2009年08月06日

イスラエル入植地製、美の製品の醜い現実

2009年08月03日、The Electronic Intifada
Adri Nieuwhof

 イスラエルは、2000年にEUと契約した連携合意の下、ヨーロッパとの工業製品の自由貿易に恵まれている。イスラエル化粧品会社、アハヴァの最高経営責任者、ヤーコヴ・エリスは、2008年11月5日、BBCラジオ番組、Todayで、彼の会社がEUとの自由貿易から利益を得たと語った。アハヴァは、ロンドンとベルリンに店舗を所有し、2008年、ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、中東にわたって店舗を有する、主要なフランス香水製造チェーン、セフォラと契約を交わした。

 アハヴァは化粧品を、死海のミネラルを使い、占領下西岸で製造する。会社のスキンケア製品は、「イスラエル、死海」産としてEUに輸入される。西岸でつくられたイスラエル製品は、EUへの免税輸入からの利益は想定されない。

 アハヴァは、占領下西岸のMitzpe ShalemとKaliya入植地に堅く根を下ろす。2つの入植地のキブツは、それぞれアハヴァの株式の34パーセントと6パーセントを所有している。Mitzpe ShalemとKaliyaのどちらも、死海沿岸に近く観光に利用している。

 アハヴァCEO、ヤーコヴ・エリスは、アハヴァ本社がテルアヴィヴ近くだから「イスラエル産」で問題ないと考えているらしいが、EUの自由貿易規定は「生産地」を問題にしている。「免税」分を支払うことになるかもしれない、といったことが、The Electronic Intifadaの全文を読むと判る。

全文:The Electronic Intifada

アーカイヴ:Code Pink:Ahavaボイコットを呼びかけ抗議(08月01日)
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