2009年11月07日
古代の港、ジャファ(ヤーファ)の高まる人気は、長い間そこを故郷と呼んできたパレスチナ人家族に新たな激変を脅かす。
そこは既に、イスラエルのテルアヴィヴ市により飲み込まれ、不動産を買う場所となった。
それは、多くのパレスチナ人が、留まるために闘うことを意味する。
Nicole Johnstonがジャファから報告する。
AlJazeeraEnglish
今年10月開催された山形国際ドキュメンタリー映画際で、シリア人監督アンマールの、パレスチナ人画家を通してパレスチナを描いた『サーミア』が上映された。1948年に難民となったサーミアは10歳までジャファに住んでいた。『サーミア』には、ジャファの彼女の家が出てくる。家の壁にはヘブライ語で何か書かれている。ベランダが映し出され、彼女の独白「祖母のように、この家のベランダの椅子で年を取りたかった」が重なる。彼女は現在ニューヨークに住んでいる。