パレスチナ政府は、今週、パレスチナ領からイスラエルにより盗まれたものとして、「死海文書」展のキャンセルを要求したと、カナダ・メディアが伝えている。
トロント・スター紙によれば、パレスチナ官僚トップが、カナダ首相、ステファン・ハーパーに、ロイヤル・オンタリオ博物館で6月に開催されることになっている展覧会のキャンセルに介入するよう求めている。「パレスチナ領から持ち出された古物が展示物に含まれている」と、パレスチナ観光・博物省の考古学部門の総責任者、ハムダン・タハが述べたと、スター紙は報じている。
最初の断片は、1947年、ベドウィンの羊飼いが、死海の岸辺の洞窟で発見した。その文書は、1967年、東エルサレムがイスラエルに併合された後、不法に取得されたものと、述べている。
全文:Khaleej Times ONLINE
ラベル:死海文書 ロイヤル・オンタリオ博物館