2012年06月10日

イスラエルはパレスチナ人が飲料水を得るのを止める

ナブルス、2012年06月07日 (WAFA) - 地元職員によれば、イスラエル部隊が、木曜日、被占領ヨルダン渓谷の部分に飲料水を供給するため使用される、給水車を押収し、その所有者に450ドルの罰金を課した。

ワディ・アルマレ村議会議長、アレフ・ダラグメは、イスラエル部隊が、ワディ・アルマレ地域内の地区に飲料水を供給しに行く途中、給水車を押収し、軍基地に運んだと語った。

ヨルダン渓谷の人里離れた地区の地元住民は、イスラエル当局が、奪うためその土地から住民たちを追い払う企てで、これら地域での開発を禁じて以来、日常的水供給を給水車に依存する。

原文:WAFA
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アムネスティ:イスラエル:行政勾留をめぐる不正と秘密

2012年06月06日

イスラエルは、長年行政勾留法の下で捕らえられてきたパレスチナ人すべてを解放するか、彼らを速やかに公正に告発、裁判しなければならないと、アムネスティ・インタナショナルは、新報告書で述べた。

「公正に飢えて:パレスチナ人たちはイスラエルにより裁判なしで拘留される」は、告発も裁判もなく無期限に更新可能な軍令で勾留を許可した、地域の英国支配の名残 - 行政勾留を伴う人権侵害を記録する。

(と、ここまで翻訳して、「アムネスティ・インタナショナル日本」のサイトにアクセスしてみると、既に翻訳があったので:略)

原文:Amnesty International


 アムネスティ・インタナショナル日本のサイトにアクセスすると、シリア、ホウラ村への攻撃を「シリア軍」によるものと報じている。これはニッポンメディアも同様で、しかし、この情報の出処はどこなのか、誰が報じているのだろうか。とてもシリアの記事まで手が回らないでいるが、わたし自身、シリア軍兵士たちの遺体が発見されたニュース(英文)を読んでいるし、かなり前になるが、米国が「反政府軍」への武器供与を認めた、とのニュース(英文)も読んでいる。マスメディアが報じるニュースを鵜呑みにはできない。欧米諸国のシリア報道に、つまりは、欧米に倣うニッポンの報道に疑義を呈して、『いま我々が生きている 虚構と神話の時代』が、Global Research誌の署名記事を、言い換えるなら、出処の明らかな記事を翻訳して掲載している。是非アクセスして読んで欲しい。
 間もなく、あるいはこの記事で、100MBに達して、このboycottilは満杯になるけれど、良質の記事を翻訳して掲載するサイトに敬服する。翻訳作業がどれほど大変なことか、100MBを経験し、身に沁みたので...
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人権集団がイスラエルへの緊急の圧力を要求するときハンガーストライキするサッカー選手の時間は尽きつつある

アリ・アブニマ
2012年06月06日水曜日

彼らのハンガーストライキが始まって初めて、独立の医師が、彼らが捕らえられるイスラエル刑務所のマフムード・サルサクとアクラム・リハウィの訪問を許され、彼らの生命に差し迫る危険を確認した。

おのおの80日と56日のハンガーストライキの後の危機的状況が、パレスチナ人権組織評議会を構成する12の人権集団と、人権医師団 - イスラエル (PHR - Israel) を、今日、男たちを救うため国際的介入を求める緊急アピールを発するよう駆り立てた。

(略:アーカイヴ記事参照)

緊急の悲痛の呼びかけ

(略:アーカイヴ記事参照)

世界は行動しなければならないと集団は語る

集団は今日の声明に署名する:

