2012年06月05日

2000年以来パレスチナの子ども1,456人がイスラエルにより射殺された

2012年05月31日木曜日

国際「子どもの日」、6月1日に符合して、パレスチナ情報省により発表された数が、2000年後半に始まったアクサー蜂起以来、イスラエルにより、パレスチナの子ども1,456人が射殺されたと示した。省は、パレスチナの子どもたちすべてが、まだ、被占領パレスチナ領域の至る所で、イスラエル占領軍や違法ユダヤ人入植者らにより不断の虐待と攻撃に曝されると指摘した。何十人もが、被占領西岸でのハラスメント・キャンペーンで、イスラエルにより逮捕されてきた。

パレスチナの子どもたちは、人口の52パーセントを構成する。同様に、2000年以来、殆ど1,500人が殺され、5,000人ほどの子どもが負傷させられ、215人がイスラエル刑務所に捕らえられている;175人は2012年の始まり以来逮捕されてきた。

2010年、15歳-17歳の間のパレスチナの子どもおよそ1,000人が、その500人が被占領エルサレムで、イスラエル占領軍により逮捕された。もたらされた告発の殆どは、違法入植者の車輌への「投石」非難を中心題目とした。

(略)

全文:Middle East Monitor
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2012年06月04日

マヴィ・マルマラ告訴はイスラエル刑罰免除終了の先触れ

Sarah Colborne
The Electronic Intifada
英国
2012年05月31日

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マヴィ・マルマラ号へのイスラエルの攻撃は、パレスチナへの国際的連帯を強めただけだった。 (Eyad Jadallah / APA images)

マヴィ・マルマラ号の活動家のひとりとして、わたしは、2年前の今日、公海上をガザに向かって航行していた非武装人道支援活動家たちへの、イスラエルによる攻撃に責任あるものらに対し、トルコが今月告訴を発したニュースに狂喜した。

イスラエル特殊部隊の手で、9人が殺され、189人が負傷した。マヴィ・マルマラ号は、パレスチナとの国際的連帯に対するイスラエルの暴力的応答が、イスラエル犯罪の現実を暴露した歴史におけるもうひとつのモーメントとなり、結果的連帯増大が、パレスチナの公正のための運動をさらに強めてきた。

使用するつもりがないならひとは、死に至る弾薬で武装した特殊部隊を、民間の船に派遣したりはしない。マヴィ・マルマラ号を攻撃し、乗客を殺すイスラエルの目的が、連帯活動家たちを怖がらせ、将来のパレスチナ人への連帯活動を妨げることであったなら、それは見事に失敗した。

直後に、大規模デモンストレーションが世界中で起こった。エジプトは、ガザとのラファ検問所開放の激しい圧力を受けた。

将来の小艦隊に参加したい活動家たちがわたしにアプローチしてきた。第一自由小艦隊は、イスラエルが、港から出立を - 破壊との組み合わせで、船団が出航を予定していたギリシアに圧力をかけ続けても、第二の小艦隊を止めなければならないと感じるほどイコンとなった。

イスラエルの残忍性の象徴

公海で船団を攻撃し、拉致されイスラエル刑務所に投げ込まれた乗客たちを、撃ち、テイザー(スタンガンのような主にテイザー社が製造する武器の類いによる襲撃、「グーグルする」と同様の固有名詞の動詞化 - mizya)し、殴り、自尊心を傷つけてまで、電動車椅子、ベビーフード、コンピュータがガザに到達するのを妨げるのに、いかにイスラエルがそれほど死にものぐるいだったか、今日、マヴィ・マルマラ号は象徴化する。

イスラエル特殊部隊は、電話、カメラ、ヴィデオすべてを取り去り、攻撃映像すべての破壊を組織的に試みた。これにも拘らず、隠して持ち出されたいくつかの画像が、生存者たちの証言と合わせ、イスラエルの犯罪的活動を暴露した。

イスラエル軍は、パレスチナの男・女・子どもたちを攻撃し、逃れることに慣れている。彼らは、単純に、わたしたちに同様の手口を使った。しかし今や、少なくとも、それは気付かれずに、そして抗議なしに、起こり得ない。

今日のごとく鮮明なテロ

2010年5月31日後、わたしは、感情を完全に表わすこと不能な、マヴィ・マルマラ号に対する攻撃の証人とならなければならない数ヵ月を過ごした。2年が経ち、記憶はまったく同様鮮明だ。

