角」にと答えた。

(略)

全文:Haaretz.com


 写真は「IDF兵士らに立ち向かうモハメド・バラケ議員」というより「IDF兵士らに首を絞められるモハメド・バラケ議員」といった風情... 自国の国会議員を肉体的に攻撃する兵士というのもそう多くはないと思う。
 パレスチナ人を逮捕するための、パレスチナ人に変装しての「投石」、以前から言われていたことだけれど、裁判所で「証言」されたのは初めて。
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#PalHunger | 大学生が抗議に対するイスラエルの弾で眼を撃たれる

2012年5月6日
OCCUPIEDPALESTINE

PIC 06/05/2012

ラマッラ、(PIC) - 21歳のパレスチナ人学生は、土曜日、ラマッラの南、オフェル刑務所近くでの平和的囚人支持集会を鎮圧するイスラエル占領軍 (IOF) が発砲した弾丸で右眼を撃たれた。

地元筋は、PIC記者に、ムーサ・アッシアニが中程度の重傷(moderate to serious condition)で入院したと語り、IOFが、保安上の禁止を口実に、彼にエルサレムの病院で治療を受けるのを拒絶したと言及した。

通商・経済学部3年生のシアニは、ハンガーストライキの囚人たちを支持して、殆ど毎日連帯行進を組織する、ビルゼイト大学のイスラーム・ブロックのリーダーのひとりだ。

平和的行進のIOFによる鎮圧で、他が催涙ガス呼吸困難で手当を受けた一方、パレスチナ人7人が負傷した。

抗議者たちは、ラマッラ市からオフェル刑務所に向けて行進し、軍のバリケードで止められ、市民と報道チームへの廃水(放水)に加え、ゴム(皮膜)弾、催涙ガスキャニスタを発砲した兵士たちに、石を投げた。

原文:Occupied Palestine
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アミール・マフールは良心の囚人で解放されなければならないと世界中の組織

Maureen Clare Murphy
2012年05月04日金曜日

この週末は、パレスチナ市民社会指導者でイスラエル市民、アミール・マフールの逮捕の2周年を迎える。マフールは、強要された自白に基づく捏造の公安の罪科でイスラエルにより有罪を宣告された。投獄にも拘らず、マフールは、The Electronic Intifadaに公表された、パレスチナ同胞運動についての分析記事いくつかを書いてきた。

マフールの妻、パレスチナ人活動家で、マフールが、パレスチナ市民社会傘下集団、Ittijahの長として共に作業した国際組織の代表、ジャナン・アブドは最近、マフールの不正な投獄とパレスチナの権利・解放の彼の支持について、The Electronic Intifadaに忌憚なく話した。

今日、世界中の25組織が、アミール・マフールを解放するよう求めてその声を加えている。声明は、南アフリカ拠点集団、CIVICUS:World Alliance for Citizen Participation(市民参加世界同盟)により流通されている。完全な声明は以下の通り:

イスラエル政府は逮捕2周年に際しアミール・マフールを解放すべき

世界中の25を超える組織が、逮捕の2周年に際し、投獄の人権弁護者、アミール・マフールを解放するようイスラエルに促すため合同してきた。

アミールは、2010年5月以来、刑務所で過ごしてきた。2012年5月1日、アミールは、伝えられるところでは、イスラエルの政治囚の状況に光を当てるハンガーストライキに加わった懲罰として、ギルボア刑務所からMajidoの別の刑務所に移送された。彼の家族は通知されず、彼らがギルボア刑務所に彼を訪ねようとして初めて、移動について知った。Majidoへのアミールの移送は、彼への到達を彼らに困難にすることにより、彼の家族が直面するハラスメントを増す。

アミールは、Ittijah:アラブ・コミュニティ組合を基盤とする協会が、1995年に設立されて以来会長だった。彼はまた、イスラエルの政治的・社会的・市民社会問題についての健筆家であることに加え、イスラエルのアラブ市民の政治的自由を護る大衆委員会の議長を務めてきた。

イスラエル・シンベト公安機関によるアミールの逮捕を巡る状況と、彼の逮捕直後の正当な法手続きをたどるイスラエル政府による結果的不履行は、ハラスメントと政治的妨害めいたところがある。

2010年5月6日、シンベト諜報官16人が、真夜中、アミール宅に乱入し、捜索して、ラップトップ、ハードドライブ、携帯電話および彼の家族が所有するカメラを没収した。彼の逮捕に続き、アミールは、彼に対する罪の説明も与えられず、弁護士へのアクセスも否認され、12日間、外部との連絡を絶たれて監禁された。彼の拘留は、後に裁判所命令により延長され、彼らが法廷での彼の拘留延長聴聞に出席しないよう脅迫した後になってのみ、彼は弁護団へのアクセスを与えられた。

アミールは、激しい尋問活動に曝され、彼は否定したが、戦時に敵を支援し、外国のスパイと接触したと非難された。イスラエル諜報官らからの厳しい圧力下、2010年10月、アミールは、彼が外国人スパイと連絡をとり、戦時、敵(ヒズボッラ)支援を企てたと述べる申し立て取引に入った。申し立て取引の結果、終身刑に達する、戦争で敵を支援するより重罪が、検察当局により取り下げられた。彼は、追加的複数年が執行猶予される9年の禁固刑を宣告された。

わたしたちは、イスラエルで人権を護るため仕事するアミール・マフールが良心の囚人であり、不当にそがれたと信じる。そのようなひととして、この正義のこじつけ継続を差し止めるため、彼は、即刻、無条件に解放されるべきである。

以下を代表して発行:

Les Alternatifs, France

Arab NGO Network for Development, Lebanon

Associacion pro Derechos Humanos de Andalucia, Spain

Association des Travailleurs Maghrebins de France, France

Association France Palestine Solidarite, France

The Association of NGOs, the Gambia

Une Autre Voix Juive, France

Bahraini Transparency Association, Bahrain

Campagne Civile pour la Protection Internationale du Peuple Palestinien, France

CIVICUS: World Alliance for Citizen Participation

Collectif Judo Arabe et Citoyen pour la Paix, France

The Committee on Justice and Peace in Palestine and the Middle East of the 5th Arrondissement of Paris, France

Frantz Fanon Foundation

The Gathering of the CSOs in Saida, Lebanon

Mouvement Contre le Racisme et pour l’Amiti entre les Peuples, France

Nigerian Network of NGOs, Nigeria

Pakistan NGO Forum, Pakistan

Palestinian NGO Network, Palestine

Le Parti Communiste Franais, France

Plataforma de Solidaridad con Palestina de Sevilla, Spain

Scottish Council for Voluntary Organisations, UK

Sudanese Civic forum, Sudan

United Civilians for Peace

Union Juive Francaise pour la Paix, France

Union Syndicale Solidaires, France

United French Jewish for peace, France

Women in Black, Strasbourg, France

Workers’ Communist Party of France, France

原文:The Electronic Intifada

アーカイヴ:アムネスティ・インタナショナル:パレスチナ人権活動家がイスラエルで投獄(2011年02月02日)
     :アムネスティ:イスラエルは人権活動家へのハラスメントを停止すべき(2010年05月15日)
     :何百人もがアラブ人スパイ申し立てでの逮捕に抗議行動(2010年05月14日)
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