2012年07月28日

ユダヤ人入植者らがベツレヘム近くに住宅5戸の前哨基地設立

2012年07月22日

ベツレヘム、(PIC) -- 多くのユダヤ人入植者らが、土曜日夜、ベツレヘム県、ハデル町の近くのウンム・ハマディーン丘に、プレハブ住宅5戸を据えた。

ハデル町の土地防衛委員会の長、アフメド・サラは、ユダヤ人入植者20人ばかりが、アルルクバ界隈のパレスチナ人住宅(複数)から数メートルの距離に位置するこの丘に、新入植前哨基地を打ち立てる企てで、居住したと語った。

入植者らが、徹底的軍警護の下、ユーティリティ(電気・ガス・水道など)を家(複数)に供給したと、サラは付け加えた。

彼は、それら入植者らに強奪された丘の土地が、アルタス村のムーサとサラ一族のパレスチナ市民たちに所有され、ブドウ、オリーヴ、アーモンドの樹々が栽培されていると言及した。

この土地の所有者たちは、彼らの資産を防衛し、入植者らに、ベツレヘムの南部のかなたから東のかなたまで拡張されるエフラト入植地にそれを併合するのを許さないとする、彼らの決定を公表した。

原文:The Palestinian Information Center


 開拓時代のアメリカならいざ知らず、今となっては米国でも、誰かの土地に家を建てることは不可能だろう。それは犯罪だ。ところが米国からやってくるユダヤ人シオニストらは、それが、パレスチナでは可能と考えているらしい。「占領軍の警護の下」ということは、まあ、イスラエルが国をあげて支援しているということになる。昨今、そんなことが許されているのは、世界中でイスラエルをおいて他にない。
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アクラム・リハウィのハンガーストライキが102日後終了

ラマッラ、2012年07月23日 - アッダミールの弁護士、モナ・ネッダフによる今日の訪問に続き、アッダミールは、パレスチナ人ハンガーストライカー、アクラム・リハウィが、イスラエル刑務所業務との合意に達し、ハンガーストライキを終了したと確かめることができる。アクラムは、昨日の夜、102日後に、ハンガーストライキを終了した。

合意の一部として、アクラムは、彼の元来の解放の日に6ヵ月先立つ2013年1月25日に解放されるだろう。アッダミールの弁護士は、危篤状態にあるラムレ刑務所のアクラムを訪ねた。彼の解放に際し、彼がガザ回廊の自宅に戻ることが合意された。

アッダミールの弁護士はまた、ハンガーストライキ33日目のハッサン・サファディも訪ねた。ハッサンの健康は、ハンガーストライキの結果、腎臓結石になったと示す最近の検査で、悪化し続けている。彼は非常に弱っており、現在、水とビタミンのみを摂取している。

原文:Addameer


 記事を開く度に「死」を報じる記事かも知れないと、とりあえず、思わないで済みそうだ。イスラエルは、死の直前まで合意を引き延ばす作戦らしい。いずれ合意するなら、世界市民を「ひやひや」させずに合意した方がイスラエルの印象を悪くしないだけ得策だ。どうせ無辜の市民を拷問で自白強要して捕らえているのだから。まあ、悪辣としか思われていないのだから、徹底的に「悪辣」に、というのも、わからないでもないが...
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2012年07月27日

新イスラエル法が治安部隊に対するパレスチナ人の法的行為を妨げる

2012年07月20日金曜日

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クネセト(イスラエル国会)議員、モハメド・バラカは、新法が「パレスチナ人に対するイスラエル占領軍により犯される犯罪を合法化する」と語った。

イスラエル国会、クネセトにより可決された新法は、パレスチナ人たちがイスラエル治安部隊隊員に対する法的行為をとることを不可能にすると非難された。平和・平等民主戦線のクネセト議員、モハメド・バラカは、新法が「パレスチナ人に対するイスラエル占領軍により犯される犯罪を合法化する」と語った。

更にバラカ氏は、これが、イスラエルの、被占領西岸の人びとに対し「責任をとらずに」更なる違法行為を犯す前触れと断言した。

彼は、「これは、最近、議会により賛成された最悪の法というわけでなく、クネセトと制定・法律委員会長による道徳的価値観における深刻な堕落を反映する」とも警告した。後者(制定・法律委員会長)が、いかなる種類の人道的感情、あるい知覚も示さないと、彼は付け加えた。平和・平等民主戦線が、この法令に反対した唯一の党だった。

