2012年08月02日木曜日
米国共和党大統領指名候補、ミット・ロムニーは、イスラエル人とパレスチナ人の収入における大きな (20:1) 不均衡は、パレスチナ経済へのイスラエル占領の組織的劣化によるよりむしろ - 勝ったユダヤ・イスラエル文化と「神の手」で説明され得るとするエルサレムでの彼の主張で、反発を招いた。
パレスチナ文化の劣等を示唆するロムニーのコメントは、2012年の米国大統領選挙の有力者らにより着手される、パレスチナ人を標的とする人種差別攻撃の最新に過ぎず - そして、強硬路線の親-イスラエル有権者や寄付者らを喜ばそうと目論む。
3つの応答が際立つ。最初は - 奇跡的に - washingtonpost.comに出たサム・バフールの記事だ。バフールは、歴史的展望でのロムニーのパレスチナ文化中傷を述べる:
所与のパレスチナは、世界で最古の都市の祖国、物理学、化学、医学、数学、天文学といった、多くの「現代」科学の発展に向け著しい貢献と共に、人間性を提供した文明の揺籃だったアラブ文化の重要部分で、ひとは、ロムニーがこれらのどれにも価値を見出さないか - あるいは、それらを全く知らないと、当然考えていい。(略)
イスラエルと国際的両方の拘束からパレスチナ経済解放を進展しようと試みてきた、経験豊かな実業家として、バフールは、書くとき、経験から話す:
何年間も、新パレスチナ経済の出現を、イスラエルが禁じてきたばかりでなく - それは、そのような生産経済の芽さえ日の目を見ないよう、構造的に組織的に、確実にしてきた。(略)
「白人至上」文化
Black Agenda Reportに書いて、グレン・フォードは、「パレスチナで2つの文化が衝突し、1つが他方より20倍生産的と分かった」とのロムニーの論争を嗤う。
立場を逆にして、ロムニーの空論から溢れ出る白人至上の「文化」が、有色民族の征服を正当化するために、合衆国とアフリカでいかに利用されてきたかフォードは指摘する:
(略:先を急いで)
事実を理解する
ロムニーの無知なコメントの機会を捉え、中東理解研究所 (IMEU) は、優れたファクトシート『パレスチナ文化:イスラエル襲撃下の64年』を纏めた。
それはイスラエルによる、パレスチナの町、都市、村々の破壊、天然資源・経済資源の窃盗と破壊、教育へのアクセスの否定、農業の破壊、パレスチナ経済開発の包囲と封鎖の記録の優れた、十分に立証された要約である。
わたしたちが、パレスチナに関する、故意の歪曲と中傷に応答する場合の、わたしたちすべてにとり有用な資産。
全文:The Electronic Intifada
アーカイヴ:ホワイトハウスがロムニーにエルサレムを「イスラエル首都」とした叙述の説明求める(08月08日)