2012年08月11日

国連特使がイスラエルによる外務大臣たちの(入域)禁止を「遺憾に思う」

2012年08月05日日曜日

ベツレヘム (Ma'an) -- 国連中東特使は、日曜日、イスラエルに、外務大臣と大使4人がラマッラでの会議に出席することを妨げた決定を再考するよう促した。

「わたしは、パレスチナに関する非同盟運動委員会の臨時会議に出席する、バングラデシュ、キューバ、インドネシア、マレーシアの外務大臣たちの西岸へのアクセスを妨げる、イスラエル政府による決定を遺憾に思う」と、ロバート・セリーは声明で述べた。

「パレスチナ自治政府の、エリア Aに於いて国際社会メンバーと連動する能力を否認することは、パレスチナの自治権を確約したオスロ協定の信用性に逆らうもうひとつの手段となる」と、セリーは述べた。

その諸国がテルアヴィヴとの外交関係を持たないので、イスラエルが使節たちのエントリーを否定したと、イスラエル外務省報道官、Yigal PalmorはReutersに語った。

「わたしは、その決定を再考するようイスラエル政府に要求する」と、セリーは語った。

(略)

全文:Ma'an News Agency


 この記事が興味深いのは、イスラエル報道官の発言「テルアヴィヴとの外交関係を持たない」。ワシントンが米国政府を意味するように、この「テルアヴィヴ」は、イスラエル政府に等しい。エルサレムをイスラエルの首都と国際社会が認めず、各国大使館をテルアヴィヴに置くので、報道官が「テルアヴィヴ」を使ったのか、あるいはReutersによる表現なのか、いずれにしても、興味は尽きない。

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posted by mizya at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする