ベツレヘム、(PIC) -- 多くのユダヤ人入植者らが、土曜日夜、ベツレヘム県、ハデル町の近くのウンム・ハマディーン丘に、プレハブ住宅5戸を据えた。
ハデル町の土地防衛委員会の長、アフメド・サラは、ユダヤ人入植者20人ばかりが、アルルクバ界隈のパレスチナ人住宅(複数)から数メートルの距離に位置するこの丘に、新入植前哨基地を打ち立てる企てで、居住したと語った。
入植者らが、徹底的軍警護の下、ユーティリティ(電気・ガス・水道など)を家(複数)に供給したと、サラは付け加えた。
彼は、それら入植者らに強奪された丘の土地が、アルタス村のムーサとサラ一族のパレスチナ市民たちに所有され、ブドウ、オリーヴ、アーモンドの樹々が栽培されていると言及した。
この土地の所有者たちは、彼らの資産を防衛し、入植者らに、ベツレヘムの南部のかなたから東のかなたまで拡張されるエフラト入植地にそれを併合するのを許さないとする、彼らの決定を公表した。
原文:The Palestinian Information Center
開拓時代のアメリカならいざ知らず、今となっては米国でも、誰かの土地に家を建てることは不可能だろう。それは犯罪だ。ところが米国からやってくるユダヤ人シオニストらは、それが、パレスチナでは可能と考えているらしい。「占領軍の警護の下」ということは、まあ、イスラエルが国をあげて支援しているということになる。昨今、そんなことが許されているのは、世界中でイスラエルをおいて他にない。