2012年05月19日

オーストラリアの裁判所がナクバ行進を延期する警察要請拒絶

2012年05月16日水曜日

オーストラリア裁判所は、ナクバを記念する行進を延期するシドニーの警察によりなされた要請を拒絶した。警察は、都市交通の中断を避けるため週半ばの代わりに週末に開催するよう求めた。

Christine Adamson判事は、月曜日夜の審問の後、表現の自由は、いかなる潜在的交通渋滞にも優先すると説明し、要請を拒絶した。いずれにせよ、ナクバの実際の日付の重要性が、他の日でなく5月15日に開催する記念を本質的にすると、彼女は付け加えた。

(略)

全文:Middle East Monitor


 Christine Adamsonのような裁判官が、この国(ニッポン)にもいるといい。ニッポンの警察は「表現の自由」ということを理解していないから、「ご通行中のみなさん、『ご迷惑』をおかけしています、デモが横断中です」などとがなり立て、デモンストレーションが『迷惑』行為との印象を振り蒔こうと懸命だ。警察のこのようなデモンストレーションを誹謗中傷する「がなり立て」は違法行為ではないのだろうか。
ラベル:ナクバ
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アムネスティ・インタナショナルが、独房幽閉からのパレスチナ人移動は肯定的一歩だが、イスラエルは囚人の権利保護ためもっと行うべきと語る

プレスリリース|2012年05月16日

決定後、囚人2000人がハンガーストライキ終了

(ニューヨーク)-- アムネスティ・インタナショナルは、人権尊重に向けた正しい方向への一歩として、イスラエルで囚人19人の長期独房幽閉を終了する取引を歓迎した。しかし、組織は、イスラエルが囚人の権利尊重のためさらに行う必要があると語った。

(略)

「わたしたちは、これら言質が、囚人の人権尊重に根拠を与える、イスラエル当局による新たな取り組みの前兆となることを望む」と、アムネスティ・インタナショナル中東・北アフリカ・プログラム副局長、アン・ハリソンは語った。「しかしながら、囚人や拘留者2000人もが、イスラエル当局が何年にも渡り犯してきた彼らの人権尊重を保証するため、その健康を懸けなければならなかったなど、あるべきでない」。

アムネスティ・インタナショナルは、2007年6月に完全に留保された、ガザの囚人家族訪問再開を繰り返し要求してきた。

アムネスティ・インタナショナルと地元人権機関は、行政拘留者、ハデル・アドナーンがハンガーストライキを始めた2011年12月以来、ハンガーストライキする拘留者たちに対し、イスラエル刑務所業務 (IPS) により繰り返される違反を記録してきた。

(略)

「ハンガーストライキの囚人たちに対する、IPSによるこれら繰り返された違反は、完全な、独立した、公平な調査を要求し、またそれら責任は、義務を負わなければならない」と、ハリソンは語った。「そのような長引く独房幽閉 - 囚人やその弁護士に与えられない情報に基づく - は、正当な手続きへの彼らの権利への違反であり、残酷で、非人間的で、下劣な扱いを構成する」。

(略)

全文:Amnesty International
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歴史的パレスチナ大規模ハンガーストライキを終了させたイスラエルの譲歩の詳細が明らかになる

アリ・アブニマ
2012年05月15日火曜日

イスラエル刑務所のパレスチナ囚人たちによる歴史的28日間大規模ハンガーストライキと、囚人何人かの2ヵ月以上のハンガーストライキを終了させたイスラエルの譲歩の詳細が、今日、明らかとなった。

パレスチナ囚人の権利集団、Addameerは、取引を交渉した囚人委員会のメンバー、アヘド・アブゴルメと、投獄のPFLPリーダー、アフマド・サアダトの弁護士たちに与えられた記述に基づく詳細を公表した。

Addameerが「囚人運動の業績」として歓迎した取引の主要条項は以下の通り:

アヘド・アブゴルメによれば、ハンガーストライキ委員会メンバー9人が、昨日、IPS(イスラエル刑務所業務)役人・イスラエル諜報士官らから成る委員会と会談し、それらの合意の条項を決定した。

書面にされた合意は、5つの主要条項を含む:

● 囚人は、合意の署名に続き、ハンガーストライキを終了するものとする;
●「安全」の理由での囚人の長期の隔離使用を終了し、囚人19人は、72時間以内に隔離から移動されるものとする;
● ガザ回廊の囚人の第1度近親者(親子兄弟姉妹)と、曖昧な「安全理由」に基づき訪問が否定されてきた西岸の家族の家族訪問は、1ヵ月以内に回復するものとする;
● イスラエル諜報機関は、日々の状況を改善するため、IPSと囚人たちの間の会合を促進する組織された委員会の存在を保証する;
● 行政拘留が基づく秘密ファイルが、「非常に重大な」情報を含まない限り、現在行政拘留中のパレスチナ人308人に関し、新たな行政勾留命令、あるいは行政勾留命令更新はないものとする。

現在の拘留命令満了後、長期ハンガーストライカー何人かが解放されるが、他に関する疑問は残る

Addameerの最新版は述べた:

奇跡的77日間のハンガーストライキに従事した、ビラール・ディアブとターエル・ハラフレを含む、長引くハンガーストライキの行政拘留者5人に関し、彼らの行政拘留は更新されず、現在の命令満了に際し解放されるだろう。その5人は、彼らの脆弱な回復期間に適切な治療を受けるため、公立病院に移送された。

その日早く、Addameerは、ハラフレとディアブを含む8人を名指して、長期ハンガーストライカーについて、Facebookに記録を記載した。それは、長期ハンガーストライカー何人かの事態について、追加情報がまだ必要とされていると意味する:

行政拘留者たち、ハンガーストライキ71日のハッサン・サファディ、ハンガーストライキ69日のオマル・アブシャラル、ハンガーストライキ54日のジャアファル・アッゼディーンもまた、ハンガーストライキを終了し、現在の命令満了に解放されるだろう。Addameerは、マフムード・サルサク、モハマド・タジ、キーファ・ハッタブの現在の事態に関するニュースを待っている。

サルサクは、2009年にイスラエル軍により拉致され、以来、告訴も裁判もないまま捕らえられてきた、パレスチナ・ナショナル・サッカーチームのメンバーだ。

昨日、ターエル・ハラフレ解放のニュースを伝えたEI(Electronic Intifada)ブロガー、リナ・アッサアフィンは、彼の父親と話した。彼女が書いたその会話は、囚人たちに対して使用される高圧的措置についてのさらなる懸念を引き起こした。

行政拘留は終わるのか?

Addameerもまた警告した:

イスラエルの全体としての行政拘留慣習に関して、合意は、概してその広範な使用への制限を含むと、アフマド・サアダトはさらに言及した。Addameerは、これら合意条項が、国際法の完全な違反に固執するイスラエルの甘く問題ある行政拘留適用を明白に解決しないだろうと、懸念する。

Addameerはまた、イスラエルが、囚人に関する合意を尊重しない経歴を持つと言及した。

Addameer声明完全版(略:原文で)

原文:The Electronic Intifada
posted by mizya at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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