ゴールドストーン報告はガザで起こったことの正確な反映
著名なユダヤ系アメリカ人教授は、ガザ・ロケットがイスラエルによる封鎖への「抵抗の象徴」と語る。
ロンドン - 著名なユダヤ系アメリカ人教授、ノーマン・フィンケルシュタインは、回廊への継続する封鎖と、年が変わる時の戦争を通し、ガザでの「戦争犯罪」遂行で、イスラエルを非難した。
彼の非難は、水曜日、ロンドンで開催された『UNRWAとパレスチナ難民の未来』と題された国際会議に現れた。
(中略)
ロケット攻撃の再開によりなされた、うるさいハマースへの返答に、6人のハマースのレジスタンス闘士が殺された。フィンケルシュタインは、これが「象徴的抵抗」以上の暴力でさえなかったと強調した。
彼は、ロケット攻撃を「ささやかな自家製ロケットは、世界への抗議の叫び」と触れたパレスチナ人から引用した。
フィンケルシュタインは、わたしたちが、これらロケット攻撃でハマースを非難し続けるなら、わたしたちは、小さな土地を枯渇させる、執拗なイスラエルの攻撃、征服、継続的封鎖により、彼らに課された圧力に、他にどのように抵抗すべきか彼らに提案しなければならない。
わたしたちが代替手段を提供できないなら、批判もできないと、彼は論じた。
(後略)
全文:Middle East Online
アーカイヴ:ノーマン・フィンケルシュタインへのインタヴュー(11月23日)
パレスチナ問題に関わるNGOさえ、誰に対する配慮なのか、あるいはバランスのつもりか、イスラエルを批判する時には必ずハマースをも批判することにしているらしい。そもそも、占領者と被占領者、バランスなど取れていない問題なのだから、ナンセンス。いいなあ、フィンケルシュタインは明快で、だ〜いすき。
実にささやかな、イスラエル、あるいはユダヤ系の知識人・活動家の中には、へ〜、こんなこと言うんだ、なんて失望させられることもあるけれど、フィンケルシュタインにはそれがない。だから、オピニオンではなく現実に起きている事件を翻訳しようと考えているのに、フィンケルシュタインの記事は、つい、掲載したくなってしまう。掲載をあきらめることも多いけれど...