2012年07月26日木曜日
独占写真
パレスチナ・オリンピック・チームがロンドンに到着した。選手5人の編成で、それは、パレスチナがかつて夏期オリンピックに送った最大のチームだ。
選手団は、マヘル・アブレメレ、柔道選手権保持者;バハ・アルファッラ、400mランナー;ウールード・サワルハ、800mランナー;サビネ・ハズブーン、50m自由形スイマー;アフメド・ジブレルもまた、50m自由型水泳で競技する。
パレスチナは、アトランタの1996年大会以来、オリンピックに参加してきた。それは、開発途上国が標準記録を満たさなければならないことを免除する国際オリンピック委員会からの招待の下、その選手団を派遣する。選手5人のうち4人が、これらルールの下で競技する一方、レメレは、価値で大会の資格を得る最初のパレスチナ人となることで、今年歴史を作った。
選手団が、大部分、標準記録以下であるとすれば、メダルはありそうにないが、彼らは、国際舞台でパレスチナを代表する感激に駆り立てられる。彼らは、スポーツマン、スポーツウーマンとしてオリンピックに参加することを切望する一方、彼らが行くところどこでも、政治が彼らを追いかけることは避け難い。彼らの参加の事実は、パレスチナにとり象徴的に重要だ;彼らの国家が存在し、このグローバル・イヴェントに参加できるとの声明。
アルファッラは、ガザからの唯一の競技者だ。込み合うでこぼこ道沿いを安いランニング・シューズで練習し、彼はくぼみや往来を身をかわして避けなければならない。ガザへの厳しい封鎖は、食糧不足が通常で、そして高価であることを意味し、オリンピック選手に必要なタンパク質の多い食事は手に入れるのが難しい。これら状況を仮定するなら、アルファッラが、彼の自己ベスト、49.04秒と、2008年の金メダリストが達成した43.75秒のギャップを縮めることはありそうにない。設備の欠如は、あるものにとりフラストレーションの源だ;北京オリンピックで500mを競技した、やはりガザ出身のナデル・エルマスリは、適切な競技場で練習することができたなら、タイムを何秒か削り得ると知っていると語った。しかしながら、アルファッラは、国家を代表することを喜ぶ。「それは、選手としてもパレスチナ人としても、すてきな感覚だ」と、彼はGuardianに語った。「ぼくは、パレスチナ人から世界最大の大会にメッセージを運ぶだろう:パレスチナは、困難な状況にも拘らず存在する」。
(略:長い)
全文と画像20点:Middle East Monitor
ラベル:オリンピック 国際オリンピック委員会