わたしは、非武装の乗客たちに発砲する準備を整えた、最新の武器で寸分の隙なく武装した特殊部隊で逆立つ、イスラエル軍艦とゴムボート見るため、夜明け前、デッキに上ったのを忘れない。わたしは、船の上のヘリコプタが回る音、マヴィ・マルマラ号の甲板に急襲してくる特殊部隊を忘れない。

わたしは、Cevdet Kılıçlarがストレッチャーで、わたしが立っていた - イスラエルの攻撃前はカフェだった - わたしたちが座り、お茶を飲み、互いに知りあった主要な場所のひとつ、デッキの後に運ばれるのを忘れない。

Cevdetは、イスラエル特殊部隊に上から前頭部を撃たれたとき、攻撃を撮影していた。わたしが階下に行くよう告げられたとき、空気中の弾丸の音を、そして、わたしたちは抵抗するつもりはなく緊急の医療支援を必要とすると語る発表がわたしたちの拡声器からなされる中、わたしたちが、遺体、死につつあるひと、そして重傷者たちとデッキに坐りながら、果てしなく待つ時間を忘れない。

わたしたちは、105分間というもの、レーザー照準を備えた銃が、窓越しにわたしたちの頭に向けられていたことを別にして - イスラエル軍からの返答を持たなかった。

わたしは、イスラエル特殊部隊が船を襲った後、わたしたちの何人が殺されたのかも知らないまま、うだる太陽の下のデッキで手錠されたわたしたち皆を忘れない。

トルコ政府の介入と国際的憤慨が、刑務所からわたしたちを解放するようイスラエルに強いた後、窓のない犯人護送車で空港に運ばれたこと、わたしのトルコの友人、Cigdemの動きをなくした顔を見たこと、そしてそのあと、イスタンブール行きの飛行機に搭乗して一緒に坐り、わたしたちと共に拉致され投獄された他を見たときの、わたしの手の彼女の絶望的握りを、わたしは忘れない。Cigdemは、イスラエル特殊部隊によりマヴィ・マルマラ号で殺された彼女の夫の遺体を置いて離れることを拒絶した。

イスラエル刑罰免除の終わり

2010年5月31日を押しあける夜明け前に起こったことのわたしたちの集合的記憶は、個々の証言を通し、国連人権評議会 (UNHRC) の調査でとられた目撃者陳述を通し、そしてトルコで現在とられている法的行為を通し、ともに織りあげられた。

イスラエルは、刑罰免除での国際法違反に慣れており、また、国際機関は一貫して、パレスチナ民衆に対するその犯罪の応報をイスラエルにもたらし損なった。その一方、イスラエル内部調査は、マヴィ・マルマラ号で起こった、また2008年-09年の虐殺で、ガザのサムーニ家の殺戮といったような犯罪の、それら責任を窮地から救うためにのみ奉仕する(参照:アリ・アブニマ、「パレスチナ人への正義の扉が閉ざされる」、Al Jazeera English、2012年5月7日)。

イスラエル軍による攻撃が「契機に対し均衡を欠いたばかりでなく、完全に不必要で信じがたい暴力のレベルを示威した」と結論する、マヴィ・マルマラ号へのイスラエルの攻撃に関するUNHRC調査は、この契機でのわたしたちにとってばかりでなく、すべての契機でパレスチナ人にとり、正義を運用するイスラエル・システムの悪名高い拒絶を、さらに強調する。

それで、600万ドル支払いのトルコの拒絶と、代りに、イスラエルの将官トップ4人の起訴は、イスラエルにとり「刑務所免除獲得」カードには有効期限があるとの気がかりな信号だ。世界中で増大するパレスチナ連帯は、イスラエル政府に、パレスチナ人あるいはその支持者たちに、それ(イスラエル政府)が開始する攻撃すべてが、それ(イスラエル政府)があまりに残酷に抑圧する人びとへの国際的連帯を活気づけるのみとの明確なメッセージを送るだろう。

Sarah Colborneは、英国のパレスチナ連帯キャンペーン代表。

原文:The Electronic Intifada
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2012年06月03日