「この種の法律は、人道に対する罪を正当と看做すイスラエルのメンタリティを支配する、非論理的性格を反映する」と、彼は語った。そのいくつかは是認され、いくつかはまだ起草段階の他のイスラエルの法律を呼び起こし、それらすべてが、「違法なユダヤ人入植者らに、彼らが欲するいかなる犯罪をも犯すフリーハンドを与える一方」パレスチナの個人と社会を標的とすると、彼は指摘した。

バラカは、近親者の多くを殺し、家族の車にイスラエルのロケットが命中して麻痺したガザ回廊のパレスチナ少女の悲劇に言及した。「なぜ彼女は、その攻撃を遂行したそれらから補償を求める権利があるべきでないのか?」と、彼は尋ねた。

同僚のMK(クネセト議員)、Dov Kheninは、「まさしく占領が非倫理的であるごとく、非倫理的」と法を名指した。クネセトでの彼のスピーチで、Kheninは、それが「それを提案したそれらの政治的愚かさの証明書」と語った。その理由は、この法律が「イスラエルの司法を使用するパレスチナ人たちに扉を閉ざすが、彼らを止めないだろう;彼らは代わりに、ヨーロッパや国際司法に向うだろう」と、彼は主張した。

弁護士、Kheninは、イスラエル政府が、その法律諮問委員会の改善をどれほど必要としているか、そのような法律が示すと主張した。「この法律は、政府が意図した反対を達成するだろう。パレスチナ人たちは沈黙していないだろうし、イスラエルの指導者らが自国(イスラエル裁判所)で省略したとしても、彼らは国際法廷により捕らえられるだろう」。彼は、新法に反対する基本的3つの理由があると付け加えた:その不道徳、国際人権条約へのその否認、イスラエル司法のその弱体化。

原文:Middle East Monitor


 イスラエル占領軍は西岸でやりたい放題、現在すでに無法状態と世界の眼には映っているのに、イスラエルがそれで満足でないとすると、もはや「国家」の最低限の体裁さえかなぐり捨てて「無法集団」と宣言したのと変わらない。驚くのは、平和・平等民主戦線が、この法律の制定に反対した唯一の党ということだ。
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BBCのオリンピック・ウェブページがイスラエルの首都を省く

BBCの公式オリンピック・ウェブページのイスラエルの紹介が、エルサレムを「政庁所在地」と記述;「外国大使館の殆どがテルアヴィヴにある」と強調。ページはPA(パレスチナ自治政府)の首都として東エルサレムを記載する

Yaniv Halili
2012年07月20日

ロンドン大会の放送権を獲得した英国放送協会は、そのオリンピック・ウェブサイトで、イスラエルの首都としてエルサレムを記載しなかった。

Yedioth Ahronothによれば、サイトは、選手と首都を含む参加国すべてについての情報を提供したが、イスラエルの紹介は、首都に全く言及しなかった。パレスチナ・オリンピック・チームの紹介ページはしかしながら、その首都として「東エルサレム」に言及した。

ベンヤミン・ネタニアフ首相報道官、Mark Regevは、イスラエルのBBC支局支局長、Paul Danaharに、彼が「BBCオリンピック・ウェブサイトでイスラエルを差別するBBCの決定に狼狽した」と述べる苦情の書簡を送った。

「エルサレムはイスラエル国の首都で、従って、我々は、この問題の即時の修正を謹んで要請する」と彼は書いた。

苦情に続き、BBCは木曜日、イスラエルの国紹介にエルサレムを加えたが、それは単に「政庁所在地はエルサレム」で「外国大使館の殆どはテルアヴィヴにある」と読者に報せた。ページはまだ、イスラエルの首都としてエルサレムを記載しない。

