
ロンドン、(PIC) -- 活動家何十人もが、BBC本部の外での、パレスチナ人囚人問題の、組織の故意の無視、およびシオニズム実体支持の不変の偏向に抗議する座り込みに参加した。
連帯組織の多くが、BBCニュース経営陣に、パレスチナに関するニュース報道時のBBCの偏向終結を求め、パレスチナ問題報道に抗議する、抗議文書を手渡した。
パレスチナ・フォーラム報道官、ザヘル・アルベラウィは、PICに、このパレスチナ人囚人ストライキの最近の拡大をめぐるBBCの続く沈黙は、ことさらその報道でパレスチナの言葉に言及するのを避けるもので、驚かないと語った。
ベラウィは、以前、災害緊急委員会 (DEC) によるガザ民衆のアピール放送をBBCが拒絶したと付け加え、イスラエル占領へのこの絶対的偏向が、彼らが英国民に与えることができるものを通して、イスラエル占領の道具に改造することを意図するシオニストロビーにより影響される証明であると指摘した。
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抗議書面はBBC渡された(強調を加えた)
拝啓、Boaden殿
4月と5月の4週間、イスラエル刑務所に捕らえられるパレスチナ人、およそ2,000人が、イスラエルの行政拘留の使用、パレスチナ囚人たちを一度に何年間も独房幽閉するその政策、収監者たちへの親族訪問の否認に抗議して、ハンガーストライキしていた。
これら囚人たちは、2012年3月以来食物を拒絶し、5月14日に達した取引のときまで、死の間際だった他に加わった。
ことによると近代史最大の、この大規模ハンガーストライキは、BBCオンラインで最小限度の報道を受け、その最終的数日まで、BBCのTV・ラジオのニュースにのらなかった。
この間、BBCは、ウクライナ人政治家、ユリア・ティモシェンコのハンガーストライキと、中国の反体制派、チェン・ガンチェンに際立つ報道を与えたにも拘らず、ハンガーストライキのパレスチナ人2,000人と、その何人かもまた食物を拒絶するイスラエルにより拘束されたパレスチナ国会議員27人は無視された。
パレスチナのハンガーストライキの第3週目で、その報道不履行のBBCによる弁解は、その報道が、他のニュース組織と、ことさらアルジャジーラに言及し、横並びだったというものだった。
わたしたちは、英国の大衆が資金提供する放送局が、自身の失敗から免れる努力で、世界の出来事の報道を主導するよりむしろ従うとの内容の含みで、他の報道機関を指摘するなど、異常で不穏と判定する。
10時のBBCニュースが、最終的になにがしかの報道を提供したとき(5月11日)、大規模ハンガーストライキ開始から4週間近く後、前後関係なく、囚人たちの要求への言及もなく、ハンガーストライカーたちの多くが被る入院を必要とするひどい健康状態に触れることもなく、そして全くパレスチナ報道官のコメントなく、それはなされた。代わりに、ケヴィン・コナリーによる報告は、異議申し立てなく話す、ハンガーストライキに携わる激烈な手法をとってきたそれらの人びとを「自爆犯」と比較し、およそ「イスラーム主義運動」と偽って話したイスラエル政府報道官、Mark Regevを主演させた。
彼の完全な声明は:「自殺したがっている誰かと取引している場合、困難だ。それは、彼らが無実の人びとを殺すと欲するとき、彼ら自身を吹き飛ばそうと準備する自爆犯に関する問題で、この戦術で、彼ら自身を殺そうと望む場合、彼らがイスラーム主義運動にとって考える場合、それは挑戦だ。我々は、ハンガーストライキした囚人皆が、刑務所から出るフリー・カードを得るのを - さいころゲームの用語を使用し - 先例とすることはできなかった」。
ハンガーストライカーたちを侮辱し、完全に偽りを伝えたこのインタヴュは、5月11日、「ニュース24」と「ラジオ4」ニュース速報でもまた使用された。これら報道はどれも、パレスチナの視点と平衡を保たれることはなく、また、ハンガーストライキのイスラエルの展望が、BBCに打ち勝つのを許した。
ハンガーストライキに向けたBBCの姿勢とその結果の偏った報道は、それ自体に驚く。それはまた、パレスチナと占領に関する報道に対するBBCの一般的姿勢と、BBCニュース番組が、イスラエル支持のその報道と分析に傾く傾向を表わす。
それは残念ながら、ガザのためのDECアピールの放送を拒絶した会長から、芸術家のラップ・パフォーマンスの「パレスチナ」の単語を検閲したRadio 1Xtraまで、BBC全体に広く及ぶ態度だ。
わたしたちは、この闘争での支配的役者により提供される話よりむしろ、パレスチナに対するこの偏向の終了と、バランスの取れた、公平で、国際法の価値を反映するこの地域のニュース報道を見たい。誠実な情報をBBCに頼る受信料支払人たちが受けるに足るものは実に少ない。
敬具
原文:The Palestinian Information Center
100MBまで無料のブログサイトにつくったboycottilは99MBに到達して、ほどなく終わります。50MBを越えた頃も書いたことですが、100MBの分量がこれほど多いとは思っておりませんでした。3.11以前は、1日に500人ほどのアクセスがありましたが、3.11以後、半分になりました。パレスチナどころではなかったに違いありません。boycttilは、BBCと変わらないニッポンのメディア状況の批判でもありましたが、3.11が図らずも、メディアの危うさを暴露しました。わたしたちも、ライセンス契約者(記事中、受信料支払人は:licence-fee payers)として、NHKに「誠実な情報」を求める権利があります。
いつ、100MBに到達して記事を掲載できなくなるやも知れず、その前に、このboycottilにアクセスしてくださったことに感謝を表明したいと思います。ありがとうございました。今後は、しばらく放り出している『オリーヴの庭から』のブログを、オリーヴの記事に特化して掲載していこうと考えております。
日々届くニュースに追い立てられて、翻訳したいと保存しながら、翻訳できない記事も毎日多くありました。記事で言及されている「パレスチナ」の単語への検閲問題も、翻訳に手が回らなかった記事のひとつでした。「BBC Palestine Rap」で検索すると、容易にみつかりますが、ひとつだけ、「BBCが『パレスチナ』の単語検閲決定擁護」(NewStateman)はここで:ヴィデオでラップを視聴できます。