2012年06月15日

二重基準:「NYT」は4日目でイスラエルのハンガーストライカーらを報道した

Philip Weiss
2012年06月12日

マフムード・サルサクは、彼が3年前に逮捕され、告発されたことがなかった事実に抗議して、12週間ハンガーストライキしてきた。彼は、死の戸口におり、彼の支持者たちは、行動を求め国際的嘆願を発しており、そして彼の命を救い、監禁での彼の死の政治的損失からイスラエルを救うことに向けて進む取引の噂がある。

ニューヨークタイムズは、彼の事例の報道価値をまだ考慮していない。

一方、6月6日のニューヨークタイムズでIsabel Kershnerの:入植者前哨基地合法化に対するイスラエル政府の拒絶に入植者ら激怒。

水曜日、何百人もが、最高裁判所と国会前で抗議するため、エルサレムに集まった。入植者およそ50人が、先週、ここでハンガーストライキを行い、その一方で他のものが、エルサレムの北、およそ10マイルのBeit Elから3日間行進して到着した。若いデモンストレータらは、道路を封鎖し、タイヤを燃やそうと試みた。

...4日間食物を拒絶したBeit Elの退役軍人居住者、Hillel Fendel、54歳は、建物を移転させるネタニアフ氏の計画は「我々が実施できるとは信じない、非常に空想的アイディアの類い」と語った。

原文:Mondoweiss
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欧州サッカー連盟 (UEFA) :マフムード・サルサクの解放を確保せよ

欧州サッカー連盟 (UEFA) ミシェル・プラティニ会長:UEFAメンバー、イスラエルにより捕らえられるサッカー選手、マフムード・サルサクの解放を確保せよ

ヨーロッパサッカー選手が「正義と人権の名に於いて」サルサク解放を要求
(署名者省略:原文で)

署名サイト:change.org


 アジアサッカー連盟を除名されたイスラエルを受け入れた欧州サッカー連盟は、マフムード・サルサク解放に向け、遅過ぎたとはいえ、少なくても動き出した。パレスチナをメンバーとするアジアサッカー連盟はどうだろう。アジアサッカー連盟が、日本サッカー連盟が、サッカー選手たちが、サッカーサポーターたちが問われているのだと、繰り返したい。どうか署名を!
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2012年06月14日

難民キャンプで逮捕された元イスラエル軍人はイスラエル市民権を放棄したい

2012年06月11日月曜日

PNN

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旧ソ連から移住したイスラエル人、Andre Pshenichnikovは、ベツレヘム近くのドゥヘイシャ難民キャンプで2ヵ月過ごした後、IDF(イスラエル国防軍)により逮捕され、キリヤト・アルバ入植地の警察署に8日間拘留された。

彼は、警察の尋問官らに、イスラエル市民権を放棄し、代わりにパレスチナの市民権を得るため、イスラエルとの関係すべてを断ちたいと告げた。結局彼は、制限条件下で釈放され、彼に対する法的手続きの終了まで、西岸の「A」エリアに入るのを禁じられた。彼は、軍令下、イスラエル人に禁止されるこれら「A」エリアに入ったことで起訴された。エルサレム簡易裁判所と地方裁判所での訴訟手続きのいくつかで、検察当局代表団は、Pshenichnikovがパレスチナ解放人民戦線 (PFLP) に加わったと力説したが、結局その告発を取り下げた。彼に対して提出された起訴に関して、Pshenichnikovは、エルサレムの弁護士、Andre Rosenthalにより代理される。

Andre Pshenichnikov、23歳は、当時ソ連の一部だったタジキスタンに生まれた。子どもの頃、彼の家族はロシアに移った。彼は、13歳のときにイスラエルに来て、3年間の義務的軍務を終えた後、IDF通信隊に入り、職業軍人の条件下で追加の一年半を務めた。

その数年で、彼の見解は、完全に覆され、中東での西側勢力の利益代表としてイスラエル国家が務め、シオニスト運動が、ユダヤ教を冷笑的に利用してきたと結論した。言及のごとく、これが、彼が流暢なアラビア語で共に話したパレスチナ人たちと接触する結論ヘと導き、ドゥヘイシャ難民キャンプに住むつもりで、イスラエル市民権を取り消し、代わりにパレスチナ市民権を得ようと模索している。

原文:Palestine News Network


 極右政党「我が家イスラエル」の設立者で、殆どの国から相手にされない、現イスラエル外務大臣も、旧ソ連生まれの移民、そして彼の政党もやはり旧ソ連からの移民に、その選挙基盤を支えられる。Andre Pshenichnikovとの違いは歴然だが、この距離は何だろう...
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イスラエルの西岸壁はシカゴに相当するパレスチナ領土を併合する:打ち倒すのを手伝って

アリ・アブニマ
2012年06月11日月曜日


Alhaqhr

被占領西岸を越えてイスラエルが建設している壁が、ニューヨーク、ロサンジェルスに次いで米国第3の人口の多い都市、シカゴの大きさのパレスチナ領土の地域を併合すると知ってる?

