2012年07月30日

パレスチナ選手たちが本当にオリンピック選手に

Samira Shackle
2012年07月26日木曜日

独占写真

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パレスチナ・オリンピック・チームがロンドンに到着した。選手5人の編成で、それは、パレスチナがかつて夏期オリンピックに送った最大のチームだ。

選手団は、マヘル・アブレメレ、柔道選手権保持者;バハ・アルファッラ、400mランナー;ウールード・サワルハ、800mランナー;サビネ・ハズブーン、50m自由形スイマー;アフメド・ジブレルもまた、50m自由型水泳で競技する。

パレスチナは、アトランタの1996年大会以来、オリンピックに参加してきた。それは、開発途上国が標準記録を満たさなければならないことを免除する国際オリンピック委員会からの招待の下、その選手団を派遣する。選手5人のうち4人が、これらルールの下で競技する一方、レメレは、価値で大会の資格を得る最初のパレスチナ人となることで、今年歴史を作った。

選手団が、大部分、標準記録以下であるとすれば、メダルはありそうにないが、彼らは、国際舞台でパレスチナを代表する感激に駆り立てられる。彼らは、スポーツマン、スポーツウーマンとしてオリンピックに参加することを切望する一方、彼らが行くところどこでも、政治が彼らを追いかけることは避け難い。彼らの参加の事実は、パレスチナにとり象徴的に重要だ;彼らの国家が存在し、このグローバル・イヴェントに参加できるとの声明。

アルファッラは、ガザからの唯一の競技者だ。込み合うでこぼこ道沿いを安いランニング・シューズで練習し、彼はくぼみや往来を身をかわして避けなければならない。ガザへの厳しい封鎖は、食糧不足が通常で、そして高価であることを意味し、オリンピック選手に必要なタンパク質の多い食事は手に入れるのが難しい。これら状況を仮定するなら、アルファッラが、彼の自己ベスト、49.04秒と、2008年の金メダリストが達成した43.75秒のギャップを縮めることはありそうにない。設備の欠如は、あるものにとりフラストレーションの源だ;北京オリンピックで500mを競技した、やはりガザ出身のナデル・エルマスリは、適切な競技場で練習することができたなら、タイムを何秒か削り得ると知っていると語った。しかしながら、アルファッラは、国家を代表することを喜ぶ。「それは、選手としてもパレスチナ人としても、すてきな感覚だ」と、彼はGuardianに語った。「ぼくは、パレスチナ人から世界最大の大会にメッセージを運ぶだろう:パレスチナは、困難な状況にも拘らず存在する」。

(略:長い)

全文と画像20点:Middle East Monitor
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南テルアヴィヴ居住者らがアフリカの亡命者たちに抗議

2012年07月25日水曜日
Mya Guarnieri

南テルアヴィヴの居住者50人ばかりが、昨晩、彼らの界隈のアフリカの亡命者たちの存在に反対して抗議した。

抗議者らは、イスラエルの旗を振り、「わたしはビビ(ネタニアフ)に投票し脅しをかけられた」「我々は今ここで解決を望む」「ビビ、君は(我々の)手に法を奪うなと求めた。君は何をしたか?」と書いた掲示を掲げた。別の掲示は、内務大臣、Eli Yishaiを「最後の審判」に直面するだろう「Tzar」と宣言する、大臣 (sar) のヘブライ語の単語で語呂合わせした。

集団は、ヤーファの警察署に向け行進し、アフリカ難民を追放するよう国家に要求した。

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抗議者らは、アフリカ人が伝染病を保菌するとの彼らの信念をシンボル化するため外科用マスクを着用する (photo: Mya Guarnieri)

抗議者らの何人かは、外科用マスクを着用した。抗議者らは、Yishaiが2009年にした主張、アフリカ人が伝染病を保菌するとそれらがシンボル化するのが目的と説明した。

抗議は、恐らく事態がおさまったとの印象を与え、その種の先立つデモンストレーションより小さかった。しかしそれにも拘らず、この数週間、アフリカの亡命者たちに対する個別の暴力事件があった。多数のアフリカ人負傷者を残した南テルアヴィヴでの5月23日の人種騒動に続く6月前半、スーダン難民が南テルアヴィヴで攻撃された。「出稼ぎ労働者ホットライン」によれば、負傷は深刻で、男は入院しなければならなかった。

2週間にもならない前、エリトレア難民たちの住居になっているエルサレムのアパートに火が付けられた。この攻撃で妊婦を含むふたりが負傷した。

イスラエルは、その大多数がエリトリアとスーダンからイスラエルに逃れたアフリカの亡命者およそ60,000人が住む。国家は、現在南スーダン人たちを追放しており、Yishaiと他の政府関係者らは、アフリカ人を国から排除すると誓ってきた。アフリカ人用の大規模捕虜収容所が、現在イスラエル南部に建設されている。

原文:+972


 パレスチナから奪った土地に移民してきたユダヤ人右翼らが、内戦や政情不安から逃れてきた移民労働者たちを弾圧する、あまりに醜悪で吐き気を覚える。これが少数派ならどの国も抱えていそうな問題だけれど、イスラエルではこれがマジョリティなのだから... イスラエル人こそ精神的伝染病の保菌者集団だ。
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