2009年06月07日

クリントン:ブッシュ政権時代の誰も、入植地についてイスラエルと取引していない

米国国務長官は、西岸共同体の拡張について「いかなる非公式、あるいは口頭の協定」記録も存在しないと主張し、ブッシュ政権がイスラエルに同意したことはないと語った
2009年06月06日、Ynet news.com
 米国国務長官、ヒラリー・クリントンは、ブッシュ政権が、西岸のユダヤ人入植地に関して、イスラエルと拘束力ある協定に達していたとするイスラエルの主張を拒絶したことについて、
「私たちは交渉記録、ブッシュ政権からオバマ政権に引き継がれた公式記録を持っている」と、金曜日、トルコのカウンターパート(同等の地位を保持する、つまり外務大臣)、アフメト・ダヴトールとの共同記者会見で語った。
 入植地に関する「どのような非公式、あるいは口頭の協定の記録もない」と彼女は語る。
 1月に政権を担って以来、バラク・オバマ大統領は、イスラエルに、パレスチナ領域でのすべての入植活動を停止するよう、繰り返し呼びかけてきたが、要請は、イスラエル首相ベンヤミン・ネタニアフ政権により拒絶された。
 イスラエルは、ジョージ W. ブッシュ大統領の前政権から、既存の入植地での何らかの拡大を可能とする言質を受けたと言っている。
 彼らは、米国のポジションは、ブッシュから次に(ブッシュからシャロンに、次にシャロンからブッシュに、の意、つまり往復書簡だった)、イスラエル首相アリエル・シャロンへの2004年の手紙に示されていると語る。
 米国のそのような姿勢は非公式であり「合衆国政府の公式な立場の一部になったことはない」と語って、クリントンはその主張を拒絶した。
 全文:Ynet news.com

 関連記事:「アリエル・シャロンとジョージ W. ブッシュの往復書簡完全版」HAARETZ.com
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