エジプト大統領、ムハマド・ムルシと外務大臣、ムハマド・カメル・アムルが、米国国務長官、ヒラリー・クリントンとカイロの大統領宮殿で会談、2012年7月14日。 (Reuters/Amr Abdallah Dalsh)
エルサレム (Ma'an) -- 米国国務長官、ヒラリー・クリントンが、新エジプト大統領は、ガザ回廊封鎖を終らせないだろうと彼女に約束したと月曜日、彼女の国家訪問中、イスラエル政府関係者に伝えたと、イスラエルのニュースサイトが述べた。
クリントンは、エジプト初のイスラーム教徒大統領、ムハマド・ムルシから、イスラエルにより支配されない唯一の出入り口、ガザ回廊へのラファ検問所を完全には開かないとの約束を獲得したと、イスラエルのInyan Merkazi(「重要問題」)ニュースサイトが述べた。
イスラエルは、ハマースが沿岸飛び地の支配を手にした5年前に厳しくなったガザ回廊の陸・海・空封鎖を維持する。
匿名のイスラエル情報筋の話として、サイトは、ムルシが、イスラエルとエジプト間の1979年の和平協定を尊重し、その協約のいくつかの修正を要求するつもりと語ったと、クリントンが、イスラエル政府関係者に再保証したと述べた。
新エジプト大統領は、現在、キャンプデーヴィッド合意下で制限される、イスラエルと接するシナイ半島に、より多くのエジプト治安部隊を配備することを欲する。
ガザ回廊の閣僚たちは、ガザを統治するハマースに近いムスリム同胞団党のムルシが、ラファ国境を完全に開くことにより、封鎖に穴をあけるだろうと楽観論を表明してきた。
それは、飛び地へのイスラエルとエジプトの封鎖の下、2006年に閉じられたが、前エジプト大統領、ホスニ・ムバラクが、彼の支配に反対する大規模街頭抗議により追い出された3ヵ月後、2011年5月に再開された。
原文:Ma'an News Agency
「2011年5月に再開された」というものの、完全な解放でない。例えばわたしがガザにラファ検問所から入ろうとしても、許可されないだろう。ラファ検問所が完全に解放されたなら、世界の活動家たちがラファに殺到するだろう。世界はイスラエルによるガザ封鎖を人道問題と捉えているのだから。ラファ検問所の完全な解放が、エジプトの観光を再生させるのに、当事者にはいつも問題の本質が読み取れない。