強奪されたパレスチナ領土、530平方km - 1967年の被占領地の殆ど10% - は、壁と、あるものは「グリーンライン」あるいは「1967年境界」と呼ぶ1949年ロードス休戦ラインの間に閉じ込められるパレスチナ人350,000人の家だ。

イスラエルが壁の建設を始めて以来、10年を標し、アルハクは、壁は違法で取り壊されなければならないとの、2004年の国際司法裁判所の裁決の執行を促す、「10年は長過ぎる」と名付ける1ヵ月にわたるキャンペーンに着手した。

キャンペーン開始のこの短いヴィデオは、わたしたちに「10年間、壁が、移動の自由、健康や教育へのアクセス、通商や生計に対する厳しい制限を据え、パレスチナの村々、土地とコミュニティを通して分断してきた」と、思い起こさせる。

(略)

全文:The Electronic Intifada


 この短いヴィデオに添えられた唯一の音、ダルブッカの練習に励みたい、boycottilが100MBに到達したなら...
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2012年06月13日

イスラエルの西岸入植住宅建設への国際的非難 - 4題

EUのアシュトンが入植地は和平努力に有害と語る

ブリュッセル、2012年06月09日 (WAFA) - 欧州連合外交政策チーフ(外務大臣)、キャサリン・アシュトンは、金曜日、イスラエルの入植地活動が和平努力に有害と語った。

アシュトンは、前哨基地の入植者らを、やはり被占領西岸内である正規(イスラエル政府にとってのみ)入植地に移すこと同様、違法西岸入植地に何百戸もの住宅の建設を計画するイスラエル政府に反応した。

(略)

全文:WAFA

英国外務大臣がイスラエルの西岸でのさらなる住宅建設を非難
2012年06月09日

ロンドン、(PIC)-- 英国外務省は、「継続的・系統的入植地活動、そしてイスラエル政府により繰り返される国際法違反を、挑発的で、和平の展望を害する」と看做した。

外務大臣、ウィリアム・ヘイグは、金曜日の記者声明で、西岸を横断しての新入植住宅を認可するイスラエルの発表を非難し:「わたしは、西岸を横断しての新入植住宅851戸の建設を認可するイスラエルによる発表を非難する [...] グリーンラインを横切った他のどこであれ、入植地での住宅創出により、違法前哨基地から入植者らを移す決定は、危険な先例を作る。そのような前哨基地は、イスラエル法・国際法のどちらの下でも違法で、完全に撤去されるべきである」と語る。

(略)

全文:The Palestinian Information Center

ドイツがイスラエルの入植地計画は和平努力に背くと語る

ベルリン、2012年06月09日 (WAFA) - ドイツは、この措置が、頓挫した和平会談再開の努力に反すると語り、西岸入植地に住宅851戸を建設するイスラエルの計画に懸念を表明したと、木曜日、ドイツ外務省報道官、Andreas Peschkeは語った。

(略:アーカイヴ参照)

全文:WAFA

トルコ:イスラエルは国際法に違反する
2012年06月09日

アンカラ、(PIC) -- トルコ外務省は、金曜日、被占領西岸に新住宅851戸を建設するイスラエルの決定を非難する声明を発表した。

(略:どこも同様の非難なので)

全文:The Palestinian Information Center

アーカイヴ:国連公使:入植地すべてが国際法に反する(06月13日)


 主要国がイスラエルを非難すると、時折はニッポン外務省も他の国を真似た文面でイスラエルを非難することがある。ニッポン-イスラエル国交60周年を意識してだろうか、このところ、ニッポン外務省のイスラエル批判は影を潜めている。イスラエルとの「文化交流」というのも目白押しだ。
 以下はイスラエル大使館のサイトから:
http://embassies.gov.il/tokyo/NewsAndEvents/Pages/60-years-events.aspx