● 進んだ段階のハンガーストライカーすべてが、彼らが必要な治療の標準を受けることができる民間病院に直ちに移されることを要求する;
● IPS(イスラエル刑務所業務)が、ハンガーストライカーすべてに、独立の医師たちの無制限のアクセスを提供するよう、即刻の介入を求める;
● ハンガーストライカーすべてに親族訪問を許すよう要求する;
● 国連加盟国に、恣意的拘留のその政策を終らせ、囚人取り扱いで見苦しくない原則と実践であるとして、一般に受け入れられる、1955年に採択された囚人取り扱いの標準規定に従うよう、イスラエルに至急圧力するよう促す;
● 欧州議会に、イスラエル刑務所に捕らえられるパレスチナ人の拘留状況を調査する人権に関する小委員会メンバーを含む、議会視察調査団を活性化するよう求める;
● 議会視察調査団が、イスラエルの行政拘留の違法な実践と「非合法戦闘員法」の使用の調査を含まなければならないと強調する;
● 欧州議会諸国に、ハンガーストライカー3人すべての事例に、関連するイスラエル当局の遅滞ない手当てをもたらすよう促す。

メディアが気づき始める

最近何日か、とうとう、続くハンガーストライキをめぐる国際メディアの沈黙は、破れ始めた。最近何日か、ことさらTwitter、ソーシャルメディアのユーザは、ハンガーストライカーの事例に、ジャーナリストとメディアの注意を引きつけるべく試みてきた。

6月5日、Reutersは、若いサッカー選手の家族とサッカーの優れた能力に注目した、「イスラエル拘留がガザのサッカー選手の夢を終らせる」と題する、サルサクに関する報道を発表した:

「家族全部と友人たちは、マフムードの命を心配しており、心配がわたしたちを殺している」と、サルサクの兄、イマドは語った。

(略:アーカイヴ参照)

サルサクは14歳で、ガザ回廊南部、ラファ難民キャンプの地元サッカーチームに加わり、その時パレスチナLiga Aでプレーする最も若いサッカー選手になった。ミッドフィルダーは、ノルウェーで、パレスチナ・ナショナルチームのためプレーする間、ドイツのコーチの注目を引きつけた。

「彼は常に、アラブか国際的チームのためのプレーを通して、パレスチナを代表して国外でプレーすることを夢見、彼は十分才能があった」とイマドは語った。

Guardianもまた、サルサクについての報道を伝えた:「パレスチナ人サッカー選手のハンガーストライキが彼の命の恐れの導火線となる」そしてCNNも伝えた。

アクラム・リハウィに関して報じる国際メディアは、実質的にはなかった。

連帯

国際的連帯の最新の事例で、アイルランド・パレスチナ連帯キャンペーン (IPSC) は、7月7日木曜日、ダブリンで、サルサク、リハウィ、そして、イスラエルが行政拘留から解放する合意を破り、2週間前にハンガーストライキを再開した第三の囚人、サメル・バラクに連帯して、ヴィジル(集会)開催を計画する。

IPSCはまた声明を発表し、要請する

アイルランド政府が、おのおの80日と55日、ハンガーストライキしてきたパレスチナ人政治囚ふたり、マフムード・サルサクとアクラム・リハウィの生命を救出するべく介入するよう。IPSCはまた、アイルランド・サッカー協会 (FAI/Football Association of Ireland)、アイリッシュ・サッカー協会 (IFA/Irish Football Association)、UEFA(欧州サッカー連盟)、FIFAに、パレスチナ・ナショナル・サッカーチームのメンバーである、サルサク氏の問題を公式に取上げるよう要求した。

支持者たちはまた、ロンドンとパリで抗議を開催した。

声明全文

緊急行動が必要とされる:独立の医師は、現在、ハンガーストライカーたちが直面する彼ら生命の切迫する脅威を確認する

2012年6月6日
共同緊急アピール


(略:原文で)


全文:The Electronic Intifada

アーカイヴ:「わたしたちが遺体袋に入るまで待たないで」:パレスチナ人ハンガーストライカーふたりの『最後の悲痛の呼びかけ』(06月09日)
     :パレスチナ・サッカー・スターが4週間のハンガーストライキで重態(04月23日)


 メディアが気づき始め、ReutersやGuardian、CNNが報道したとすると、ニッポンメディアも報道するだろうか... 疑わしい。ことさら人権問題にニッポンメディアは鈍感だ。
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