2009年09月24日、AP通信
スペイン住宅相は、イスラエル学術グループの太陽エネルギー設計競技への参加を認めない、というのも、彼らの大学が西岸にあるので、と語る。
動きは、イスラエルの西岸入植地に対する、ヨーロッパの低レベル経済制裁の一環の最新のものである。
官庁職員は、スペインが入植地に反対するEU政策に沿って行動したと語る。
省は、Solar Decathlonへのアリエル大学サマリア・センター・チームの参加資格を取り上げた。 サマリアとユダヤは、現在、ヨルダン川西岸地区として知られる土地の聖書からの2つの名である。
競技は、米国エネルギー省により後援されるが、2010年と2012年にスペインはそのホスト国となる。
スペイン職員は省の規則に則り匿名で話した。
決定に続き、イスラエル全国学生連盟は、スペイン学生連盟とヨーロッパ学生連盟に抗議文を送った。
イスラエル学生(連盟)は、「不適切・不完全・政治的動機が申込書を取り除く決定につながったことは不幸である。我々は、学問の自由へのあからさまな障害を非難し、この厄介な現象に対する我々の行動を支援するよう要請する」。
原文:Ynet news.com
アーカイヴ:スペイン:「占領地」のアリエル大学をボイコット(09月25日)
イスラエル全国学生連盟が自らの「学問の自由」を要求するなら、その前にパレスチナの「学問の自由」を保証する運動をすべき。パレスチナ人から盗んだ土地に建設された大学が、コンペの申請書を却下されたからと言って、「学問の自由」への障害とまでは言えない。ガザの教育機関をことごとく破壊したイスラエルは、再建の資材も入れず、教科書もノートも鉛筆もないまま新学年を迎えた子どもたちから「学問の自由」を奪っている。