BBCは同様にパレスチナのページを、今読むように「予定される政庁所在地は東エルサレム。ラマッラが行政上の首都をつとめる」と変更した。

BBCのオリンピック・ウェブサイトは、世界中のスポーツファン何百万人もの情報源である。

原文:Ynet news.com


 この記事では言及されていないが、つまり、ネタニアフの報道官はBBCへの書簡で、パレスチナの首都を「東エルサレム」としたことにも「苦情」を申し立てたらしい。エルサレムは、イスラエルが「首都」と主張しているだけで、国際社会は承認していないのだから、BBCはとりあえず「正確」を期したことになる。東京オリンピックが開催された場合のNHKのオリンピック・ウェブサイトは、このようなイスラエルの苦情にどのように対応するだろう、と考えると、眼も眩むから、やはり東京オリンピックはないほうがいい... かな。
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イスラエルがアルアクサーモスク隣のウマイヤド宮殿を破壊

2012年07月23日月曜日

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イスラエルがアルアクサーモスクの南のウマイヤド・カリフ宮殿を破壊する計画を促進。

アルアクサー基金・遺産財団は、イスラエルが、アルアクサーモスクの南のウマイヤド・カリフ宮殿を破壊する計画を促進してきたと、明らかにした。イスラエルはまた、いわゆる第3の寺院のための業務設備を提供するため全域の変質に向け、アルアクサーに隣接する考古学エリア周辺の橋と階段のネットワークを拡張してきた。

財団は、「ウマイヤド宮殿におけるイスラエルの作業が完了するなら、そして完了するとき、これは、『トーラー公園』の口実の下、アルアクサーモスクの南の全域のユダヤ化に帰着するだろう」と断言した。これは、地下トンネルにより、シルワンのワディ・ヒルウェ界隈の入口にリンクされる。

同じ文脈で、エルサレムの大法律学者でアルアクサーモスクの説教者 - モハメド・フセイン首長は、最近激しさを増してきた、神聖なモスクに対し繰り返される攻撃で、イスラエル占領当局を非難した。彼は、エルサレムとパレスチナ奥地の人びと、そしてエルサレムに到達できるひとすべてに、ことさら神聖なラマダーン月、そこ(アルアクサーモスク)に行くよう訴えた。彼はまた、国際社会が、40歳未満の誰をもモスクへの参列から妨げるイスラエルの制限に向かい終わらせるべきと要求した。

原文:Middle East Monitor

アーカイヴ:ムスリム当局:管理の支配権を奪うよう命じられてアル・アクサーの錠前を破壊するイスラエル人らに言及(2009年08月22日)
     :アルアクサーで、松の木倒れる:イスラエル発掘の責任と委員会(2009年07月29日)


 イスラエルは、建国以来必死で発掘してきたが、パレスチナに古代ユダヤ国家があったと証明する何ものも発見していない。バビロン幽閉後、さびれた故郷に絶望したユダヤ人が新天地を求めてパレスチナに移住してきたに違いない。しかし、バビロン幽閉以前のユダヤ国家は別のどこかにある。パレスチナの遺跡を破壊し、そこにつくられるのはたかだか公園か駐車場、あるいは入植地だ。ヨーロッパから、あるいは米国、ロシアから、昨日、今日パレスチナにやって来たシオニスト・ユダヤ人にアジアの遺跡を破壊する権利などない。現代のイスラエル・ユダヤ人が真実セムなら、アジア人である筈だ。
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2012年07月26日

省:イスラエル刑務所で医療怠慢増加

2012年07月19日木曜日

ラマッラ (Ma'an) -- パレスチナ自治政府囚人省による新報告によれば、イスラエル刑務所の病気のパレスチナ囚の数が増加している。

イスラエル刑務所当局がパレスチナ人拘留者の健康怠慢に責任を負うと報告は述べ、病気の囚人の治療を遅らせることが、拘置所内での系統的政策と付け加えた。

報告は、多くの囚人の証言に基づいた。

糖尿病、高血圧、精神的病気が、囚人の間に広くあると、報告は述べる。

省は、病気の囚人のため治療を改善し、深刻な健康問題を被る拘留者たちを解放するよう、イスラエルに求めた。

アッダミール囚人集団によれば、第二次インティファーダ開始以来、パレスチナ人50,000人以上が逮捕されてきた。

原文:Ma'an News Agency
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2012年07月25日

太陽から遠く - イスラエル刑務所のパレスチナ囚に関するドキュメンタリ

2012年07月11日水曜日


kaxlan2009

パレスチナ囚とイスラエルの刑務所で彼らが被る拷問に関するドキュメンタリ。
パレスチナ囚人・解放囚人省、国際関係局製作。

原文:Sabr
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