アキバ・エルダー
パレスチナ大統領、マフムード・アッバスによる、昨年の、国連人権理事会へのゴールドストーン報告の投票の延期を求める要請は、シン・ベト公安長官とのとりわけ緊張した会談に続いたと、Haaretzは知った。ラマッラでの10月の会談で、シン・ベトのチーフ、Yuval Diskinは、アッバスに、昨年の軍事作戦への批判的報告の投票の延期を求めないなら、イスラエルは、西岸を「第2のガザ」に変えてやる、と告げた。
ベンヤミン・ネタニアフ首相直属のDiskinは、昨年早くに実施された、西岸内での移動制限緩和を無効にすると脅迫した(どこが「緩和」されたものやら、日々、届くニュースはその逆を伝えている)。彼はまた、イスラエルが、パレスチナ自治政府(領域)でのワタニーヤ携帯電話会社の運営許可を撤回すると語った。それは、自治政府に、会社への何千万ドルもの損害賠償金支払いをもたらすものだった。
(後略)
全文:Haaretz.com
アーカイヴ:ワタニーヤ・パレスチナが西岸ネットワークを開始(2009年11月03日)
ゴールドストーン(報告)を葬る見返りにアッバスに何が約束されたか?(2009年10月08日)
脅迫に屈していては政治家は務まらない。まあ、この国も植民地のようなものだから、大きな顔で他国を批判することは出来ない。しかし、外交を脅迫でねじ曲げるイスラエルのような国にはなって欲しくない。このようなことは永く続かないし、そのような焦りがあるから、イスラエルはますます歪んできているのだから。