Prof. James Petras
翻訳省略、Global Research 原文で
西側世界のイラン選挙報道と違って、アフマドネジャドの勝利は選挙の3週間前の世論調査で予測されていた。ムサヴィ支持者はテヘランの中産階級、企業家で、イラン全体からみるならマイノリティ。選挙後、アフマドネジャド支持のより大きなデモがあったにもかかわらず、西側メディアは学生や大学院生を取材してこれを「革新を求める若者」のイメージとしてばらまき、デモの暴走に対する鎮圧を「言論の自由に対する弾圧」として飛びついた。西側メディアのインタヴューに答え得る「英語力」もまた、中産階級・学生に独占されている。資本主義的個人主義者と搾取される労働者の対立の構図であるとの分析。西側メディアのシオニズム的立ち位置にも言及。
確かイスラエルは、ムサヴィもアフマドネジャド同様、イスラム原理主義者に変わりないと発言した筈。
「革新を求める若者」のイメージが喧伝されたからか:ムサヴィ支持者デモの写真集に添えられたことばは「警告:歳いった聴衆しか見えない」(写真集に「警告」はない)
ラベル:イラン選挙