2009年07月13日

メルボルン国際映画祭へのPACBIから公開書簡状

メルボルン映画祭とのパートナーシップを、イスラエル側が自国のプロモーションに利用していることに対しPACBI(Palestinian Campaign for the Academic and Cultural Boycott of Israel)は重大な懸念を感じ、下記内容の公開書簡状をメルボルン映画祭に対し7月5日に提出した。

イスラエルからの資金提供を受けることは、イスラエルの実施している占領主義、植民地主義、アパルトヘイトに賛同することと同じである。ガザ攻撃からまだ6ヶ月しか経っていない現在、イスラエルと協力関係を結ぶことは、国際法に違反し、パレスチナの人々の人権を侵害することだ。また、このことはパレスチナの人々の芸術や文化を冒涜し、映画の芸術性に反し、全ての映画製作者、音楽家、アーティスト、作家や詩人の想いを潰すことと同様だ。
(中略)
南アフリカのケースのように、国際的な団結が経済やスポーツや文化的な場面でボイコットを表明することによって、アパルトヘイト体制を変革させたという過去の事例を踏まえ、パレスチナの人々がパレスチナの地で自由と平等の権利を掴むまで、イスラエルとパートナーシップを組まないことを願う。

ei ACTIVISM NEWS
posted by スーザン at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | report | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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