パレスチナ視覚化:ナンバープレートの色が運転できる道路を規定する

Adam Horowitz
2012年05月29日

visualizingpalestine.org

segregated-roads-2012-05-28.png

Image: Ahmad Barclay and Polypod, May 2012 for Visualizing Palestine

原文:Mondoweiss
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2012年06月02日

活動家たちが今夜ハビマ中断に向うので、ロンドン劇場はイスラエルに「増強セキュリティ」を約束

Asa Winstanley
2012年05月28日月曜日

Globe Letter

ロンドングローブ座は、今週のイスラエルの国立劇団(それはまたそのウェブサイトにある)による論争の的の公演のため、入場券所有者にこの書状を送った。ハビマは、今夜と明日、ウィリアム・シェークスピアの「ヴェニスの商人」公演が設定される。

書状で、マネジャーらは、今夜の公演を中断させると予測されるパレスチナ連帯抗議者たちを挫くことを望んで、広範なバッグと「ランダム・ボディ・チェック」を含む臨時の措置を概説する。

「ボイコット・イスラエル」活動家集団、ロンドンBDSは、「劇場をイスラエル式検問所に変える」グローブ座を非難することで応じた。

(略)

ハビマ:アパルトヘイト政権の文化大使

(略:アーカイヴ参照)

イスラエル演劇人何人(少なくない - mizya)かが、西岸入植地に抗議して公演を拒絶した後、劇団(ハビマ)は、伝えられるところでは、「そのような公演を妨げるいかなる問題にも対処する」だろうとイスラエル文化大臣に約束した。

ハビマの総支配人、Odelia Friedmanは、芝居を上演するロンドンのグローブ座からの招待が、「イスラエル国家一般にとり名誉な業績」と、イスラエル報道機関に語った。

それはまた、EIのベン・ホワイトが、当時報じたように、イスラエル外務省が、ロンドンでのハビマ公演に大枚10,000ポンド(120万円ほど、すごい円高、200万円ほどと思ったのに - mizya)も資金提供していると、4月に明らかになった。

著名な英国俳優がボイコット要請に加わる

(略:アーカイヴ参照)

ハリー・ポッター映画でスプラウト先生として国際的聴衆に名高い女優、ミリアム・マーゴリーズは、昨日、彼女がなぜボイコットを支持するのか説明するヴィデオをYouTubeに公表した:


Art4Palestine

彼女は結論する;「わたしたちは、アーティストである前に人間です、そしてイスラエル政府は人間のように振る舞っていません」。他の何人かも同様のヴィデオを掲載した。

(略)

全文:The Electronic Intifada

アーカイヴ:学術人・アーティスト150人が俳優の入植地アートセンターボイコットを支持(2010年09月01日)
     :エマ・トンプソンがグローブ座にイスラエル国立劇団の招待を撤回するよう求める著名な英国俳優集団の中(04月04日)
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注目:抗議者たちはイスラエルのハビマ劇団のロンドン公演から強制的に取り除かれた

アリ・アブニマ
2012年05月29日火曜日

YouTube(埋め込み省略:原文で)

「パレスチナ解放」そして「パレスチナに正義を」と叫ぶ抗議者が、月曜日、ロンドン、グローブ座でのイスラエル国立劇団、ハビマによる公演から強制的に組み伏せられるのが見られる。

女性は引きずられ、男が「出ろ」と叫ぶと共に、彼女が持っていたパレスチナ旗は、その手からもぎ取られる。

これらのイメージは、ヴィデオの最初、30秒以内に見られ、判別し難い音声がそれに続く。

ハビマは、英国での主要なボイコット運動の標的となり、「増強セキュリティ」が、抗議を見越して適所に置かれた。

イスラエル大使館もまた、ハビマを売り込む人目を忍ぶツイッター・キャンペーンの組織を試みたが、それはElectronic Intifadaのベン・ホワイトにより露見した。

(ツイッターから)
Asa Winstanley
@AsaWinstanley
グローブ座は、切符売り場入口に空港スタイル金属探知器アーチを設置した。グローブ座警備は、今日と明日(ハビマ公演日)だけとわたしに語った。
12年5月29日

(略)

BBCは、「横断幕やパレスチナ旗を掲げ、抗議者およそ15人が、公演中、連れ出された」と報じた:

芝居に入って10分ほど、「イスラエル・アパルトヘイトが舞台に留まる(あるいは、舞台を離れる)」と書かれた横断幕が、パレスチナ旗いくつかと一階バルコニーに広げられた。