日イスラエル外交関係樹立60周年記念事業 Japan-Israel 60th Anniversary selected events

5月 ショハット作曲 歌劇『アルファとオメガ』 コンサートスタイル・オペラ (日本初演)
ダン・エッティンガー指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
文化村オーチャードホール/サントリーホール
MAY: Tokyo Philharmonic Orchestra presents a concert style opera of
“Alpha and Omega” (Japan premiere)
Composed by Gil Shohat / Conducted by Dan Ettinger
Bunkamura Orchard Hall / Suntory Hall

7月 ハイファ・シアター『レッツ・ムーヴ〜心の叫び〜』 キジムナーフェスタ2012 / アシテジ世界ミーティング
沖縄県 沖縄市内
JUL: Haifa Theater production "Let's Move" in Kijimuna Festa 2012 /
ASSITEJ International Meeting
Okinawa City

7月下旬〜8月 ヤエル・ナイーム 来日ツアー
JUL-AUG: Japan Tour of singer Yael Naim

8月 ロネン・シャピラ作曲 新作オペラ 『地獄変』 芥川龍之介原作/劇場シアターXカイ創立20周記念年企画
東京・両国 シアターXカイ
AUG: Premiere of “Hell Screen” – opera production based on Ryunosuke
Akutagawa short story. Music composed by Ronen Shapira / The 20th
Anniversary of TheaterX (cai)
Tokyo Ryogoku TheaterX (cai)

9月 東京JAZZ でのイスラエル・ミュージック・シーンの紹介
東京国際フォーラム / コットンクラブ(丸の内)
SEP: Tokyo Jazz Festival featuring Israeli Music Scene
Tokyo International Forum / Cotton Club (Marunouchi)

9月 インターネットラジオ"テデル“ x ドミューン@Time Outカフェ
SEP-OCT: Pop-up Internet radio bar and design shop Teder x Dommune x Rafsoda
TimeOut Café and major clubs in Tokyo

9月・10月 アルカディ・ザイデス 『Quiet』/ ヤスミン・ゴデール 『Love Fire』 ダンストリエンナーレトーキョー2012
青山円形劇場 / スパイラルホール / 神戸dB / 金沢21世紀美術館
SEP-OCT: Dance performances “Quiet" by Arkadi Zaides and “Love Fire”
by Yasmeen Godder in Dance Triennale Tokyo 2012
Aoyama Round Theatre / Spiral Hall / Dance Box / 21st Century Museum
of Contemporary Art, Kanazawa

10月 同志社大学 第6回CIMORコンフェレンス 『ヘブライ語文化の復興 −現代ユダヤ教における意義・日本文化との関係』
(A.B.イェホシュア / ニッツァ・ベン・ドヴ / ミキ・ブル)
The 6th CISMOR Annual Conference on Jewish Studies “The Revival of
Hebrew Culture in the Context of Modern Judaism and Relation to Japan”
(from Israel – A.B.Yehoshua / Prof. Nitza Ben Dov / Dr. Miki Bul)

10月 イヴリー・ギトリス(Vn)90歳記念コンサート
東京オペラシティ コンサートホール
Ivry Gitlis, Violin Recital
Tokyo Opera City Concert Hall

11月・12月 東京フィルメックス イスラエル映画史傑作選
有楽町朝日ホール / オードトリアム渋谷 『アバンチ・ポポロ』他
NOV-DEC: “Israeli Gems” - screening of 4 classic Israeli films in Tokyo FILMeX
Yurakucho Asahi Hall / Auditorium Shibuya

11月 インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンスカンパニー
『ゴールドフィッシュ』 京都芸術劇場 春秋座舞台上
“Gold Fish” Kyoto Art Theater Shunjuza
11・12月 インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンスカンパニー
『Bombyx Mori』 世田谷パブリックシアター / まつもと市民芸術館
NOV: Dance Performance “Gold Fish” by Inbal Pinto & Avshalom Pollak
Dance Company
Kyoto Art Theater Shunjuza
NOV-DEC: Dance performance “Bombyx Mori” by Inbal Pinto & Avshalom
Pollak Dance Company
Setagaya Public Theatre / Matsumoto Performing Arts Center

11月 バットシェバ舞踊団 『Sadeh 21』
彩の国さいたま芸術劇場 / びわ湖ホール
NOV: Dance performance “Sadeh 21” by Batsheva Dance Company
Saitama Arts Theater / Biwako Hall

