2012年06月01日

アブシシがハンガーストライキ再開の恐れ

2012年05月27日

ラマッラ (PIC) -- ディラール・アブシシは、イスラエル刑務所業務 (IPS) が、彼の独房幽閉を停止しないならば、無期限ハンガーストライキを再開すると迫った。

IPSは、囚人の1ヵ月に及ぶハンガーストライキを終らせる取引の一部として、パレスチナ囚人すべての隔離を終了したが、アブシシの隔離を維持した。

アブシシ、42歳は、彼の条件について刑務所行政に問い合わせたが、彼らは、イスラエル諜報機関の見解が彼の口を閉じておくよう、というものだったと彼に伝えたと、彼を訪ねたパレスチナ囚人協会弁護士に告げた。

拘留者は、彼の隔離の終了を阻むために企まれている共謀があったと非難し、取引に彼の名が含まれているのだから、隔離から出る彼の権利を譲らないと語った。

(略)

全文:The Palestinian Information Center

アーカイヴ:ディラール・アブシシ:はじめモサドに拉致され、現在イスラエル刑務所で虐待(03月16日)


 5月半ばに合意した筈の「取引」が5月も終らないうち反古にされている。もちろんイスラエルによって。頭が悪くて合意内容を理解できないのか、あるいは初めから合意を護ろうなどと考えていなかったのか、どちらかに違いない。つまりイスラエルとのいかなる「協定」も無意味ということだ。世界中が、あのアメリカでさえ非難する、悪名高い、裁判も告訴もない「行政拘留」の期限を満たしたら「更新」しないとのパレスチナ囚との合意も、どこ吹く風、次々に「更新」しているし、夜襲をかけてパレスチナ人を拉致してきては「行政拘留」命令を連発している。そしてわたしたちは驚きもしない、よくよくイスラエルは酷い国だと知っているから。


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ベツレヘム:18歳のパレスチナ人が刺された

2012年05月27日

Richard Frank and Dan Langley
2012年5月27日|国際連帯運動、西岸


最近、ベツレヘムで、イスラエル兵士らにより突き刺された18歳、サラ・ズガイアルは、最近、メディアの中心にいる。いくつかの矛盾と誤った報道が、突き刺しに続くサラの衝撃的写真と共に浮上した。

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ソーシャルメディアに廻った写真は、手を踏みつける兵士らと、突き刺しに続く18歳、サラ・ズガイアルを示す。

5月20日日曜日、サラは1日休みをとった。トバの町の建設の仕事を離れ、病気でそこの医師を訪ねるため、彼はベツレヘムに旅した。ベツレヘムに着く際、なぜか定かでない、彼は、イスラエル兵士らに、彼が乗客だった車輌から出るよう命じられた。サラは、彼自身が、違法イスラエル人入植者ら開催のサイクリング旅行のただ中にいるのを見いだした。問題の旅行は、「エルサレムの日」のため開催され、イスラエル占領軍 (IOF) により厳重に防御された。

YnetやHareetzといったイスラエルのメディア源によれば、サラは、IOF兵士を突き刺そうとして、代りに彼自身を傷つけた。初め、パレスチナとイスラエルのニュース源どちらも、サラが負傷で死亡したと示唆したが、これがそうではなかった。

サラの父親、ニダル・モハマド・ズガイアルは、5月23日、国際連帯運動 (ISM) ヴォランティアによるインタヴュを受け、全く異なる物語が現れた。ニダルは、彼の息子が、YnetのItamar Fleishmanが根拠もなく示唆する「パレスチナ人テロリスト」でないと語る。サラは、犯罪的暴力を受ける突端にいたと、IOF兵士らからでなく、違法入植者らからと、ニダルは語った。

イスラエル当局から息子を訪ねる許可を否定されてきて、ニダルは、その眼でサラを見た弁護士が語ったことをISMに伝える。

ニダルの弁護士によれば、サラは回復しつつあり、安定した状態にある。彼は、腹中、垂直方向の傷2ヵ所と心臓近くに1ヵ所、多数の刺傷を被った。病院のベッドで、かろうじて起きあがることができる状況で、彼の脚は、枷で足首でともに繋がれている。IOF兵士3人が、常に彼の扉に配置されている。

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サラ・ズガイアルは現在、負傷から回復する病院ベッドに繋がれる。

ニダルは、IOFが彼の息子を拘留しており、彼の回復に際し、サラが「兵士攻撃」で告訴されるだろうとわたしたちに語る。彼は、事件のIOFヴァージョンが殆どありそうもないと見ている。サラが本当に大規模な軍事プレゼンスのエリアで兵士を攻撃したなら、彼は即刻撃たれただろうと、ニダルは語る。

(略:入植者暴力記事参照)

ニダルは、違法入植者らが、非武装の村住民たちに実弾を発砲するとき、IOFが傍らにたたずむことができるなら、彼らが傍らにたたずみ、彼の息子への攻撃を許したと彼が示唆することは、論争となり得ないと語る。「そのエリアに多くのカメラがあり、兵士らは1日に24時間、手にしている。わたしは、実際息子に何が起こったのか、有線テレビ (CCTV) 映像を見たい」。

これは、イスラエル軍事法廷が不当の悪評高い中 - 西岸のパレスチナ人に対する、軍事法廷で審理された事例の99.74%は、有罪判決に終わる - サラが彼の無実を証明する唯一の希望となるだろう。イスラエル軍事法廷では、兵士の言葉が、未成年者さえ有罪と判決するに足る証拠となる。

(略)

全文:International Solidarity Movement

アーカイヴ:兵士らを攻撃したと主張されるパレスチナ人がその主張を否定(05月25日)
     :重傷のパレスチナ人は兵士らがその手を踏みつけ地面に留め置かれる(05月22日)


 サラの父親、ニダルでなくても、わたしだってイスラエル占領軍のヴァージョンは採用しない。刺傷が1ヵ所だったなら、まだ占領軍のいい訳も整合性がないとまではいえないけれど、何しろ腹中多数の刺傷なのだから、サラが自身で刺すのは難しい。いずれにしろ「兵士を刺そうとした」というのは、パレスチナ人を殺すか負傷させた場合のイスラエル占領軍常套の口実で聞き飽きている。
 つまりサラは、「エルサレムの日」に浮かれる入植者らのために、「生け贄」としてイスラエル占領軍に選び出された...
posted by mizya at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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