Saed Bannoura - IMEMC & Agencies
パレスチナ上級政府筋は、金曜日、イスラエルとパレスチナ解放機構 (PLO) の間で1993年に署名されたオスロ和平合意以前に捕らえられた、パレスチナ人政治囚123人の解放に、イスラエル政府が合意したと報告した。
情報筋は、ロシアが、拘留者123人を解放するよう繰り返しイスラエルに促すことで重要な役割を果たし、米国のバラク・オバマ大統領政権もまた、頓挫した和平会談再開を促進するため解放を承認するようイスラエルに要請したと、Quds Net News Agencyに報せた。
拘留者123人は、来る10月に始まり2013年6月に終わるいくつかの局面で解放されるだろう。
直接和平会談再開を確実にする努力は、イスラエルが、西岸と被占領東エルサレムでの入植地建設・拡張活動の9ヵ月「凍結」を終了した2009年9月以来、行き詰まりに直面してきた。
マフムード・アッバス大統領により率いられる西岸のパレスチナ自治政府と、パレスチナ解放機構 (PLO) は、イスラエルが違法な入植地建設・拡張活動と、繰り返される侵入と逮捕を継続する限り、和平会談は再開され得ないと語った。
アッバース大統領はまた、1993年以前から捕らえられる拘留者たちが、和平会談再開前に解放されなければならないと語った。
直接・公式和平会談が停止された事実にも拘らず、パレスチナとイスラエルの政府関係者たちは、ヨルダンから後援を受けた会談を含むいくつかの会談を持ったが、会談は突破口をもたらさなかった。
原文:International Middle East Media Center
「来る10月に始まり2013年6月に終わるいくつかの局面で」、イスラエルはまた個別の条件をつけてくることだろう。1年近い時間を費やすことなく、即刻の解放を要求できない国際社会の弱腰はどうだろう。