2012年06月29日

イスラエル軍事法廷がパレスチナの子ども14歳に8年の刑

OCCUPIEDPALESTINE
2012年06月24日

カルキリヤ、(PIC) - サレムのイスラエル軍事法廷は、カルキリヤ県、アッズーン村のパレスチナ人の子どもに8年の投獄を判決した。

Quds Pressは、アッズーンでのイスラエルの暴力を記録する担当、ハッサン・シュバイタが、「有罪を判決された」子ども、イハブ・ハニ・ミシャアルは僅か14歳と語ったと、伝えた。

彼は、イスラエル軍検察が、同じ村の子どもたち集団に対し、同様の苛酷な刑を求めたと語った。

彼は、数ヵ月前に逮捕された子どもに対する判決が、子どもの権利への重大な違反と語り、イスラエル法廷を激しく非難した。

シュバイタは、子どもたちを標的とする政策を終らせるよう、イスラエル占領当局に、圧力を加えることを要求した。

原文:Occupied Palestine


 この記事には、8年の投獄を判決された子どもの罪状が書かれていない。まあ、通常は石を投げた、といったところだ。しかしイスラエルの捜査能力は決して高くない。イスラエル人入植者らがパレスチナ人に石を投げて負傷させ、そのシーンがヴィデオに記録されていてさえ、その入植者を特定できない有様なのだ、つまり逮捕できない。だからパレスチナの子どもたちは拷問で「自白」を強要される。それが「数ヶ月前に逮捕された」数ヶ月の意味するところだ。だから拷問で自白させた罪状が何であれ重要でない、と、ここまで書いてぐずぐずしていたら、「パレスチナ子ども囚」の署名活動のメールが届く。英国の署名活動だけれど、構わず署名してSign the petitionをクリックすると、Postcode で英国でないと識別し、「英国ではありませんね」と聞いてくるので、「はい」とばかりに、マスにチェックを入れると、ニッポンからのでも受けつける。以下:

パレスチナ子ども囚の虐待を終らせよ

パレスチナの子どもたちは、通常、真夜中に逮捕され、弁護士も彼らの親の立ち会いもなく尋問センターに連れて行かれ、そして、自白の証拠で有罪と判決される。家族の大多数は、刑務所の子どもたちを訪ねる許可が下りない。彼らの拘留中、パレスチナの子どもたちの虐待の多くの証拠がある。

今日請願に署名を!

英国市民としてわたしたちは、イスラエル当局によるパレスチナ人子ども囚の虐待を終了するため、あなた方の権力のすべてを使用するよう、わたしたちの政府としてのあなた方に要求します。わたしたちは、(イスラエル)国家がパレスチナの子どもたちの権利を支持し、国際法を満たすまで、イスラエルとの特恵貿易協定すべての凍結をあなた方が支持するよう求めます。

原文:Palestine Solidarity Campaign
posted by mizya at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イスラエル軍はなぜ13歳のマムーン・アッダムを殺したのか?

Hama Waqum
2012年06月24日

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オリーヴ畑中に広がった血まみれのマムーンの衣服の切れ端 (Photo: Hama Waqum)

赤い染みの黒と青の布の断片が、ガザ市郊外のオリーヴ畑中にばらまかれてある。

13歳のマムーン・アッダムのT-シャツの残りが、オリーヴの茂みや彼が殺された場所から5メートルに振り飛ばされた彼のサンダルに引っかかっている。

誰も、水曜日午後、2時30分に起こったことについて話しておらず、イスラエル国防軍 (IDF) も、いつものごとく、彼らの行為について問われていない。

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手のつけられていないピクニックと血まみれのクッション。(Photo: Hama Waqum)