警備員らがやって来て、人びと数人が取り除かれ、彼らのあるものは「暴力はいや!」と言う。

他の抗議者たちはピース・サイン、あるいは口にテープして立ち上がった。

写真を撮ろうとした聴衆メンバーは、客席係に、止めるよう求められた。さらなる横断幕と旗が、幕間の前、さらに2回、広げられた。抗議者たちが連れ去られるとき、何人かが「パレスチナ解放!」と叫んだ。

幕間の後、舞台の前に立った男が、シャイロックの有名な台詞をもじって「パレスチナ人は目なしだとでも?」と叫んで追い出された。

(略)

全文とヴィデオ・画像:The Electronic Intifada

アーカイヴ:エマ・トンプソンがグローブ座にイスラエル国立劇団の招待を撤回するよう求める著名な英国俳優集団の中(04月04日)
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HRW:タミミの有罪判決は集会の自由の権利侵害

2012年05月29日火曜日

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ラマッラ近くのオフェル軍事法廷で裁判のバッシム・タミミ (MaanImages/PSCC, HO)

ベツレヘム (Ma'an) -- 違法デモンストレーションを主導したパレスチナ活動家、バッシム・タミミのイスラエル軍事法廷の有罪判決は、集会の自由の彼の権利を侵害すると、火曜日、ヒューマン・ライツ・ウォッチ (HRW) は語った。

子どもの供述に基づく、石を投げるように子どもに促したとする5月20日の彼の有罪宣告はまた、彼の裁判の公正について重大な懸念を投げかけると、ニューヨーク拠点の集団は語った。

「イスラエル軍当局は、平和的抗議を主導するだけの活動家への有罪判決を正当化するのは困難と知っているように見え、したがって、彼らは明らかに、彼はまた子どもたちに石を投げるよう奨励したとの証拠を創作する抑圧的手法を使った」と、HRW 中東副ディレクタ、ジョー・ストークは語った。

「イスラエル軍事裁判システムは、バッシム・タミミに対するその裁決で、それ自体(軍事裁判システム)を告発した」と、彼は語った。

(略)

法廷は、5月29日、タミミに、彼が既に務めた(留置されてきた)13ヵ月の禁固刑、同様に17ヵ月の執行猶予を判決した。

2011年の同様の事例で、イスラエル軍控訴裁判所が、非-暴力抗議のパレスチナ主唱者、アブダッラ・アブラフメに、禁固16ヵ月を判決した。

全文:Ma'an News Agency

アーカイヴ:バッシム・タミミ裁判での目撃者たち:ぼくたちは尋問者らにより、彼に罪を負わせるよう指図された(2011年12月03日)

     :アブダッラ・アブ・ラフマがついに解放 + ヴィデオ(2011年03月21日)
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2012年06月01日

アブシシがハンガーストライキ再開の恐れ

2012年05月27日

ラマッラ (PIC) -- ディラール・アブシシは、イスラエル刑務所業務 (IPS) が、彼の独房幽閉を停止しないならば、無期限ハンガーストライキを再開すると迫った。

IPSは、囚人の1ヵ月に及ぶハンガーストライキを終らせる取引の一部として、パレスチナ囚人すべての隔離を終了したが、アブシシの隔離を維持した。

アブシシ、42歳は、彼の条件について刑務所行政に問い合わせたが、彼らは、イスラエル諜報機関の見解が彼の口を閉じておくよう、というものだったと彼に伝えたと、彼を訪ねたパレスチナ囚人協会弁護士に告げた。

拘留者は、彼の隔離の終了を阻むために企まれている共謀があったと非難し、取引に彼の名が含まれているのだから、隔離から出る彼の権利を譲らないと語った。

(略)

全文:The Palestinian Information Center

アーカイヴ:ディラール・アブシシ:はじめモサドに拉致され、現在イスラエル刑務所で虐待(03月16日)


 5月半ばに合意した筈の「取引」が5月も終らないうち反古にされている。もちろんイスラエルによって。頭が悪くて合意内容を理解できないのか、あるいは初めから合意を護ろうなどと考えていなかったのか、どちらかに違いない。つまりイスラエルとのいかなる「協定」も無意味ということだ。世界中が、あのアメリカでさえ非難する、悪名高い、裁判も告訴もない「行政拘留」の期限を満たしたら「更新」しないとのパレスチナ囚との合意も、どこ吹く風、次々に「更新」しているし、夜襲をかけてパレスチナ人を拉致してきては「行政拘留」命令を連発している。そしてわたしたちは驚きもしない、よくよくイスラエルは酷い国だと知っているから。
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