12月 蜷川幸雄演出 日本・ユダヤ・アラブ国際共同制作『トロイアの女たち』
東京芸術劇場
DEC: World premiere of Euripides “Trojan Women” directed by Yukio
Ninagawa - International Collaboration of Tokyo Metropolitan Art
Theatre and Tel Aviv Cameri Theatre
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国連公使:入植地すべてが国際法に反する

2012年06月07日木曜日

ベツレヘム (Ma'an) -- 木曜日、中東和平プロセス国連特別調整官が、被占領パレスチナ領域の入植地は違法であるという国際社会の見解を繰り返した。

声明で、ロバート・セリーは、「パレスチナの個人所有の土地であろうと、被占領パレスチナ領域の他のどこであろうと」イスラエル入植地は、国際法に反すると述べた。

被占領西岸に深くくい込むBeit Elでの300戸追加を含む最新の発表を、「非常な厄介ごと」と、特別調整官の声明は述べた。

彼は、「党派が、目下の機会を捉えなければ、彼らは、その含むところが、二国家解決に向けた進展を遅めるばかりでないと理解すべきである。代わりにわたしたちは、アラブ和平イニシアティヴの精神に於ける地域和平からさらにわたしたちを遠のかせるだろう、一国家の実現に向けた方針に移り得る」と、安全保障理事会への最近の警告を繰り返した。

イスラエルは一方、ベンヤミン・ネタニアフ首相に怒る入植者ら懐柔を目論んだとみえるプロジェクト、さらなる入植者住宅851戸を建てる計画への米国の批判を無視した。

「彼らは非難する必要があり、我々は建設する必要がある」と、建設・住宅大臣、Ariel Attiasは、Army Radioに語った。

入植者、議会と彼の右翼リクード党の入植者支持者らを威圧して、ネタニアフは、西岸のパレスチナ民間所有地の入植者住宅すべてを「合法化」する超国粋主義議員らによる企てを覆した。

法案は、最高裁判所が、Beit El入植地のパレスチナ地域に建てられたアパート5戸の建物の、7月1日までの撤去を命じた後、提案された。

(略)

全文:Ma'an News Agency
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ハンガーストライキのサッカー選手が一時的入院

2012年06月07日木曜日

ベツレヘム (Ma'an) -- イスラエル当局が、木曜日、刑務所健康職員らが状態に懸念を示し、長期のパレスチナ人ハンガーストライカーを病院に移送したと、職員は語った。

イスラエル刑務所業務報道官、Sivan Weizmanは、81日間ハンガーストライキしてきたマフムード・サルサクが、木曜日午後、Assaf Harofehメディカルセンターに運ばれたと語った。

彼が、「医療を必要とするかもしれないと考えた」ラムレの刑務所クリニックの医師たちの勧告で移送されたと、WeizmanはMa'anに語った。しかしながら、病院は、彼が受け入れられる必要はないと決定した。

水曜日、イスラエル裁判所にアクセスを訴えて、「人権医師団 - イスラエル」の医師がラムレ刑務所クリニックのサルサクを訪れた。

サルサクの診断書すべてをみることを許されなかった医師は、囚人が死の危機に隣り合わせており、直ちに入院しなければならないと語った。

サルサクは、極端な体重減少、頻繁な意識喪失を体験してきて、記憶喪失を被り、生命を脅かす脈拍中断の危機にあると医師は語った。

パレスチナのナショナル・サッカーチーム・メンバー、サルサクは、告発も裁判もないまま、ほぼ3年間、イスラエルで投獄されてきて、解放を要求している。

彼の家族は、2009年7月の彼の逮捕以来、彼に会うことも話すことも認められなかった。

原文:Ma'an News Agency


 3ヵ月近くハンガーストライキした人間が、病院に「受け入れられる必要はない」と診断する「Assaf Harofehメディカルセンター」とはどんな類いの病院だろうと、検索してみた。800ベッドを有する、テルアヴィヴ大学の、どうも「大学病院」らしい。サッチャー政権下、ハンガーストライキして見殺しにされたボビー・サンズが息絶えたのは、ストライキから66日目、レイモンド・マクリーシュが61日目、パツィ・オハラ、ジョー・マクドネルも、共に61日目、マーティン・ハーソンが46日目、ケヴィン・リンチが71日目、キーラン・ドハーティが73日目、トーマス・マケルウィー、マイケル・デヴィンが共に62日目だった。サルサクは驚異的にまだ生きている、とも言えるが、病院に「受け入れられる必要はない」との診断は信じがたい。
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