マムーンは、ゼイトゥーンとタルエルハワ界隈の間の地区の庭で両親とピクニックをしているとき、IDFにより投下された爆弾によって殺された。

マムーンの隣人のひとり - 特定されることを望まなかった20代の男 - は、「ぼくは、悲鳴を聞きつけ、オリーヴ畑にやって来た。黒煙を見ることができた。ぼくは、到着して固まった - ぼくは、5分間、何もできなかった。ぼくは、若い母親が息子の遺体の上で叫んでいるのを見た」と事故を思い浮かべた。

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爆発の衝撃で後ろに吹き飛ばされたフェンスに記されたあばた。 (Photo: Hama Waqum)

爆弾が落ちた穴は浅く、それが着弾したとき、マムーンは、1メートル半ほどにいた。彼の右腕はぱりぱりに焼かれ、身体は小さな穴で穴だらけだった。彼の衣服は焼け、オリーヴ畑中、近隣の土地にも広がり、茂みに断片となってあった。爆弾の効力は、近くの金属フェンスを2メートル吹き飛ばした。金属は、小さな豆粒大の穴で穴だらけにされる。マムーンの隣人は、爆弾が、小さな傷のうねりで彼の胴体を点々で覆う、クラスター(群れ)に爆発する金属小球を含むと考える。

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小球サイズの穴が、マムーンの身体と周辺地域の両方を傷つけた。 (Photo: Hama Waqum)

マムーンの学校のテストとノートが、オリーヴ畑のプラスチック・フェンスを溶かした爆発から免れたピクニックの現場の周りに散在していた。隣人が、「マムーンは、いつも書くのが好きで、どこにでも紙を持っていく」と思い浮かべた。

オリーヴの木立は、24時間、殆ど触れられなかった。家族のピクニックは、プラスチック・テーブルの上で手をつけられないままだ。ドライ・ピクルスの脇に、マットレスとクッションがあり - どちらも今、マムーンの母親が、息子を日陰に移し、盲目の、攻撃で頭部を負傷した彼の父親の前に彼を横たえたので、血に染まった。爆弾破片が茂みに引っかかり、マムーンの(携帯)電話はみっつに裂けて、野バラに絡みあう。

隣人は、マムーンの母親が「彼の身体を夫の前に横たえ、見ることのできない夫に『マッシャッラ(アラビア語「神と共にあらんことを」といった意味だと思う)と言って;あなたの受難者、息子のために』と言った」と説明した。

マムーンの死は、月曜日に開始されたエスカレーション以来の16件のひとつだ。13歳の死は、大きく報道されることなく過ぎ去り、IDFは、説明を求めるTwitterに、歪んで応答することを除き、彼の死に関して公式声明をしていない。

Twitterから:
@Sarahcarr 2012年6月22日
わたしの最後のRTに導いた@WelshInGazaをフォローし、ガザでピクニックしていたティーンエイジャーを何故殺したのか@IDFSpokespersonに尋ねて。

IDF
@IDFSpokesperson
.@WelshInGaza@Sarahcarr、なぜハマースは、ピクニックのティーンエイジャーを人間の盾として使用するのか? #Gaza ow.ly/bKIvO
2012年6月22日

隣人たちは、その地区からミサイルが発射されたことはなかったし、仮にあったとすれば、紛れもなく家族は、ことさらエスカレーションの中で、ピクニックを離れたと語った。

IDFにより提示されたロケット発射の証拠はなく、誰も、何故13歳が殺されたのか問いたださない。

彼らが何故マムーン・アッダムを殺したのか説明するようIDFに圧力をかけてください。

彼らとのコンタクトはここ

TweetはIDFSpokesperson

原文:Mondoweiss

アーカイヴ:子ども4人を含むパレスチナ人16人が1週間で殺された(06月28日)


 この記事が100MBの限界を超え、写真を押し込むために、古い記事の、使った記憶も定かでない画像をいくつか取り除いた。しかし、取り除きすぎないように注意したから、現在99MBのまま、間もなくこのboycottilを終了すると宣言してから、もはや1ヵ月になる。マスメディアとの落差を記録してきたつもりだから、記録として今後も利用いただけるなら嬉しい。
posted by mizya at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | article | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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