2009年12月04日
(エルサレム) - イスラエル軍事控訴裁判所は、西岸の人権活動家、ムハマド・オスマンの行政拘留を終わらせ、彼の解放を命じるべきと、ヒューマン・ライツ・ウオッチは、本日、語った。
イスラエル当局は、起訴なしで2ヵ月以上も、政治的に動機づけられた根拠であるように、オスマンを拘留してきた。オスマンと彼の弁護士が視ることを許されなかった秘密の証拠に基づいて、軍事裁判所は、いかなる犯罪でも彼を告発せずに、3カ月の行政拘留にオスマンを委ねた軍事命令を認めた。オスマンは、犯罪歴を持たず、ヒューマン・ライツ・ウオッチの知るかぎり、暴力を提唱したことも加わったこともない。更新されるかもしれない彼の拘留期間は、12月22日に終わる。
「唯一の筋の通った結論は、オスマンが、彼の平和提唱故に罰せられているということだ」と、ヒューマン・ライツ・ウオッチの中東代表、サラ・レア・ウィットソンは語った。「当局が、何カ月も彼を尋問し、もっと拘留するよう命令したが、彼らは、なぜ彼を拘留しているか言わず、いかなる犯罪でも彼を起訴していない」。
(後略:長いので)
全文:HUMAN RIGHTS WATCH
アーカイヴ:ムハマドは行政拘留に置かれた(11月28日)