ガザで起こり得た戦争犯罪を調査する国連チームは、今月末、ガザとジュネーヴで闘争犠牲者の公聴会を開催すると語る。
ゴールドストーン(右)によって率いられた国連チームの戦地視察
チームは、目撃者へのインタヴューと、1月18日に終わったイスラエルの3週間の攻撃で破損した場所の視察に1週間を費やした。
チームを率いたリチャード・ゴールドストーンは、イスラエルと西岸での聞き取りを望んでいたと語った。
しかし偏っているとして、イスラエルは調査への協力を拒否した。
イスラエルは、パレスチナ人処遇でイスラエル批判の記録を持つ国連人権委員会を、不公平な選択と非難する。
ゴールドストーンは、15人メンバーのチームが、ガザの40ヵ所を視察、ほぼ70人の目撃者と犠牲者親族と話したと語った。 パレスチナのロケット攻撃を受けた南イスラエルの町も訪ねたかったが、接近は許されなかった。
ゴールドストーンは、協力へのイスラエルの拒絶が、9月に公表が予定されている報告を弱めないことを望んでいると語る。
「わたしたちが、イスラエルがわたしたちに対処して欲しい事実に対処していないとしても、そのことで、わたしたちを非難できない、とわたしは思う」と、AP通信社によると、彼は付け加えた。
異なる死亡者数
イスラエルの軍事攻撃の間にガザで殺されたパレスチナ人
12月27日から1月18日まで
死者合計: 1,166 (1,434)
戦闘員: 710-870 (235)
非戦闘員: 295-460 (960)
女: 49 (121)
16歳未満の子ども: 89 (288)
出典: イスラエル防衛諜報研究部(パレスチナ人権センター)
全文:BBC NEWS
関連記事:「国連委員会チーフ、ガザの破壊に衝撃」Ynet news
「国連調査官、ガザ破壊のスケールに衝撃」HAARETZ.com
アーカイヴ:イスラエルに拒まれ、ハマースに歓迎されて、国連戦争犯罪調査官らガザに到着(06月03日)